フリーで使えるモテる男100選
本日は、様の寄稿コラムです!
更新が遅れましたっ・・・orz申し訳ないm(_ _)m
女性たちによる安倍総理論はなかなか面白くて、とくに「安倍総理をどのような男性として見るか?」という部分には私(ヤン)もかなり共感を覚えます。
ぜひとも、全文読む価値がある記事であり、また「面白い」のですんなり読めるかと思います。それではどうぞっ!
現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はでご連絡ください。
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必見!女性たちによる「安倍晋三論」~ソウルメイト様
アメーバブロガーの「伊達直人」さんが下記にリブログさせていただくブログの中で、人気ロック歌手の吉川晃司さんの西日本大水害の被災地でのボランティア活動を取り上げてくださっています。
吉川さんは、以前、TBSが制作・放送したドラマ「下町ロケット」の中で、大手重機メーカーの製造部長の役を好演されて、主役の阿部寛さんを食ってしまうほどの存在感を示しておられましたが、ああいう幹部が存在する企業の将来は安泰だろうなと思わせるものがありました。
吉川さんの醸し出す雰囲気からは、左翼チックなところは、あまり感じられませんが吉川さんは安倍政権のやることなすことが大嫌いなのだそうです。
ロックというのは、本来、体制に従順なものではなく、反骨のロッカーはありえても、体制に順応するようなやつが本物のロッカーのわけがないと思いますので、吉川さんが安倍政権を嫌うのは、筋が通る、と思います。
「」と題するライブドアニュースの記事()の中では、爆笑問題の大田市光氏が安倍首相を厳しく批判しておられることやサザンオールスターズの桑田佳祐さんも、安倍首相に肯定的でないこと取り上げた上で、
《こうした”安倍嫌い現象”は、もともと庶民の間ではかなり高まっていた。
たとえば、『女性セブン』(14年5月8・15日号)の世論調査『女性が選ぶ嫌いな男』では安倍首相が1位に輝いており、男性としてはかなり悔しい”称号”を手にしている。
また、13年の年初発売の『週刊SPA!』や14年末発売の『サンデー毎日』の嫌いな政治家調査においても、安倍首相が1位に輝いてしまっている。
さらに、最近問題になっているのがJR電車内での”反安倍シールテロ”。安倍首相の写真に〈頭が幼稚なこども総理〉〈戦争が起きる国へ自民党〉などとポスターふうにコラージュされたシールが、山手線の車両内などに相次いで貼られたのだ。》
と書いています。
ふむ。安倍晋三サンは、どうやら女性に嫌われているらしい…………でも何で?
と思ってネットを検索したら三田次郎さんとおっしゃる方がお書きになられた「」と題するBlogosの記事()を見つけましたので、以下に引用させていただくことにします。
《7/17・18に行われた全国世論調査(毎日新聞)では、安倍内閣の支持率が急落したが、なかでも女性の支持率が全く振るわない。
支持/不支持が男性では43/49となかなか拮抗しているが、女性では30/52と不支持が支持を明らかに上回っている。
安保法制への賛否ではこの傾向に拍車がかかる。
賛成/反対が男性39/55に対し、女性は19/67。女性の大多数は安保法制には反対の立場をとる、と言ってよいだろう。
なぜ、安倍内閣及び安保法制はこれほど女性に人気がないのか。
(因みに女性対象の週刊誌、週刊女性の最近の特集は「戦争法案とブラック国家」。)
昨日、政治学科を出ている主婦たち(妻の知り合い)と話をしていて、何となく納得できたところがある。
彼女たちはホッブズ的近代国家論を否定し、「自然状態」としての社会の秩序を優先する。
(ホッブズは近代国家以前の「自然状態」には秩序はない、という立場だが、彼女たちはフーコーの研究をしていたので、そのような立場は簡単に否定する。)
安倍政権が喧伝する秩序、セキュリティは近代国家的な枠組みにおいてであり、彼女たちが実感する秩序は個々人をターゲットにした「自然状態」=(法的罰則が常駐しない)「日常状態」であり、どちらに視座を置くのかによって、それぞれのリアリティが違ってくる。
つまり、彼女たちにとっては、ホルムズ海峡の封鎖だとか東シナ海のシーレーンだとか防空識別圏の拡張だとか、大きな権力による大きなお話にはリアリティを感じられない。
彼女たちはこういう。
一体、「大きなお話」が現実になったことがあるのか?偶然と疑心暗鬼が破たんを呼び込むのであって、「大きなお話」が破たんを予言するわけではない。
それよりも、大きな権力であれ、夫の怠惰であれ、子供の不祥事であれ、日常生活の秩序を乱す勢力の介入のほうがリアリティがあり、そういった権力の方向こそが危機の正体である、と。
