カリウス豆知識
カリウスの通販店舗
リヴァプールファンにとっては良い意味で想定外の結果を残してくれた昨日のポルト戦。5得点、クリーンシートの大勝でした。
正直なところ、私はUCLが見れません。スポナビはUCLを放送しませんからね。しかし、そのスポナビが5月末でサービスを終了してしまいます。そこで私はスポナビの案内に沿って、DAZNと月額980円で契約しました。DAZNでは18/19シーズンからUCLの放送があるということで、ただの視聴者である私からするとおいしい話です。
話を戻してリヴァプールの試合を振り返ると、この日のリヴァプールのユニフォームはサードキット、つまりはオレンジ色のユニフォームでした。リヴァプールはこのユニフォームを着用した試合では大量得点をしている試合が多く、今シーズン着用したこれまでポルト戦を含めた6試合で24得点4失点という成績を残しています。オレンジはオレンジでも蛍光色のオレンジであるということもあって、カッコいいユニフォームとは言い難い部分もあります。しかし、これだけの結果を出しているユニフォームだと来シーズンも色を残すかもしれません。
ポルト戦の得点者はフロントスリーの3人、マネがハットトリックでフィルミーノとサラーがそれぞれ1点ずつでした。MOMに選出されたマネは、今シーズンこれまでなかなか求められているだけのプレーをすることができていませんでした。それは、マネ本人が感じていることらしく、彼はかなり苦しんでいたのだと思います。そんな中で、大事なUCL決勝トーナメント第1戦、しかもアウェイという条件でハットトリックという結果を残せたので本当に嬉しく思います。
もしかしたら、マネは左のワイドが苦手なのかもしれません。昨シーズンほどの縦への推進力が無くなったかなと思うような場面が少なくない今シーズン。サラーの加入とコウチーニョの退団というチーム状況、左のワイドはマネにやってもらわないと先のステージへと進むことはできません。
私の印象でいうとチェンバレンも左よりも右の方が得意なのかなと思わせるシーンがよくあります。大活躍だったマンC戦と先制点に繋がるパスを出したサウサンプトン戦、どちらも右にポジションを取っていました。
逆に、左のワイドをこなしてくれるプレイヤーは、ウッドバーンです。あとは、ワイドまではいかないまでも、ワイナルドゥムとミルナーも左に位置していることが多いかと思います。将来が楽しみなウッドバーンを今後、起用する機会を増やしていってほしいです。
そして、ポルト戦で触れずにはいられないのがディフェンスライン。ポルト戦ではダイクとロブレンのコンビにGKはカリウスというチョイスでした。最近数試合は好セーブを見せてくれるカリウスとアグレッシブさが出てきたと感じさせてくれるロブレンの守備。ロブレンの守備はスパーズ戦でも素晴らしいものがありました。ファンダイクの加入が彼らの成長の何かきっかけとなるものだったのかはわかりませんが、シーズン前半の彼らとは人が違うようなプレーを見せてくれています。
試合は見れていないので私自身、目で見て確認したわけではないのですが、アーノルドのプレーを賞賛するファンの声も少なくないように思いました。アーノルドはキックに魅力と今後の可能性を感じます。クラインが怪我で今シーズン未だプレーできていないことが、ゴメスとアーノルドに出場の機会を与えることになり、彼らはそのチャンスをものにできていると思います。恐らくですが来シーズンクラインが完全に復帰した時に右サイドバックのファーストチョイスはクラインになるとは思いますが、セカンドチョイスはアーノルドでゴメスはCBでの起用が増えていくと思います。クラバンの年齢を考えると、若いゴメスがCBの一角を担うことも出てくるのではないかと考えています。また、アーノルドも今後ずっと右サイドバックでやっていくのかというと、そういうわけではなく、中盤のプレイヤーになっていくのだろうと思います。
あのスティーブン・ジェラードはデビュー当初は右サイドバックでの出場が多く、また今リヴァプールではかなり重要なピースとなっているエムレジャンも数年前は3バックの一角でプレーしていました。これらの過去の前例を見て、アーノルドはずっと右サイドバックに置いておくには惜しいプレイヤーであると思います。来シーズンは中盤での出場機会も与えてほしいです。
次の試合は少し日にちが開いて、日本時間25日の深夜0時にホームAnfieldで12位のハマーズを迎えます。リヴァプールとしてはしっかりと勝ち点3を手にし、トップ4争いに追随を許したくないところです。
タチバナ Tachibana
以前の記事でポルト戦を25日と書いてしまいました。申し訳ございません。