動物愛護活動を続けていく中で、他団体の活動のスタンスについて、正直あまり意見を言いたくはありません。

自分たちの活動が100％完璧というわけでもなく、試行錯誤して活動を見直し続けているからです。

それでも、今の日本において最低限必要な殺処分ゼロに向けての活動方針は「不妊手術の徹底」しかありません。

多くの愛護団体／ボランティアは、「譲渡前の不妊手術」を徹底しています。

保護と同時に不妊手術に向けてのスケージュリングをします。

野良猫は不妊手術して現場に戻すなどして、地域猫として終生を全うするための取り組みが行われています。

定期的な野犬の捕獲と、こういった不妊手術の徹底／保護・譲渡の努力積み重ねで、殺処分数は年々減少していることも事実です。

 

先日、こんな記事がありました。

 

施設で保護されている犬たちは不妊手術がされておらず、現在その数2300頭を超えています。

また700頭ほどの犬は、センター収容前の怪我、病気、その後の感染症等で亡くなっていると思われます。

引き取った数3,942頭－保護数2,342頭－譲渡／返還数905頭＝695頭

 

最近のシェルターの様子がネットに出ていました。

これらの画像は公開されていないスペースのシェルター内部と思われます。

 

見学者を受け入れている公開スペースには、保護数の1割ほどの200頭ほどのみで、残りの犬たちはバックヤード。

すなわち、一般の人の目には触れない場所で保護されています。

狂犬病予防法の問題だけではなく、管理がしっかりなされているのか？という問題があります。

バックヤードで陽の目をみない、ただ生かされているだけの犬が何頭いるでしょうか・・・。

生きていれば良いということではなく、始終、多くのストレスにさらされ生かされています。

これで「殺処分ゼロ」では、まやかしです。

 

犬を譲渡し続ける広島県。

うわべだけの「殺処分ゼロ」でいいのでしょうか。

もっと根本的な解決に向けて力を注ぎ、譲渡先団体の保護管理体制の質の管理もするべきではないでしょうか。

茨城センターの多頭収容（犬100～150頭）でさえ、行き届かない現実があるのに、その10倍、20倍の頭数が民間シェルターへ。

中型雑種犬の譲渡数を爆発的に増やすことは、容易くないのです。

 

 

譲渡が再開されました。

 

県動物愛護センターの建設計画。

箱物ばかり立派に作っても、何ら解決には結び付きません。

「不妊手術の徹底」と「飼い主への啓発／教育」

そのお手本ともなる愛護活動を私たちは実行していかねばなりません。

なぜこんなに捨てられる犬猫が多いのか。

なぜ繁殖して増えてしまうのか。

昨今の多頭飼育崩壊問題もそうですが、知識なく犬猫を飼う人も多い。

 

まずは

繁殖制限（不妊手術の徹底／保護犬猫は譲渡前手術の徹底）

安全管理（脱走／逸走防止、迷子札／鑑札等の装着）

・・・・をしたうえで初めて、犬猫との暮らしがスタートラインに立ちます。

 

年間6億円もの寄付金収入がある大きな団体。

2000頭の犬へ不妊手術を施したとしても、どれくらいの経費がかかるでしょうか。

1頭3万円の手術費用がかかっても、6000万円で、2000頭の手術ができます。

 

処分されてもいい命など一つもない。

その思いで活動を続けていますから、決して広島県の犬たちが処分されていいと思っているわけではありません。

でも涙をのんで「適正飼育／適正管理」を維持しながら保護／譲渡を行っている多くの団体�
�とって、収容犬の全頭譲渡の手法が正しいとも思えません。

万が一の災害が起こった際に、この犬たちはどうなるのか。

そこまでを見据えて、命を救う取り組みをして欲しい。

 

私たちがいくか杞憂しても、最終判断は県のセンターです。

このままだと、保護数はすぐに3000頭を越えるでしょう。

不妊手術されていない犬が3000頭。

考えるだけで恐ろしい。

 

 

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　もともとフジテレビの番組は見ないのですが、最近フジテレビが不振で、民放キー局の中では視聴率の落ち込みが激しく、日本テレビ、テレビ朝日、ＴＢＳに離されていて、万年ビリのテレビ東京に迫られている、起死回生をはかった今年の４月には、全番組の3分の1を入れ替えるという最大の改編を行なったが、新番組の中で視聴率が2桁になったものはなかった、というニュースを目にしました。

　2011年8月21日に「フジテレビ抗議デモ」なるものが極右によって行われました。韓国ドラマや韓国の芸能人を多く使っていたフジテレビを、愛国心のない反日テレビ局で在日韓国人の支配下にあるとしてのデモでした。

　フジテレビ創設の事情や産経新聞との関係を知っている人たちは驚きました。共産党から転向した水野成夫氏は経団連の労務担当として、労働運動潰しに辣腕をふるい、そこを見込まれて財界が設立したフジテレビの経営を任されて初代社長となるという経緯から、フジテレビは他の民放とは違い政府財界寄りの報道をやるテレビ局として知られていました。

