前衛便利なのはコレ
前衛のマル秘情報
今回はオーストリアの食卓はお休みを頂いて、プライベート記事として投稿させて頂きます。
さて、去る1月22日は私の誕生日でした
銀座ハプスブルクさんの前衛となるK.U.Kさんの時代にご縁を頂いてから、お誕生日は絶対にこちらのお料理を頂くのが私の習慣。
尤も、ここ1,2年程は毎月お邪魔させて頂いている換算となりますので、この言い回しは微妙ですが・・・・でも、お誕生日はここじゃなきゃ!!
勿論、お誕生日の当日に伺える事はこの10年間で1度しかありませんが、それでも、何が何でも「ここ」なんです(クドイ)
と、今回、是非ともご紹介したいお料理が、トマト「舞姫」と蟹の前菜。
実は、メニューを渡された瞬間、メニューの前菜欄になまずをソテーだったかフリットにしたお料理がオンリストされておりまして、もう、これ絶対に食べたーいと1人テンションMAXだったんです。
ナマズと聞くと、あのグロテスクな姿にギョッとされる方もいらっしゃるかも知れませんが、淡白で癖も無くとても美味しいんですよ
天然モノなら、土吐きがしっかりされていれば、絶品なんです。
が、お店の方が申し訳なさそうに「今日は、なまずが入らず別のお魚になってしまうんです・・・・」と
思わず、パンパンに膨らんだ風船がしぼんむ如く「フゥ…」と息を漏らしてから「うーん、じゃ何でもいい(笑)任すよぉ」と投げ槍な大人げない反応の私
うーん、シェフの「なまず」食べてみたかった・・・・グスン。
と変わりに、サーヴィスの方々が力を込めておススメされていた、蟹が登場。
↑写真では分かりづらいですが、深いガラスのお皿に入っています。まるでデザートの様な見た目です。
これがね、また、物凄く良かったのよぉ!!
やはり、お店の方の言うことは素直に聞いてみるものですね。
裏ごししてスープ仕立てになった舞姫にほぐしたズワイガニに香草を加えて混ぜ、うえに掛っているのはグリューナーヴェルトリナーのジュレ。
柚子の香りが、仄かに香って、どことなく和テイストな感じの前菜です。
これ、ワインも良いけど日本酒とも合いそう。
見た目と香りは爽やかな印象なのですが、一口食べてみると、コクもあるの。
実は、中に根セロリのピュレが隠れていて、中々複雑な美味しさ。
単に爽やかさで終わらない所が、1つ1つの完成された味を丁寧に重ね合わせて完成されるのがオーストリア料理。
オーストリア料理の深さを感じさせるお料理でした
フレンチなどで胡麻とか山葵やお醤油を使う方も大勢いますが、こちらは、そういうモノを使わず、徹底してオーストリアに拘るお店。
そこに、柚子をアクセントに使うことで、一歩間違えると、オーストリアの様相をした懐石料理になってしまいかねないことろを、きちんとオーストリア料理として仕上がっているところが、シェフの新しい挑戦なのかしら?(分からないけど)
兎に角素敵なお料理でした
今年は思わぬ方々がお祝いして下さり、改めて、色々な方々に支えられているなぁと痛感した誕生日でした。
そして、前日まで酷い風邪を引いていましたが(だか、しかし8割り方完治。気合いです)、それでも、今年もこうして好きなお店で迎えられた幸せに、心から感謝です。
アミューズです。チロル産の生ハムとホタテ。マルサラとトリュフのソース。
じゃが芋を使ったスープ。こちらのトリュフ使いは伊達じゃなくて、ちゃんと使う意味があるところが好き。三種の神器ではありませんが何でもかんでもトリュフやフォアグラを使う方も多いですが、私はそう言うのは嫌い
苺とグリーンペッパーのソルベ。苺が濃く、普通に苺を食べるより美味しい
タラをムース状にしたオーストリア版クネルと言えば伝わるかな?