なので、日常生活の秩序を顧みず、「大きなお話」にばかりこだわり、というか、「大きなお話」を強引に日常生活に介入させ、オレ(法)がいないとお前ら(日常生活)はダメなんだ、とオッサンの独りよがりを押し付けてくるのは勘弁してよ、オッサンって大きな権力を話題にしていないと寂しいんでしょ、どうせ、といった主張が詳らかになっていき、うん、寂しいのよ、とオッサンとしては首肯せざるを得ない。
いやいや、だから女はダメなんだ、「大きなお話」ができないから時間論も存在論も性愛も権力の在り様も全然語れないじゃないないか、下らない日常的些事へのこだわりで一生終わらせるだけじゃないか、と言いたいところではあるが。
さて、ホッブズ的世界観が安倍的とするならば、女性的な世界観はフーコー的と言えるかもしれない。
なにしろ、フーコーは「大きな権力」(=法的拘束力による秩序の構成)の効果を否定し、社会に網の目のように張り巡らされた中心(=主体)をもたない権力=生権力を現代の社会秩序の支柱とみなしたのだから。
確かに、現代社会では法的拘束力の効果は非常に限定されたものにすぎない(普通は顕在化しない)のに対し、監視する権力、記録する権力、個人を統計的数字として指標化する権力(テストによる分布図の作成がその代表格)のほうが効果の範囲は大きい。
(し、そういった生権力がお飾りのような「大きな権力」を支えている。)
女性は日常生活(これは生権力によって支配されている)を「大きな権力」によって改訂されることに嫌悪感を抱く傾向が強い。
(そういったリスクに敏感。)
戦後の日常生
が憲法の保障の元に営まれてきたという解釈がこれに加えられれば、憲法の存在意義を不確かにする現行の安保法制を不安視する理由は十分あるように思える。
そもそも、「政治主導」を標榜し、「戦後レジーム」からの脱却を目指す安倍政権は「大きな権力」の壮大な夢の語り部であり、夢見がちなオッサンには相性が良くても、現実的な女性陣には相性が悪い。
「大きなお話」で危機を煽り、戦後政治の根幹たる憲法を軽視し、法案をねじ込むやり口が日常生活への「大きな権力」の介入リスクを高めたという見方は、(政権のマスコミへの介入傾向ともあいまって)説得力がある。
こういった政権の方向性が「大きなお話」を信じない女性陣にはなおのこと、信用ならないものに映るのは、当然と言えば、当然だろう。
蛇足
とはいえ、日常生活の秩序が平和でハッピーなものかと言えば、そうではない。
フーコーはこういった日常生活を支える生権力こそが見誤ってはいけない「敵」であり、これを乗り越えるためには(大きな権力が打倒されるような「反対闘争」ではなく)、従属ー主体化の循環を局所ごとに入れ替えることだ、とかわかりにくいことを言っている。(ような印象。)
で、ここにこそ、日常生活にこそ本物の戦争がある。ホッブズは本物の戦争を知らないまま、戦争の恐怖と言う「ルアー」をちらつかせ、主権を持ち出す。
「(ホッブズのような)主権の設定は戦争を無視する。戦争があろうとなかろうと、同じ仕方でこの設定はなされる。」(「社会は防衛しなくてはならない。」より)
「戦争こそが、制度と秩序のモーターなのです。平和は、その仕組みの最も小さな歯車において、ひそかに戦争をしているのです。言い換えれば、平和の元にある戦争を見抜かなければならないのです。」
(同上書より)
女たちは本物の戦争を見抜いている。男たちは「戦争のルアー」に引き寄せられ、本物の戦場を放棄する。
女たちが防衛論を語らないのは、政治を知らないからではなく、(それがないと)寂しいオッサンの単なる遊戯であることを了解しているからだ。》
上記は、男性による(たぶん)安倍晋三論ですが、ようするに安倍晋三サンの権力にものを言わせて有無を言わせないような高飛車な態度を女性が(もちろん男性も)嫌うことは間違いないだろうと思います。
さて、上記の男性による「安倍晋三論」に対して、IRONNAには社会学者の鈴木涼美さんとおっしゃる方の「」()と題する秀逸な論考がありましたので転載してお示ししたいと思います。
《 現在、安倍政権は女性支持率がイマイチ奮わないらしい。これは各紙世論調査の数字と、私の日常生活レベルでの肌感覚とがほぼ一致している。確かに女性にあんまり人気がない。
男性の方が相対的にコンサバティブな思想の人が多いだとか、女性の方がより反戦気質が強いといえばそれらしい理由になるが、周囲の話す内容を聞いていると必ずしもそういったことではない。小泉純一郎政権時代、首相の靖国参拝の様子が放映された翌日、世の女性たちはリベラルな都会人としての立場も忘れてその凛々(りり)しい姿に見ほれた。
