時計仕掛けのカリウス
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Premier League 17-18 第25節 | ||||
Huddersfield |
0 |
0-2 |
3 |
Liverpool |
0-1 | ||||
26 45+1 78 |
ジャン フィルミーノ サラー(pen) |
Huddersfield Town
01 レッスル
33 ハデルジョナイ
25 ザンカ
26 シンドラー
05 コンゴロ
15 レーベ(79分→ファン・ラパラ)
06 ホッグ
08 ビリング
10 モーイ(79分→トム・インス)
24 ムニエ(63分→クヴァナー)
20 ドゥポワトル
Liverpool
01 カリウス
12 ゴメス
32 マティプ
06 ロヴレン
26 ロバートソン
14 ヘンダーソン(83分→ワイナルドゥム)
23 ジャン
07 ミルナー
11 サラー(83分→オックスレイド=チェンバレン)
19 マネ
09 フィルミーノ(89分→ソランケ)
前節から変更は6人。
ミニョレ、ファンダイク、アレキサンダー=アーノルド、モレーノ、ワイナルドゥム、オックスレイド=チェンバレンに代わって、カリウス、ロヴレン、ゴメス、ロバートソン、ミルナー、ヘンダーソンが先発に名を連ねました。
ベンチには、ミニョレ、ファンダイク、アレキサンダー=アーノルド、ワイナルドゥム、オックスレイド=チェンバレン、ソランケ、イングスが入りました。
終わってみれば危なげない勝利といった感じでしたね。
ハダーズフィールドが、ホームでありながら守備に比重を置いて、自陣に引いてきたこともあって、90分ほとんどの時間でレッズはポゼッションで優位に立ち、少し誇張して言うとひたすら攻め続けるといった展開になりました。
ただ、圧倒的にポゼッションしていたレッズでしたが、効果的な縦パスはあまり通らず、前線でのボールのおさまりもそれほど良くなかったこともあって、フィニッシュまでには中々持ち込めてはいませんでした。
スタッツをちょっと紐解くと90分でシュート数は14本。レッズとしてはさほど多い数字ではありません。
とは言え、ハダーズフィールドがよく守っていたかと言うと、それほど良い守備をされていた印象はありませんでしたし、彼らには守ってからどう反撃するかという明確な意図や強力な武器も見えず、ひたすら我慢してただ守るだけ、というようにしか見えませんでした。
これでは正直怖さはありませんね。
もっとも、ハダーズフィールド唯一のオンターゲットのシュートは、レッズの先制前に放たれており、カリウスが好セーブを見せすに失点していたら、また違った展開になっていたかもしれません。
そんなこんなでレッズの攻撃が実を結んだのは26分。
ロバートソンが上げたクロスは相手ディフェンダーに弾かれたものの、これを拾ったジャンが強烈なミドルシュートを決めて先制!
ジャンのミドルは抑えの効いた素晴らしいものでしたが、相手ディフェンスにディフレクトするという幸運にも恵まれましたね。
さらに前半のアディショナル・タイムには、レッズから見て左サイドをパスワークから突破したフィルミーノが角度のないところから見事なシュートを決めて2点目をゲット!
ハーフタイムを挟んでハダーズフィールドも何か策を練ってくるかと思ったのですが、後半の戦い方も前半とほぼ変わり映えせず。
当然、レッズが優勢に進める試合展開もほぼ変わり映えせず続きます。
なかなか追加点を奪えずにいましたが、78分にはジャンが相手ボックス内で倒されてペナルティをゲット。
キッカーをミルナーから譲ってもらったサラーがしっかり決めて3点目。これで勝負ありでした。
その後もほとんど危ないシーンもなく、クリーンシートを達成して試合終了。
公式戦の連敗をストップすることに成功しました。
冒頭に記した通り、危なげない勝利ではありましたが、会心のパフォーマンスができていたか?というとそうでもなかったと言えるでしょう。
もちろん、決して悪い訳ではありませんでしたが、相対的にハダーズフィールドが不甲斐なかったおかげという気もします。
そんな中でもジャンはかなり際立ったパフォーマンスを見せてくれたと思います。
先制ゴールはもちろんのことですが、マン・オブ・ザ・マッチに相応しい輝くプレイを随所に見せてくれました。
こういうパフォーマンスを見るにつけ、残ってほしいなあ~と思わずにはいられませんね。
コンペティションは違えど、プレミアのリーグテーブルの底辺に位置する2チームに連敗というのは、あまり気分の良いものではありませんし、一歩間違えればチームの雰囲気も悪くなったかもしれません。そういう意味では、しっかりこの試合で勝ち点3を持ち帰ることができたのは
要だと思います。
3ゴール、クリーンシートで勝ち点3と、選手&コーチ陣も気分よくリヴァプールへ帰ってくれたでしょうから、これを次に繋げてもらいたいです。
そんな次節はホームでのトッテナム戦。
前回の対戦では完膚なきまでに叩きのめされましたから、できればその意趣返しと行きたいところですが、日程がタイトですからまずはしっかりリカバリしてもらいたいですね。
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