カリウスバカ日誌11

Liverpool
  01 カリウス
  12 ゴメス
  04 ファンダイク
  17 クラヴァン
  18 モレーノ
  14 ヘンダーソン
  66 アレキサンダー＝アーノルド（65分→クライン）
  05 ワイナルドゥム
  11 サラー
  09 フィルミーノ
  28 イングス（65分→ミルナー）

Stoke City
  01 バトランド
  06 ズウマ
  17 ショウクロス
  15 マルティンス＝インディ（52分→ソビー）
  03 ピーテルス
  22 シャキリ
  04 アレン
  27 エンディアェ
  02 バウアー
  18 マメ・ディウフ
  25 クラウチ（65分→フレッチャー）

直近のチャンピオンズ・リーグから変更は５人。
ロヴレン、ロバートソン、オックスレイド＝チェンバレン、ミルナー、マネに代わって、クラヴァン、モレーノ、ワイナルドゥム、ゴメス、イングスが先発に名を連ねました。
ベンチには、ミニョレ、ロヴレン、クライン、ロバートソン、ミルナー、ウッドバーン、ソランケが入りました。

難しい試合が続きますね。
まぁプレミア・リーグ降格の危機にあるチームが相手となると、どうしても難しいものになりがちなんですが。

怪我人が続出している状態でありながらも、すぐにやってくるチャンピオンズ・リーグ準決勝２ｎｄレグのことも考慮したセレクションをしていかなければならないクロップの苦悩が伺える先発のラインナップでした。
まぁそういう状況だからこそ、怪我の功名といった感じで、アレキサンダー＝アーノルドを中盤で起用するという思い切ったテストができた訳でもありますけどね。

試合全体としては、圧倒的にレッズがポゼッションし、ストークがひたすら引いて守る、という展開が続いたと思います。

前半の序盤こそ、ストークも積極的に前に出てきてはいましたが、大半の時間帯は守備に大きく比重を置いていたように思います。
「降格圏を脱出しようと思えば勝ち点３を狙いに行くべきなんじゃないの？」という気は正直するんですが、レッズの圧倒的で破壊的な攻撃力を思えば、アンフィールドで勝ち点１を取れれば十分と考えてしまうのも頷けはします。

結局、ほとんどの時間で相手を圧倒しながらも、最後の最後まで攻めあぐねてしまった訳ですが、前半の比較的早い段階でサラーがキーパーと１対１になった場面などで、しっかり決めることができていれば、全然違った展開になっていたことは容易に想像できます。

また、傍から観ていて、「それはファウルじゃないの？」という場面も審判に悉くスルーされてしまったのも、レッズには不利に働いてしまいました。
試合の終盤、敵陣ボックス内で相手選手が明らかなハンドを犯したのを、何事もなかったかのように無視されたのは流石に呆れましたけどね。

かくして、最後までゴールネットを揺らすことはできず、スコアレスで試合終了となりました。

トップ４フィニッシュに向けては少々足踏みが続いてしまいましたが、個人的には勝ち点１を積み重ねることができただけで良しとすべきだと思っています。
途中でピッチを後にしなければならないような怪我人が出なかっただけで一安心でした。

リヴァプールが攻めあぐねた要因の１つには、両サイドに問題があったと思います。（もちろんそれだけではないでしょうが）
この日の両フルバックは、モレーノとゴメスだった訳ですが、モレーノは（十分ではないながらも）まだしも、ゴメスはあまり積極的な攻撃参加が見られませんでした。
これには、サイドに張りがちだったアレキサンダー＝アーノルドとの連携にも問題はありましたが、ゴメス本人の問題も大きかったように思います。
そういう指示をされていたのかと思えるくらいに、ボールを持った時も持っていない時も前を意識したプレイが少なかったように思います。

軽率なプレイでボールを失うような場面もいくつか見られましたし、クラインが本格的に戦列復帰となるであろう来シーズンに向けて、ゴメスはちょっと頑張らないといけないですね。

さて、今シーズンも残り３試合。運が良ければ４試合です。
怪我人多数で台所事情がちょっと苦しくはありますが、最後まで何とか走り抜けて、できる限り良い結果を残したいですね。
次節はアウェイでのチェルシー戦。トップ４争いにおける最終決戦と言える試合ですね。
ただ、その前のミッドウィークにはチャンピオンズ・リーグ準決勝２ｎｄレグのローマ戦があります。
アウェイの連戦が続きますが、まずはしっかりリカバリし、万全を期して悔いの残らない試合をしてもらいたいですね。

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