そもそも政治家を好きだ嫌いだと言うとき人は必ずしも政策や思想では判断しないし、歴代首相が全て「異性」となる女性目線では、政策より性格、さらには見栄えなどが関係してくるのは当然だろう。「男として」魅力を感じれば、結構細かい政策の不一致などは目に入らない。しかし、そういった点で安倍首相は女性に好かれる要素がないかというと、それは結構疑問で、むしろ各国の、あるいは日本の歴代首脳を見比べて、割といい線いってるといえなくもない。
オバマ元米大統領やブレア元首相、あるいは亡くなった中川昭一元財務相に比べるとややフォトジェニックさに欠けるような気もするが、安倍首相と石破茂氏であれば首相の方がタイプ、という女性が多くてもおかしくないし、髪形だって某米大統領よりはずっとマシだ(ちなみにトランプ大統領も女性からの支持は男性からの支持に比べて少ない)。そもそも女性は故・宮沢喜一元首相のようなおじいちゃんよりは、若々しい政治家が好きである。
また、性格的な面でも、男性にモテる男性というのはポイントが高い。あれだけ政治家に好かれる政治家であれば性格もものすごく悪い印象は受けないだろうし、橋下徹氏的な「頭はいいけど若干いやなやつ」というイメージもない。笑顔のチャーミングさは米国の田舎のおばさまたちが大変気に入っていたブッシュ元米大統領にも引けを取らない。
さて、しかし、安倍首相、ひいては安倍政権に向けられる女性の評価は辛辣(しんらつ)だ。ポイントとしてはこれは2012年以降、つまり再登板後に特に顕著に見られる傾向だということだ。小泉政権下の官房長官時代は小泉人気も手伝って、黄色い声が上がるほどであったし、あるいは2006年に戦後最年少で首相となった頃は、若きトップ誕生に女性も割と沸いていた。その後度重なる閣僚の不祥事などを経て、07年の参院選では歴史的大敗を喫すのだが、その辺りは男女関係なく支持率は下がっていたので、女性人気がどうという話とはあまり関係がない。すぐに退陣せずに粘ったものの、下痢が止まらず結局辞任。塩爺(塩川正十郎)も中途半端に放り出した、とかなり心象が悪かったイメージだ。この辺りもあまり男女は関係なさそうである。
私がはじめに男女の意見に温度差を感じたのは、12年の自民党総裁選の頃である。当時、地味だけど誰にも嫌われていなかった感のある谷垣禎一総裁に続く総裁の座を狙って出馬した面々は知名度も高くキャラも濃かったため、誰になってほしいか、という話題はかなり意見の分かれるところであった。町村信孝氏、石破茂氏、石原伸晃氏、林芳正氏、そして現在の安倍首相とそれぞれが人気を分けており、選挙自体ももつれ込んだのは覚えている方も多いだろう。
当時、私は新聞社で記者として働いており、ちょうど選挙班で主に同月の衆院選の候補者名簿を作ったり世論調査のページづくりを手伝ったりしていたので、当然総裁選もかなり真剣に見ざるを得ない立場であった。そんな経緯もあり雑談レベルでもかなり「やっぱり頭いい人がいいよね、石破さんがいい」とか「石原さんの人脈は絶対必要」とかいう会話を聞いたのだが、その中で、男性には一定程度「安倍さんの再就任を期待している」という意見があったのに対し、女性からそのような声は上がらなかった。
「女性は安倍に厳しい」。これは何も私の個人的な知人間だけではなく
当時比較的よくささやかれていた通説であった。気になってもう少し取材してみたところ、女性は安倍支持が少ないどころか、「安倍さんにだけはなってほしくない」と積極的に批判する声すら上がっている。理由は大体三つに分かれていた。
第一に、当時、自らが所属していた清和会の会長であった町村信孝氏が出馬への意欲をすでに明らかにしていたにも関わらず、派閥のドンの顔を立てずに自分が立候補したこと。これは森喜一氏や町村氏本人から立候補を自重するようにとの要請があったにも関わらず、その意見をくまずに出馬したため、当時かなり報道された話である。ここに一部の女性は、「自分勝手」で「上の顔を立てない」「恩知らず」な「出たがり」と悪い印象を持ったらしい。
第二に、第一次安倍内閣が、結局は小泉前首相の人気にあやかっただけの、空虚なものであったという批判。確かに第一次安倍内閣の印象として、「美しい国」の礎をつくったとか中韓との関係を改善したとか思っている人は少なく、どちらかというと疑惑でつるし上げられていた農水相が自殺したとか、税制会長が愛人問題で辞任したとかいう方が印象は強い。元気な頃の安倍首相のイメージは小泉首相と二人三脚していた官房長官時代を想起する女性も多く、「トップには向かないのでは」という声は実際に聞かれた。