中はこんな感じ。生のエストラゴンの香りがとても良いです。
テレーゼの愛したデザート。誕生日の良い記念になりました。
前衛デビューのススメ
今回はオーストリアの食卓はお休みを頂いて、プライベート記事として投稿させて頂きます。
さて、去る1月22日は私の誕生日でした
銀座ハプスブルクさんの前衛となるK.U.Kさんの時代にご縁を頂いてから、お誕生日は絶対にこちらのお料理を頂くのが私の習慣。
尤も、ここ1,2年程は毎月お邪魔させて頂いている換算となりますので、この言い回しは微妙ですが・・・・でも、お誕生日はここじゃなきゃ!!
勿論、お誕生日の当日に伺える事はこの10年間で1度しかありませんが、それでも、何が何でも「ここ」なんです(クドイ)
と、今回、是非ともご紹介したいお料理が、トマト「舞姫」と蟹の前菜。
実は、メニューを渡された瞬間、メニューの前菜欄になまずをソテーだったかフリットにしたお料理がオンリストされておりまして、もう、これ絶対に食べたーいと1人テンションMAXだったんです。
ナマズと聞くと、あのグロテスクな姿にギョッとされる方もいらっしゃるかも知れませんが、淡白で癖も無くとても美味しいんですよ
天然モノなら、土吐きがしっかりされていれば、絶品なんです。
が、お店の方が申し訳なさそうに「今日は、なまずが入らず別のお魚になってしまうんです・・・・」と
思わず、パンパンに膨らんだ風船がしぼんむ如く「フゥ…」と息を漏らしてから「うーん、じゃ何でもいい(笑)任すよぉ」と投げ槍な大人げない反応の私
うーん、シェフの「なまず」食べてみたかった・・・・グスン。
と変わりに、サーヴィスの方々が力を込めておススメされていた、蟹が登場。
↑写真では分かりづらいですが、深いガラスのお皿に入っています。まるでデザートの様な見た目です。
これがね、また、物凄く良かったのよぉ!!
やはり、お店の方の言うことは素直に聞いてみるものですね。
裏ごししてスープ仕立てになった舞姫にほぐしたズワイガニに香草を加えて混ぜ、うえに掛っているのはグリューナーヴェルトリナーのジュレ。
柚子の香りが、仄かに香って、どことなく和テイストな感じの前菜です。
これ、ワインも良いけど日本酒とも合いそう。
見た目と香りは爽やかな印象なのですが、一口食べてみると、コクもあるの。
実は、中に根セロリのピュレが隠れていて、中々複雑な美味しさ。
単に爽やかさで終わらない所が、1つ1つの完成された味を丁寧に重ね合わせて完成されるのがオーストリア料理。
オーストリア料理の深さを感じさせるお料理でした
フレンチなどで胡麻とか山葵やお醤油を使う方も大勢いますが、こちらは、そういうモノを使わず、徹底してオーストリアに拘るお店。
そこに、柚子をアクセントに使うことで、一歩間違えると、オーストリアの様相をした懐石料理になってしまいかねないことろを、きちんとオーストリア料理として仕上がっているところが、シェフの新しい挑戦なのかしら?(分からないけど)
兎に角素敵なお料理でした
今年は思わぬ方々がお祝いして下さり、改めて、色々な方々に支えられているなぁと痛感した誕生日でした。
そして、前日まで酷い風邪を引いていましたが(だか、しかし8割り方完治。気合いです)、それでも、今年もこうして好きなお店で迎えられた幸せに、心から感謝です。
アミューズです。チロル産の生ハムとホタテ。マルサラとトリュフのソース。
じゃが芋を使ったスープ。こちらのトリュフ使いは伊達じゃなくて、ちゃんと使う意味があるところが好き。三種の神器ではありませんが何でもかんでもトリュフやフォアグラを使う方も多いですが、私はそう言うのは嫌い
苺とグリーンペッパーのソルベ。苺が濃く、普通に苺を食べるより美味しい
タラをムース状にしたオーストリア版クネルと言えば伝わるかな?
中はこんな感じ。生のエストラゴンの香りがとても良いです。
テレーゼの愛したデザート。誕生日の良い記念になりました。
前衛 関連ツイート
誉:な。なるほど……!その前衛的表現、参考にさせてもらってもいいかね?