さあ早く産経の上にタンポポを載せる仕事に戻るんだ

この記事は、されています。

今季、トレンドカラーの一つに、

「カーキ」が挙げられていますね！

代表理事なかがわやすこです。

今回のブログでは、

知っているようで知らない

「カーキ」と「モスグリーン」について、

お伝えします。

ＪＩＳ（日本工業規格）に定められた「物体色の色名」によると、

正式には　カーキー　です。

カーキは、ペルシャ語、ヒンズー語では、

塵（ちり）、埃（ほこり）のような、という意味の言葉です。

旧大陸（アジア・ヨーロッパ・アフリカ大陸のこと）の

土埃や岩でできたような色だと言われています。

19世紀半ばに、インドに駐留していたイギリス軍の部隊が、

この色の軍服を採用し、

現地の言葉による「カーキ」を　色の名前として用いたということです。

では、次の2色の色のどちらが、カーキ色でしょうか

①

②

正解は、①です！

②は、モスグリーンです。

モスグリーンをカーキと思い違いしている人、

多いですね。

実際に、モスグリーンの洋服を「カーキ色」と称して売っていたりしますから、

無理もない話です。

この色名は、ＪＩＳに定められていません。

日本語では、苔色ですね。


モスグリーンの仲間には、

ライトモスグリーンやブライトモスグリーン、

オールドモスグリーンやダークモスグリーンなど、

苔の若さや、種類によって　違う色を

表す色名もあります。



ＪＩＳに規定された色名を間違えたからといって、

罰金を払う必要など ないのですが、

色名とその由来についてだとか知ってみると、

なかなか　おもしろいものです。



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神戸より、愛をこめて

　  なかがわ　やすこ



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