第三に、これが圧倒的に存在感を持っていた意見だが、「あんなみっともない辞め方をして、よく堂々と出てきた」という、失脚時の悪い印象を語るものである。男性からは、どちらかというと「よく復活した」とねぎらうような声を聞くこともあったのだが、女性は「退陣を促されても政権にしがみつき、揚げ句の果てに結局ほうり投げたくせに」とかなり恨みがましく思っている人も多かったようで、選挙班の上司などは「女の人って一回失敗した人に厳しいよね」「もう一度チャンスをっていう人を応援しないよね」などともらしていたのを覚えている。
ただ、別に女性が一度辞めた人に再挑戦の機会を与えたがらないか、というとそんなことはないと私には感じられる。別に鈴木宗男氏の現在の支持者が男性だけに偏っているようにも思えないし、マッキーやホリエモンや小室哲哉の復活を心待ちにしていた女性も多い。また、女性は必ずしも失脚した人間に冷たいわけでもないような気がする。むしろ同性間と違って根底にライバル視する気持ちが少ないため、ザマミロというより同情の方が先にくる。それこそ自殺した松岡利勝元農水相は、女性からも気の毒だという声が多かったように思う。
おそらく、政治戦争に負けた、とか、身内の裏切りにあった、あるいは男らしく責任をとった、という、男社会の荒波のはざまに消えていったものに対しては敬意があっても、安倍首相の退陣は許せない、という微妙さがそこにある。選挙で大敗したのに首相の座にしがみついていたのは「男らしくない」。病気は気の毒でも、リーダーとしてひどい顔色になっていって「頼りない」。体調を理由に、かなりボロボロの政権をほっぽり出して「卑怯(ひきょう)だ」。批判されて心身ともにげっそりしていった姿は「打たれ弱い」。なのに、けろっと元気になって、派閥の会長まで押しのけて出馬するなんて「ずうずうしい」。
引き際の美学、というと男の美学であると思っている人も多かろうが、実際のところ、女性の方が引き際の潔さを愛し、情けなさや弱々しさには厳しいようだ。そして私たち女性特有の割とねちっこい性格からか、一度ついたそのイメージを払拭するほどの力を発揮できていないのか、その頃の嫌悪感を持ち続けている有権者は結構いるのではないかと私は思っている。逆境で弱々しく退いた男が、虚勢を張っているのを見ると、そうそう支持する気にはならないんじゃないか。》
と鈴木さんは書いておられますが、女性は一般に敗者に対して同情的で判官贔屓の気があるのは事実だろうと思います。
一方、権力にものを言わせてかさにかかった高飛車な態度を取るやつとか調子に乗っているようなやつにたいしては反感を抱きやすいのではないかとわたしは思いますが、どんなもんでしょうか?
上記の鈴木さんの論考については、gooブログに「」(伊皿子坂社会経済研究所)と題して論評を加えている記事がありましたので以下に引用してお示しします。
《 3月23日から25日にかけて日本経済新聞社が行った世論調査で安倍内閣の支持率を(男女別に)見ると、男性の49%に対し女性は34%と、女性の落ち込みが相当に激しいことが判ります。
実は、2012年12月に発足した第2次安倍内閣以降、男女別の支持率はほぼ一貫して男性より女性の方が低く、2012年12月~18年3月の5年余りの間に実施した67回の世論調査の結果でも、女性の支持率が男性を上回ったのは2013年7月のわずかに1回だけだったということです。
(これまでも言われてきたことですが)なぜ安倍首相の女性支持率は、いつもイマイチ奮わないのか。
安倍晋三という政治家が女性にモテない(その)理由について、元AV女優として知られる社会学者の鈴木涼美(すずき・りょうみ)氏が、産経新聞社の情報サイト「iRONNA」に、「オトコとしての安倍晋三論」と題する興味深い論評を寄せています。
安倍首相が女性に不人気な理由については、一般に「男性の方が政治的にコンサバティブだから」とか、「女性の方がより反戦気質が強いから」などと(もっともらしい)理由が付けられることが多いようです。
しかし、この論評で鈴木氏は、少なくとも周囲の女性の話を聞く限り、その理由はそうしたところにはないのではないかと感じているということです。
実際、小泉純一郎政権時代、首相の靖国参拝の様子が放映されると、世の女性たちはリベラルな都会人としての立場も忘れその凛々しい姿に見ほれたと鈴木氏は説明しています。
そもそも政治家を好きだ嫌いだと言うとき、人は必ずしも政策や思想では判断していない。特に歴代首相が全て「異性」となる女性目線では、政策より性格、さらには見栄えなどが関係してくるのは当然だというのが、この問題に対する鈴木氏の見解です。
多くの女性にとって「男として」魅力を感じれば、結構細かい政策の不一致などは目に入らないと鈴木氏は言います。
