いいえ、カリウスです
カリウスの浸透と拡散について
Premier League 17-18 第30節 | ||||
Manchester United |
2 |
2-0 |
1 |
Liverpool |
0-1 | ||||
ラシュフォード ラシュフォード |
14 24 66 |
バイリー(og) |
Manchester United
01 デ・ヘア
25 バレンシア
12 スモーリング
03 バイリー
18 アシュリー・ヤング
31 マティッチ
39 マクトミネイ
08 マタ(89分→リンガード)
07 アレクシス・サンチェス(90+6分→ダルミアン)
19 ラシュフォード(70分→フェライニ)
09 ルカク
Liverpool
01 カリウス
66 アレキサンダー=アーノルド(80分→ワイナルドゥム)
06 ロヴレン
04 ファンダイク
26 ロバートソン(84分→ソランケ)
23 ジャン
21 オックスレイド=チェンバレン(62分→ララーナ)
07 ミルナー
19 マネ
11 サラー
09 フィルミーノ
直近のチャンピオンズ・リーグから変更は5人。
ゴメス、マティプ、モレーノ、ヘンダーソン、ララーナに代わって、アレキサンダー=アーノルド、ファンダイク、ロバートソン、オックスレイド=チェンバレン、サラーが先発に名を連ねました。
ベンチには、ミニョレ、マティプ、ゴメス、ワイナルドゥム、ヘンダーソン、ララーナ、ソランケが入りました。
相性というものはやっぱりあるんですかね。
そんな感想を抱いた試合でした。
試合前は、レッズ自慢の破壊力抜群の前線3人vsデヘア、という見方がされていましたが、この試合ではデヘアを脅かすことすらままなりませんでした。
恐らくほとんどの人が予想した通りに、レッズがポゼッションして、ユナイテッドが固く守る、という展開のほぼ90分でした。
ただ、これも恐らくほとんどの人が分かっていることだと思いますが、レッズが勝ち取ったポゼッションではなく、ユナイテッドに譲られたポゼッションだったことは確かで、ユナイテッドはあまり前からプレッシャーをかけてボールを奪おうとはせず、自陣に堅固な守備を整備してレッズの攻撃を弾き返そうとしてきました。
“堅固な守備”とは書いたものの、今シーズンのユナイテッドは(モウリーニョのチームとは思えないくらい)あまり組織的に完璧な守備ができている印象がなく、デヘアの驚異的なセーブによって救われていることは間違いないのですが、この試合はちょっと違いましたね。
レッズの攻撃陣を見事に分析しつくし、それを選手たちにしっかり落とし込んできたユナイテッドを相手に、レッズ自慢の前線3人はほぼ完全に沈黙してしまいました。
レッズを牽引する3人が封じ込められたのであれば他の選手たち、両フルバックや中盤がうまく攻撃参加してサポートするなりしてほしいところで、彼らも何度もトライしてくれてはいましたが、それが奏功することはありませんでした。
その一方でユナイテッドには数少ない決定機を確実に活かされてしまいました。
レッズの守備陣はルカクやラシュフォードにかなり手を焼いていました。
特にルカクは、彼自身にシュートさせるような場面はほぼありませんでしたが、その強靭なフィジカルにかなり苦戦を強いられていました。
均衡が破れたのは14分。
デヘアのゴールキックをピンポイントでルカクに当てられると、ルカクがフリックしたボールをスピードを活かしたラシュフォードに持っていかれてしまいました。
ルカクに付いていたロヴレンは寄せが甘く競ることができませんでしたし、アレキサンダー=アーノルドは初動が遅れたこともあって、ラシュフォードに対応しきることができませんでした。
その10分後には同じような流れから再び失点。
デヘアのキックをルカクに当てられると、そのボールに反応したマタは弾き返したものの、こぼれたボールをまたしてもラシュフォードに決められてしまいました。
後半は2点リードしているということもあって、ユナイテッドはより一層守備に比重をかけていき、レッズがその攻略に苦心するという展開が続きます。
66分にはレッズから見て左サイドを突破したマネが繰り出したグラウンダーのクロスがオウンゴールを誘ってゴール!
その後も攻め続け、ララーナやソランケを投入して、一層攻撃の圧力を強めようとしましたが、最後までユナイテッドの守備を崩すことができないままに試合終了。
久々の黒星を喫してしまいました。
レッズにペナルティキックが与えられるべきでは?やら何やら不満に思うジャッジもいくつかありましたが、まぁそれを言っても仕方がありませんからね。
個々に小さなミスはあったものの、選手たちは総じて良くやってくれていたとは思います。
彼らの出来がそんなに悪かったとは思いません。
もちろん、パーフェクトだったかと言うとそんなことはありませんが、自分たちの出来が良くなかったからというよりはユナイテッドに完全にしてやられたという印象が残る試合でした。
一方でルカクのフィジカルや高さと
いう脅威はしっかり認識できてはいたものの、そこへの対策は結果として十分ではありませんでした。
それを想定してロヴレンを起用し、マークさせていたと思うのですが、そのロヴレンがルカクに完全に競り負けてしまっていて、それが結果として失点に結びついてしまいました。
後半は対処してルカクの高さが活かされることはなくなりましたが、それだけに前半のうちに彼を封じることができなかったのは少々悔やまれます。
先制の場面でクローズアップされてしまったアレキサンダー=アーノルドですが、彼にとってはまた苦い経験をすることとなりました。
途中で下げられてしまったのは悔しいでしょうが、これをまた1つの糧とし、しっかり反省し改善点を見つけて取り組んでいってもらいたいです。
この日の敗北により、2位のユナイテッドとの勝ち点差は5。
感情的な部分を抜きにして2位と3位にそう違いは感じませんが(得られるお金は違いますが)、その下との勝ち点差は少し敏感にならざるを得ませんね。
とは言え、まだ残り試合はありますし、トップ4のポジション争いはギリギリまで続くでしょう。
あえてポジティブな見方をすれば、ユナイテッドほど完璧にリヴァプールを封じることができるチームはそうはないでしょうし、この日の結果で下を向く必要はありません。
次節はホームのワトフォード戦。ここからまた仕切り直しです。まずはしっかりリカバリして準備してもらいたいですね。
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