　そのフジテレビに対してネトウヨたちは、韓国ドラマや韓国芸能人の出演が多いので、愛国心のない反日放送局だとしてデモを仕掛け攻撃しました。フジテレビの韓国ドラマにコマーシャルを多く出していた花王も、在日韓国人支配下の反日企業としてネトウヨの攻撃の対象になります。

　フジテレビは、政府財界寄りのテレビ局として、産経新聞と一緒になって、北朝鮮や中国やソビエトに対しては悪意に満ちた報道を繰り返していましたが、反共国家の韓国に対してはこちら側として扱っていました。

　2000年以降、不景気の中で広告収入が落ち込んでいた日本のテレビ局は、安価であるとして韓国ドラマを購入して放送するようになり、そのなかでもフジテレビは韓国ドラマの放送本数が多かったのですが、そうしたら反日放送局としてネトウヨの攻撃対象になりました。

　反共国家の韓国はフジテレビ的にはこちら側の存在であったのに、ネトウヨの価値観では、韓国ドラマの放送が多ければ愛国心のない反日テレビ局で、在日韓国人の支配下にあるとされてしまうのです。

　フジテレビはネトウヨの要求に迎合して韓国ドラマの放送を打ち切ってしまいます、もともと韓国ドラマが多かったのは番組制作能力が落ちていたからであり、昼の間の時間にそこそこの数字を取って、視聴率を下支えしていた韓国ドラマがなくなれば、当然ながら視聴率は低迷してスポンサー離れが起きます。低迷の末に大規模改編をやってみても、内容は他局の二番煎じばかりでヒット作は出てきません。人気のあるシリーズものもすでに枯渇しています。

　ネトウヨ御用達の産経新聞の部数の低迷は酷く、今ではフジテレビからの資金援助で辛うじて存続していると言われています。

　ネトウヨの要求を呑んだフジテレビの視聴率が落ちて、経営状態が悪化すれば、フジテレビは産経新聞への支援どころではなくなる、フジテレビからの支援を打ち切られた産経新聞は倒産する。

　ネトウヨは右翼放送局のフジテレビへ見当違いなデモを仕掛けて、御用達の極右の産経新聞を潰してしまう、そのような方向に向けて事態は進んでいるように思われます。

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【追記】

 

■　【松岡修造の目】大坂さんは人生最高のテニスをした　時代の転換点に
9/9(日) 15:32配信

スポニチアネックス

 

”大坂さんは心が優しく繊細な子。そういう子がこの厳しい戦いを勝ち抜いて、最後に優しさまで表現できた。大坂さんと出会えて、この場所で勝利に立ち会えた。僕にとってこんな幸せなことはない。”

■　フモフモ編集長
新女王・大坂なおみ誕生！世界のセリーナ・ウィリアムズのゲームと心とラケットをブレイクし、歓喜のグランドスラム優勝。

 

㊗️ 選手
全米オープンテニス初優勝🎊

日本人史上初のグラントスラム制覇
本当におめでとうございます🎉

今夜23時15分〜生放送の に
大坂なおみ選手生出演が決定しました‼️

みなさん、ぜひご覧下さい📺

— S-PARK 今夜23:15〜生放送 🏟 (@SPARK_fujitv)

 

■　北海道・根室の祖父も大喜び　大坂なおみ選手、全米オープン初優勝
9/9(日) 9:50配信

 

北海道新聞

 

”大会中には胆振東部地震が発生。「孫は北海道にゆかりのある選手だから、元気をもらったと思ってくれる人がいればうれしい」。大舞台の頂点に立った大坂選手に「けがなく、自分のテニスを続けてほしい」と話した。”

 

 

 

平昌で結弦くんの金メダルが確定した後、大坂なおみさんがこんなことをオフィシャルサイトで呟いてくださっていたんですよね。

 

 

I’m seriously going to cry 😭 I literally never stanned anyone I like stan Yuyu.「マジで泣いちゃう（泣き顔）」。私、ユウユウの熱狂的ファンみたいだけど、文字どおり熱狂的に感動させられたよ」

 

大坂なおみさん、結弦くんのことを『ユウユウ』って呼んでくださっていたんですよネ

 

大坂なおみ、憧れのセリーナ破り初タイトル

— 毎日新聞 (@mainichi)

 

 

「４大大会のシングルスで男女を通じて日本選手初優勝の快挙を成し遂げた。」

 

おめでとうございます！！！

　

 

WOWOW動画

■　【マッチハイライト】大坂なおみ vs S.ウイリアムズ／全米オープンテニス2018 決勝

 

この表彰式を見ると、なんだかいろいろな思いが巡りますね・・・涙（↓）。

 

■　女子シングルス表彰式／全米オープンテニス2018

 

Ｑ：　「準決勝で勝った後、夢があると語りましたね？それがここで、グランドスラムの決勝でプレーしたいという夢だった。そして相手がセレナだといいと語っていました。それが現実になった今、どんな気分ですか？」

 