しかし、そういった点で彼に女性に好かれる要素がないかというと、むしろ各国の首脳や日本の歴代首相に比べ安倍首相は背も高くスマートで、割といい線いっているというのが鈴木氏の評価です。
確かにややフォトジェニックさに欠けるようなところもあるが、それ
も(例えば)石破茂氏と比べれば「安倍さんの方がタイプ」と答える女性は多くてもおかしくない。政治家としての毛並みは(勿論)申し分なく、橋下徹氏的な「頭はいいけど若干いやなやつ」というイメージもない。笑顔のチャーミングさだって、米国の田舎のおばさまたちに人気だったブッシュ元米大統領にも引けを取らないと鈴木氏は見ています。
しかし、現実問題として、安倍首相、ひいては安倍政権に向けられる女性の評価は総じて辛辣です。鈴木氏は、ここで注目すべきポイントとして、これが2012年以降、つまり再登板後に特に顕著に見られる傾向であることを挙げています。
小泉政権下の官房長官であった安倍晋三氏は、小泉人気も手伝って、黄色い声が上がるほど人気があったと鈴木氏は振り返ります。また、2006年に戦後最年少で首相に就任した際には、若きトップリーダーの誕生に女性も割と沸いていたということです。
しかし、民主党への政権交代を経て返り咲いた第2次安倍内閣に対し、女性は極めて厳しく反応した。当時から、女性は安倍支持が少ないどころか、「安倍さんにだけはなってほしくない」と積極的に批判する声すら上がっていたということです。
この論評において鈴木氏は、その理由を大きく3つ挙げています。
第一の理由は、当時、自らが所属していた清和会の会長であった町村信孝氏が出馬への意欲を明らかにしていたにも関わらず、派閥のドンの顔を立てずに自分が立候補したこと。こうした安倍氏の態度は、一部の女性に対し「自分勝手」で「出たがり」などの悪い印象を与えたということです。
第二の理由は、結局第一次安倍内閣は、女性たちの目に「小泉前首相の人気にあやかっただけの空虚なもの」として映ったこと。「美しい国」とか「日中・日韓関係の改善」とか言っても(小泉氏に比べて)やはりやや頼りなく、(お坊ちゃまで)「トップには向かないのでは」という声も聞かれたということです。
そして、第三の理由は、「あんなみっともない辞め方をしておいて、よくも堂々と出てきた」という、ある種の「シラケ感」のようなものがあったのではないかと鈴木氏は見ています。
男性からは「よく復活した」とねぎらう声も聞かれるが、女性の間には「退陣を促されても政権にしがみつき、揚げ句の果てに結局放り出した」との評価が根強く残っている。女性は概して、一回失敗した人に厳しいと鈴木氏はこの論評に記しています。
とは言え、女性だってホリエモンや小室哲哉の復活にエールを送る人は多い。女性は必ずしも失脚した人間に冷たいわけではなく、男らしく責任をとった人間を可哀想だと思う気持ちは(むしろ)男性よりも強いと氏は言います。
しかるに安倍氏に関しては、(病気は確かに気の毒だとしても)政権をほっぽり出しておいて(ほとぼりが冷めたら)けろっと元気になって派閥の会長を押しのけてまで出馬するというのは、「なんてずうずうしい人だろう」と思われても仕方がないということです。
実際のところ、女性の方が引き際の潔さを愛し、情けなさや弱々しさには厳しいと鈴木氏は見ています。そして、女性特有のねちっこい性格からか、一度ついたそのイメージを払拭できずに(その頃の)嫌悪感を持ち続けている女性有権者は結構いるのではないかと氏はしています。
さて、社会はもともと平等ではなく、人生は努力ばかりでは何ともならないことが判っている(男社会に生きる)政治家や官僚などにとって、権力を上手に使うことのできる安倍さんは(リーダーとして)担ぎやすい人であることは恐らく間違いありません。
(性格はともかく)言葉と嗜好が一貫していて「忖度」しやすいその分かりやすさが、(政治家として)特に男性に人気があるのも頷けるところです。
しかし、女性にとっての彼が(人間的に)「チャーミング」かと言えば、確かに疑問の余地もあるような気がします。
安倍首相は、あくまで「機能的」な政治家であり、言い方を変えれば「言葉」によって場をリードする力を持った人と言えるでしょう。一方、表情が硬く疎通性も決して良くない彼が「魅力のない男性」として女性の眼に映るのも、無理ないことかもしれません。
安倍首相は、その生い立ちなどもあって、市井の人々との共感性は決して高いとは言えません。奥さんひとり(その魅力によって)意のままにできないことからも、彼が(ある意味)相当不器用な男性であることが窺われるというものです。
そう考えれば、安倍首相が人を「言葉」によって動かせると信じている限り、(女性には「子供じみて」見える彼が)彼女たちから大きな支持を得ることは確かに今後も難しいと思えてきます。
