いとしさと切なさとカリウスと
UEFA Champions League 17-18 GS第6節 | ||||
Liverpool |
7 |
3-0 |
0 |
Spartak Moscow |
4-0 | ||||
コウチーニョ(pen) コウチーニョ フィルミーノ マネ コウチーニョ マネ サラー |
04 15 19 47 50 76 86 |
Liverpool
01 カリウス
12 ゴメス
06 ロヴレン(60分→アレキサンダー=アーノルド)
17 クラヴァン
18 モレーノ(45+1分→ミルナー)
23 ジャン
05 ワイナルドゥム
10 コウチーニョ
19 マネ
11 サラー
09 フィルミーノ(72分→スターリッジ)
Spartak Moscow
57 セリコフ
38 イェチェンコ
05 タスキ
16 ボッケッティ
14 ジキヤ(60分→パシャリッチ)
08 グルジャコフ
11 フェルナンド
47 ゾブニン
12 ルイス・アドリアーノ
10 プロメス(75分→サメドフ)
09 ゼ・ルイス(51分→メルガレホ)
直近のリーグ戦からは5人が変更。
ミニョレ、アレキサンダー=アーノルド、ロバートソン、ヘンダーソン、ミルナーに代わって、カリウス、ゴメス、モレーノ、クラヴァン、マネが先発に名を連ねました。
ベンチには、ミニョレ、アレキサンダー=アーノルド、ミルナー、ヘンダーソン、オックスレイド=チェンバレン、スターリッジ、ソランケが入りました。
なお、コウチーニョが(ミルナーが途中出場するまでは)アームバンドを巻きました。
もう少し難しい試合になるかと思っていたんですが、意外なほどの大差がつきましたね。
こういう試合になった大きな要因はキックオフ直後の得点でしょう。
コウチーニョが放ったクロスに反応してボックス内に進入したサラーが相手ディフェンスに倒されてペナルティを獲得すると、これをコウチーニョが冷静に決めて先制ゴールを奪います。
開始早々にリードを奪えたことで、レッズは落ち着いて試合を運んでいくことができました。
ある程度はスパルタクにポゼッションを許しつつも、相手がミスをしたり、少しでも隙を見せると、そこを突いてボールを奪い、素早いカウンターを仕掛けては相手のゴールマウスを脅かしていきます。
15分には、自陣でボールをカットしたロヴレンからボールがマネに渡ると、そこからサラー、フィルミーノと美しい展開を見せて、最後はコウチーニョがしっかり決めて2点目を奪います。
驚異的な4人による美しく見事な崩しからの素晴らしいゴールでした。
直後の19分。相手のミスを突いてボールを奪ったマネが、そこからボールを運んでクロス。
これは相手ディフェンスに当たったものの、それを拾ったフィルミーノが落ち着いてゴールを決めて3点目。
その後も、ゴールこそなかったものの、やや心の折れかけたスパルタクを相手に、レッズは容赦のない攻撃を繰り返していき、決定機をいくつも作っていきます。
後半に入ってもレッズは攻撃の手を一切緩めません。
まずは後半のキックオフ早々。
センターラインあたりからコウチーニョが一気にボールを前に運ぶと、サイドを駆け上がってきたミルナーへパス。
ミルナーがクロスを上げると、ファーサイドでフリーだったマネが、ダイナミックなジャンピング・ボレーで叩き込んで4点目。
それから間もない50分には、レッズから見て左サイドでコウチーニョ、フィルミーノ、ミルナーと繋ぎ、最後はボックス内に進入してきたコウチーニョがミルナーからボールを受けてシュート。
シュートは相手ディフェンスに当たったものの、ゴールへ吸い込まれて5点目!
コウチーニョはこれでハットトリック。
レッズとしてはオーウェン、ベナユンに続いて、チャンピオンズ・リーグでハットトリックを決めた3人目の選手だそうです。
4点目の段階で“ほぼ”という感じでしたが、この5点目でスパルタクの選手たちは完全に心が折れてしまったようで、あとはもうほとんどレッズにされるがままという感じでしたね。
時折、反撃を試みてはきましたが、どれも単発で、攻撃に厚みもなく、怖さはほとんどありませんでした。
76分には、中盤でのインターセプトから、サラーがボールを運んで、右へ流れたスターリッジへパス。
スターリッジは自分ではいかずに中央を駆け上がってきたマネへパスしてフィニッシュ。これで6点目です。
86分にはトドメの一撃。
ジャンが中
から相手最終ラインの裏を狙うミルナーの動きに合わせてジャンがロングパスを送ると、ミルナーはヘッドで折り返し、最後はサラーがゴール。
終わってみれば7ゴールの大量得点にクリーンシートとこれ以上ない勝利で、グループ・ステージを首位で突破することができました。
最初に書いた通り、キックオフ早々のゴールでリヴァプールはかなり楽になりましたし、その後に立て続けに2ゴールを決められたことで、無理をすることなく落ち着いてプレイすることができました。
出鼻を挫かれ、更なる失点で落胆したスパルタクの守備は、正直それほどプレッシャーのあるものではありませんでしたし、こうなるともうリヴァプールの驚異的な攻撃陣は好き勝手にできるよね、という結果でしたね。
すべてが良かった中で唯一残念であり心配なのは、モレーノの前半終了間際での負傷交代ですね。
交代する際に涙していたモレーノですが、不遇の昨シーズンから、今シーズンは見事に再起を果たして良いパフォーマンスを見せていただけに悔しい思いでいっぱいだったのでしょう。
彼の欠場が長くならないことを願うばかりです。
なお、ジャンは累積2枚目のイエローカードをもらった為に次のノックアウト・ステージ1stレグは出場停止なっています。
試合序盤での正直無駄なカードでしたし、審判によってはレッドカードを出されてもおかしくない、少々危険すぎるチャレンジでした。
彼は元々不用意なファウル&カードが多い傾向があるので、ここは少し改善してもらいたいですね。
ともあれ、久々にチャンピオンズ・リーグのノックアウト・ステージ進出を果たすことができて、チームの雰囲気も最高と言えるものでしょう。
これを勢いに繋げて、今後の年末年始の過密日程を良い形で戦っていってもらいたいですね。
次は週末のリーグ戦、マージーサイド・ダービーです。
ダービーとなるとチームの好不調は関係ないですし、相手は監督交代を起爆剤に少しずつ調子を上げて良い雰囲気で乗り込んできそうです。
激しい試合になることは間違いないでしょうから、しっかりリカバリをして良い準備をして臨んでもらいたいですね。
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カリウス、ケルシャーともに楽しみに待っていたので自分で動かせるようになって感激です!