大坂なおみさん：

「ちょっと質問じゃないことを語ります・・・。みんな彼女を応援していたのを知っています。こんな終わり方ですみません。ただ、試合を見てくださってありがとうございます。

・・・

セレナと全米の決勝でプレーするという夢がありました。それが叶って嬉しいです。プレーしてくれてありがとう。」

 

いろいろあった試合。完全アウェーの試合。その中での初優勝。しかも勝ったのは憧れていたセレナ・ウィリアムズ。

 

大坂なおみさんにとっても、日本人にとっても、最高に嬉しい歴史的勝利の瞬間のはずなのに・・・。

 

 

表彰台に笑顔はありません。

 

でも、アナウンサーの方もおっしゃっていますが、観客に感謝し、セレナに感謝し、うつむく大坂なおみさんの姿に「心が洗われるようでした」と・・・。

 

前にテレビで拝見したのですが、大坂なおみさんはこれまで試合でイライラしてしまったり、怒ってしまったりするメンタルの問題を、コーチと一緒に一生懸命克服してきたそうです。

 

今回の試合でも何度もそういう場面があったけれど、自分の気持ちをコントロールできたことが、歴史的な快挙につながったということです。

 

観客への感謝、対戦相手への感謝、チームへの感謝・・・。素晴らしいなと思うアスリートのインタビューって必ず感謝の言葉が出てきますよね。

 

結弦くんをリスペクトしてくださっているアスリートの皆さんは、多分、結弦くんと自分の中に、どこか同じアスリートとして響き合うものを見つけるのでしょうね。

 

結弦くんがあれだけの困難を乗り越え、平昌で勝利できたのは、やはり今日の大坂なおみさんの試合の様に、究極的にはメンタルのコントロールがしっかりできたことが一番大きかったのかもしれません。

 

平昌の結弦くんに励まされたのはファンばかりでなく、アスリートの皆さんにも何か参考になることがたくさんあったのではないかなと思います。

 

結弦くんが将来的に金メダリストになるための極意、というか、技術以外の心の持ちようなど、
指導者として、あるいは講演会などを通して関わっていくことになったら頼もしいですね。

 

■　大坂なおみ、Ｓ・ウィリアムズの抗議は「何も聞こえなかった」　勝負メシは「サーモン・ベーグル」…記者会見一問一答

2018.09.09 産経ニュース

 

【ニューヨーク＝上塚真由】テニスの全米オープン女子シングルス決勝で８日（日本時間９日）、セリーナ・ウィリアムズ（米国）を６－２、６－４で破り、日本勢初の四大大会シングルス制覇を果たした大坂なおみ（日清食品）は試合後の記者会見で、「実感がわかない」と語った。

　Ｓ・ウィリアムズの執拗（しつよう）な抗議については「後ろを向いていたので何も聞こえなかった」などと述べ、「彼女（Ｓ・ウィリアムズ）が私をハグしてくれて、本当に最高だった」と笑顔を見せた。

 

・・・

 

－－あなたにとってＳ・ウィリアムズは長い間のあこがれの存在。今日の試合の彼女の態度で変わったか

　「コートで何が起きたのかよく分からなかった。私は、自分の愛するセリーナの姿をいつも覚えている。そのことは何も変わらない。彼女はネット際や表彰式でも本当によくしてくれた」

 

・・・

 

－－どうして表彰式で謝る必要があったのか

　「あなたの質問は、ちょっと感傷的になるわ（涙がこぼれ出す）。みんな知っているように、彼女は２４回目となる四大大会の優勝が本当に欲しかった。私はコートに入った瞬間、違った人のようになったと感じていた。私はセリーナのファンではない。私はテニス選手と対戦するもう一人の選手だと。でも、ネット際で、彼女にハグをしてもらったときに…（再び涙があふれだし、言葉を詰まらせる）。とにかく、彼女にハグをしてもらったとき、私は、小さい子供に、また戻った気分になったの」

 

・・・

 

－－幼いころは、Ｓ・ウィリアムズのポスターは部屋に飾ったりしていたのか

　「３年生のときには、彼女の（試合の）すべてのリポートを作っていた。色を塗ったりして。そして、『彼女のようになる』って言ってたわ（笑）」

 

・・・

 

－－最初にテニスを教わったのは、お父さん。お父さんから教わったことは

　「彼は、メンタルでもっと強くなるための方法を教えてくれたと思う。お父さんとはたくさん会話をしてきたし、本当に長い道のりだった。お父さんが話していたことがようやく理解できて、とてもうれしい」

 

 

“When I step on the court, I’m not a Serena fan – I’m just a tennis player playing another tennis player. But when I hugged her at the net, I felt like a little kid again.”

❤ lets us into her heart…

— US Open Tennis (@usopen)

 

 

大坂なおみさん、勝つべくして勝ったアスリート。

 

この次、勝利する時は最高の笑顔で！

 

 

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■　前記事はこちらです（↓）。

 

継承されるもの　～「ニジンスキーに捧ぐ」～