それは、女性を振り向かせ、強く惹きつけることができるのが、(言葉そのものではなく)「視線を合わせて言葉をつぐむ」共感力にあるから。
誤解を恐れずに言えば、(小泉進次郎氏が生来身に着けているような)「君のことだけ見ているよ」と感じさせる(男性としての)セクシャリティーが、安倍首相には生来欠けているからかもしれません。》
女性が男性よりも突出して優勢な能力に「共感力」というものがあります。共感力は他者と友好的な関係を持つには必須な能力だと思います。女性は(たぶん)甘い言葉がお好きなんだろうと思いますが、しかし、甘い言葉の真偽を見極める天性の識別力をも併せて持っていて、(一部の例外を除いて)言葉で騙すことがきわめて困難な人たちなのだろうと思います。
安倍晋三サンは決して巧みな言葉の使い方だとは思いませんし、言葉によって他者とコミュニケートする能力も言葉によって何かを表現する能力も決して高い方ではないと思います。
しかし、言葉の中には、ある種の人を眩惑し陶酔させる摩訶不思議な力を帯びた言葉があるようです。そういう言葉を使うことにかけては、安倍晋三サンは長けているのかもしれません。
安倍晋三サンはけっして成熟した人格の持ち主であるとは言い難いでしょう。むしろ、未熟で幼稚と言ってもよいと思います。
女性は一般に、共感力の高さから、保護を必要とする未熟な者や弱者にたいしてはほとんど本能的にかばい助けようとする一方で、他者にたいして冷淡な者、弱者を冷酷非情に扱う、精神的、心理的に未熟で幼稚な者の身勝手な自己主張や自分の社会的地位や財力にものを言わせて威張るような者にたいしては、あからさまに反感を抱く強い傾向があるように思います。
安倍晋三サンの国会における自党の圧倒的多数を背景にした傍若無人な態度に反感
を抱く女性は少なくないと思います。
IRONNAにはコンサルタント兼著述家の谷本真由美さんとおっしゃる方が「女性活躍どころか『バカをかばう』安倍首相、女の恨みは恐いですよ」()と題する記事もありました。これもまた秀逸な「安倍晋三論」だと思いますので、以下に引用させていただくことにします。
《 安倍晋三首相の支持率が急落しております。テレビ朝日系のANNが7月15日、16日に行った世論調査では、内閣支持率は29.2%で、先月の前回調査から8.7ポイント下落で、不支持はなんと54.5%であります。
読売新聞の7月の世論調査では、特に女性からの支持率の低下が明らかになっています。女性の内閣支持率が前回(6月調査)から18ポイントも急落して28%になってしまいました。毎日新聞の7月17日、18日の調査では男性の不支持が49%なのに対して、女性は52%という惨憺(さんたん)たる結果でありました。
内閣支持率が20%前後を割ると「危険水域」とよばれ、退陣するケースが少なくないわけですが、安倍首相のこのところの急な不人気、特に女性による不支持はなぜなのでしょうか。
一番の理由は、この所大騒ぎになっている加計学園問題でありましょう。先述のANNが7月15日、16日に行った世論調査では、加計学園を巡る問題について「行政がゆがめられた疑いは解消されたと思わない」という人が74%に上り、76%の人が安倍首相が説明する必要があると答えています。共同通信が同じ日に行った世論調査では、政権を支持しない理由としては、「首相が信頼できない」が51.6%と最多になっています。
加計学園獣医学部の認可にあたって、文部省はダメだといっているのに、官邸側は「やれやれ」と圧力をかけて、そのあらましが文書で残っている、残っていない、とグダグダしています。安倍さんは「圧力なんかない」と言い張っていますが、ちゃんと説明をしていません。
政治家だったら「口利き」やってんだろというのが世間の認識ですが、それが度を越してしまい、大金が動くとなると、多少はお目こぼしをしていた庶民も激怒するというものです。
なんとなく誠実そうな男に見えた安倍さんも、やっぱりその辺の脂ぎった悪徳政治家と同じじゃないの、ちょっと駅までの土地を安くゲットしたって噂のPTA会長と変わんないじゃん、と女は激怒しているのです。
女は嘘をつく人間が嫌いです。背広のポケットにクラブのママの名刺が入っていたのに、行ってないと言い張る夫の不誠実さを思いだして、怒りが爆発です。安倍さんは夫ではありませんが、自分と子供が住む土地の運命を握っているわけですから、ウソつき夫のように感じて怒りがマックスです。
安倍政権は女性活躍政策を打ち出してきましたが、大風呂敷を広げるものの、具体的な施策が実行されるわけでも予算がつくわけでもなく、当事者の女性の生活は楽になるどころか苦しくなる一方です。
介護保険は要支援1、2の高齢者には適用されなくなり、介護の負担は女性に回ります。要介護の人の自己負担率も上昇。わが家も老親が要介護ですから、この削減はかなり痛いです。
