本丸人は、人を思う。
織田信長のお城の集大成は「安土城」(滋賀県近江八幡市安土街)であることは言うまでもありません。
天下人のお城であることを内外に示すために、この地を選び築城し完成させたのが1579年です。過去の日本の建築物を凌駕する巨大さと美しさを備え、琵琶湖畔に聳え立ちました。
屏風絵風陶板壁画(安土城拡大、安土城郭博物館内掲載)
現在の安土山に建造され、六角氏の観音寺城を見本に総石垣造りで、天守も初めて石垣の上に建つお城となりました。地下1階地上6階建ての天守(天主と当時は言われた)の他に、内裏の清涼殿を模したと言われる豪華絢爛な御殿などを備え、信長は山頂の天守で生活を行い、その家族も本丸に集め、また家臣は山腹や城下の屋敷に住まわせました。城郭の規模や姿は、宣教師のルイス・フロイスが残した記録等にもあるように天下布武(天下統一事業)を象徴しました。
安土山(標高199m)
内堀跡
天主模型(入母屋造りに五階・六階が望楼、安土城郭博物館内展示)
安土城で培われた築城技術が、江戸時代初期までに相次いで築城された近世城郭の模範となりました。特に石垣技術を得意とする「穴太衆(あのうしゅう)」は、全国へお城の石垣普請に携わり、石垣のお城の普及に努めました。
琵琶湖にも隣接することから水運が利用でき、また街道沿いでもあって商人などを多く集めることをも可能にしたことで、当時としては画期的な「楽市楽座」という自由経済政策を実行し、日本有数の都市に変貌させようとしていました。
また、城下町には教会や神学校が建ち並び、教会の鐘の音が響いていたといいます。
セミナリヨ(神学校)跡碑
セミナリヨ跡脇の入江跡
現在は、発掘調査と復元作業がほぼ完了していて、山麓南側の大手口から本丸を目指すのは、100m以上にわたって延びる直線の「大手道」を登ることになります。「大手道」の先には現在は木々となっていますが、当時は正面に「天守(天主)」が見える構造となっていて、登城者に威圧感を与える効果を考慮したものであったと思われます。
大手東門石塁
大手口脇の石塁
大手門道の石段(真っ直ぐに天主が見えるように意図された、幅9m)
大手道の石段(徳川家康邸から武井夕庵邸方向)
下りの大手道
そして、「大手道」の両脇は側溝となり、また階段には多数の石仏が埋め込まれていて、仏を恐れないかつ無神論者である信長は、登城者に踏みつけさせました。
大手道石段(脇に排水溝)
大手道に使用された石仏(徳川邸から武井邸の間)
更に両側の郭には、「伝羽柴秀吉邸」「伝前田利家邸」「徳川家康邸」など家臣の邸宅が並べられていました。
羽柴秀吉邸の主殿跡地
前田利家邸宅敷地
羽柴秀吉邸宅横の石垣(この上が主殿敷地)
階段が付き当ると左手に引続き階段が延びていて、「伝武井夕庵邸」「伝織田信澄邸」等が並びます。ここで、二手に分かれ、左手に行くと「摠見寺跡」、右手に向かうと「二の丸跡」「本丸跡」方向です。
大手道のほぼ最上段から下界を眺める
武井夕庵邸内の井戸
織田信澄邸、森蘭丸邸跡
次のブログでは、「本丸跡」へ進みます。
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皆さまこんにちは!ブログ担当の「だーいけ」です(^_^)いつもご覧頂きありがとうございます。
今日は8月31日!明日から9月ですね
今回は鳥羽に新しい仲間の登場ということで、先日伊勢湾周辺で新種のナマズが発見されましたが、次は鳥羽で新種の発見です。それはイソギンチャクで鳥羽水族館で展示が始まっています。このイソギンチャクは、カイメンと共生し、その姿が海老の天ぷらに似ていることから、【テンプライソギンチャク】と名付けられましたアルティア鳥羽からご覧頂ける菅島、その磯場で発見され飼育・展示はなんと世界初だそうです。珍しい生き物でジュゴンと並んで、人気者になりそうです!
そしてもう1つ新たな仲間がいます!
テンプライソギンチャクを展示している鳥羽水族館の道路の反対側にある、鳥羽城山公園にできたオブジェです。
こちらです29日に竣工式が行われたばかりで出来立てホヤホヤ
鳥羽城は、織田信長の家臣で九鬼水軍こと九鬼嘉隆の本拠地でした。しかし1854年に地震の影響で倒壊してしまい、今は跡地として公園になっています。彼は海賊大名とも呼ばれていて、海と強い関係があります。鳥羽も海とは切り離せない関係ですそのためこの鳥羽城跡地にハートのオブジェなのかなと私は考えます(・ω・)
また本丸城跡からの眺めもキレイですよ!
新しい仲間が増えた鳥羽に皆さまお越し下さいませ!アルティア鳥羽に鳥羽水族館の割引チケットもありますので是非!!
本丸 世界に愛される 先進技術の日産
総工費約150億円。
此処からは、地方の将軍が上洛する際に宿泊する場所として利用され、いわゆる一般人はこの先入場不可だったそうな(^^;
更に此処からは、徳川家光が上洛する際に豪華な上洛殿が増築されたそうな。
わざわざこんなの作っちゃうなんて
この紋所が目に入らぬか!(≧∇≦)
贅の限りを尽くしてますな。
天守閣は現在木造復元工事が始まり、竣工は2022年12月の予定です。
こんな足場が掛かった名古屋城を見るのは コレが最初で最後でしょうね。(*^^*)
秋雨前線のおかげで良いもの見させていただきました。(*^^*)
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