年金も徐々に減っています。もともと年金が少ない人が多い女性には数千円の削減でも大打撃であります。私の老親およびその周辺でも怒りの声が挙がっています。
待機児童をゼロにするという掛け声はむなしく、相変わらず保育所は増えませんし、保育所の費用やベビーシッターの費用を税控除するなんて声はでてきません。女性雇用を増やすと大風呂敷を広げてみたものの、増えているのは非正規雇用ばかり。女性管理職を増やしますといっても、企業の自助努力に委ねている状態で、罰則も何もできたわけではありません。
その一方で公共事業や軍事には予算がついているわけで、これでは女性が怒らないほうがおかしい。
さらに女性の怒りをかってしまっているのが、安倍さん周辺の女性がアホだらけであることです。女性の地位を高めるどころか、世間様に女はバカだと宣伝するような状況です。
その一人は稲田朋美防衛相であります。
フツーの女には届かなかった世界にいる人だからこそ、立派な人格と振る舞いをもって、世の中の男に女の力を見せつけてほしいと真に願う女は多いのです。
ところが稲田防衛大臣は、その経歴とは正反対の、みっともない行動や発言が目立ちます。
自衛隊の行事や視察にはまるで軽井沢に行くような格好で現れ、公式な場では田舎の高校生のような服で登場、舌っ足らずで60近い人間とは思えない話し方であります。
東京都議選の応援演説では法律違反をするわ、「アジア安全保障会議」では、公の場で自分を含む防衛大臣は美人ばかりというトンデモ発言をして世界をドン引きさせるわ、森友学園の代理人弁護士だったのに、依頼を受けたことがないとウソを繰り返す始末。南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に参加した陸上自衛隊の日報の隠蔽疑惑まで浮上してしまいます。
さらに最近放送された日本テレビ系の「バンキシャ!」という番組では「昔のように自由な発言もできないし、好きな服も着られない。とても苦しい…」「服もメガネも黒中心でなるべく地味に、地味に」という、親しい知人に漏らした本音というのが紹介されていましたが、九州豪雨の最中に何をいっているのでしょうか?
防衛大臣とは国の運命を左右する要職なのですから、嫌ならスパッとやめればよろしい。自衛隊員というのは死ぬ覚悟をした人たちでありますが、そのトップがワガママな大学生のような意識だというのはどういうことでしょうか? 私の身内は帝国海軍と防衛庁の人間でありましたので、中の人々の覚悟というのはよくわかります。こんな人が社長では塹壕(ざんごう)掘るのがバカらしくなります。
コマッタさんをいつまでたってもクビにしない安倍さんは、お友達ばかり優先して女の地位を辱める敵だと思われて当たり前です。
奥様の昭恵さんも、首相夫人という立場にも関わらず、森友学園では発言がメチャクチャ、立場にふさわしくない会合に出かけたり、意味不明な左翼系の人々と交流するなど、何も考えていないんだろうなという行動が目立ちます。SNSでも意味不明な 「いいね!」ボタンを押すわ。ほんとに大丈夫なんでしょうか?
何も考えてない人に国政を引っかき回されてはたまりませんし、奥様に注意すらできない安倍さんってどうなの、と思われても仕方ありません。
安倍さん、政権を延命させたいなら、
ますぐ介護保険を改良し、保育所を増やし、バカな大臣をクビにし、奥様に注意してくださいませ。
女の恨みは思った以上に怖いのでございますよ。》
なるほど!生活者としての実感をより強く感じているのは男性よりも女性でしょう。そして、安倍政権がやってきたことが生活者の実感として恩恵を感じられないから、安倍政権に対して冷ややかであり、批判的である、というのはうなずける話だと思います。
また、「女性の敵は女性」と言われるくらいで、能力・識見の足りない者がなんだかよくわからない幸運、もしくはえこひいきに恵まれて脚光を浴びることについても、実に辛辣な批判をためらわない正直さがあるように思います。つまり、女性は男性以上に公平さや公正さに敏感であることはほぼ間違いないだろうと思います。
女性は女性特有の鋭敏な感覚で男の嘘を見抜くことができ、安倍晋三というの人物になにかしらの胡散臭さ、薄汚れたものを鋭敏に嗅ぎつけて嫌うのではないか?つまり、
《女は嘘をつく人間が嫌いです。背広のポケットにクラブのママの名刺が入っていたのに、行ってないと言い張る夫の不誠実さを思いだして、怒りが爆発です。安倍さんは夫ではありませんが、自分と子供が住む土地の運命を握っているわけですから、ウソつき夫のように感じて怒りがマックスです。》
ということなんじゃないでしょうかね?
女性は、一般に、イデオロギーのような「大文字」でもって書かれたり語られたりする大げさで空疎な言葉に騙されない聡明さとリアリスティックな感覚を備えていると思います。女性は、男のように子供っぽい無用で不要なリスクを負うことを嫌う傾向が強いですし、その意味で本来、保守的といっていいと思います。
だから、安倍晋三サンがいくら口で言い繕おうとしても無謀で無責任なところを鋭く見抜いてしまうのだろうと思います。
オッサンはどうしても、勇ましいことや大げさなこと、例えば「大義」のような言葉が大好きで、猫がマタタビを嗅いだ時のように陶酔してしまう傾向が多分にあると思いますが、女性はそういうものに眩惑されない強靭なリアリティを生来培うようにできているのだろうと思います。
だから、安倍晋三サンの放つ空疎な言葉にオッサンは眩惑され陶酔してしまうけれども、女性は醒めた目で冷静に判断するリアリスティックな聡明さを失わずにいられるんじゃないかと思います。
さて、冒頭でご紹介した「こんなにいた!安倍首相嫌いの有名人」と題するライブドアニュースの記事は、安倍晋三サン嫌いの女性有名人として藤原紀香さんや室井佑月さんに言及していますし、女性でありませんが、マツコ・デラックスさんも安倍晋三氏と安倍政権がお嫌いであることにも言及しております。。
中でも、思わず笑ってしまったのが以下に引用する部分であります。
《 岩井志麻子氏は、本誌の取材に対し「好きでも嫌いでもない、どうでもいい存在」としたうえで、
「見たことないけど、絶対に安倍首相のチ○コはちっちゃい!」
と男の沽券を切り捨てるのだ。
「私の想像では、10センチにも満たないんじゃないかな。でも、私が言いたいのは、実際のチ○コの大きさじゃないの。彼に漂っている”小さい感”が、一国の首相として情けないの」
ちなみに、「私の友達がサウナで偶然目撃したんだけど、大きさも形も印象に残らないほど、どうでもいいモノだったみたい」というから、あながちウソでもないかもしれない……!? 》
たしかに、安倍晋三という人物からは、心の広さとか、多くの異なった意見に調和をもたらすような度量というものを感じることができませんよね。常に人を敵と味方で分けて闘争を演出することで、自分への熱狂的な支持を獲得しようと企んでいるように思えて、それが姑息に感じられるわけです。到底、国民を一致団結させる人望も人徳も器量もないと思います。
このライブドアニュースの記事は、
《極めつきに、かつての親分であった小泉純一郎元首相までもが、安倍首相への不満を爆発させている。
「小泉元首相は、まだ当選回数の少なかった当時の安倍氏を官房副長官に大抜擢し、現在の首相への道をつくった大恩人です。なのに、安倍氏は自らが首相(第1次)となるや、小泉元首相が”政治生命を賭けて”実行した郵政民営化を骨抜きにし、恩を仇で返しました」(政治評論家の浅川博忠氏)
それだけに言葉は厳しく、今年3月11日、視察先の福島県で記者団を前に、
「(安倍首相は)汚染水はコントロールされていると言っていたが、全然、されていない。よくもあんなマヤカシが言えるもんだ」
などと口角泡を飛ばしたのだ。
「その安倍首相は、第1次政権の崩壊をマスコミ対策の失敗にあったと総括。その反省をもとに、現在はマスコミを”完全制圧”せんと意気込んでいます。ただ、マスコミ制圧と反比例するかのように、識者たちからは安倍批判の大合唱が上がり、今では集中砲火状態です。内心、アップアップですよ」(浅川氏)
批判を受け入れて政権運営に生かすのか、それとも、ただ強権的に封殺していくのか、一国の首相として、その器量が問われる。》
と結んでいますが、マスメディアの論調と国民との意識との間には乖離があるのは、間違いないと思います。
日本国民の半数は女性ですし、女性はしばしば、男性よりもタフでしぶとい上にきわめてリアリスティックな聡明さを備えてもおられます。その女性を敵にまわして安倍晋三サンはオノレの野心を実現されることが果たして可能なのかどうか見ものだと思いますな。
(了)
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話題のモテる男情報
モデルプレス
【半分、青い。/モデルプレス=9月19日】北川悦吏子氏が脚本を手掛け、女優の永野芽郁がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合/月曜~土曜あさ8時)。放送開始前、北川氏自身が語っていたように「明らかに異端」であった物語は、9月29日、ついに最終回を迎える。「1話につき与えられた時間は3日」という執筆活動を終えた今、北川氏は何を思うのか――最終回目前、モデルプレスのインタビューに応じた。<2>
「“朝ドラ”ってヒロインと作家が大変と聞いていた」という北川氏。ともに走り抜けたヒロイン・楡野鈴愛役の永野について「(クランクアップ後の)パーティーのスピーチでは、『笑えなくなった日もあったし、眠れなくなった日もあったし、泣いている日もあったし』と正直におっしゃっていて、苦しんでいる人がもう1人いたんだなと思いました」とエピソードを明かす。
現場では寝ている姿も目撃したそうだが、それはプレッシャーから。「インタビューで『家に帰っても鈴愛が抜けない、夜不安で眠れなくなる』って言っていて、タフなだけじゃ、あの感受性豊かなお芝居はできないんだなと。彼女がどれだけ辛かったのだろうと思うと、年齢は離れてますけど、同志だったなと思っています」と大役を全うした彼女を労った。
そして、放送開始前のインタビューにて「ラブストーリーの相手役として、集大成になるんじゃないか」と語っていた鈴愛の幼馴染・律を演じる佐藤健については「律は分かりづらくて、そういうところが魅力であったと思うんです。ちょっとユラユラしたまま進んでいた。佐藤健くんはとてもお芝居ができてニュアンスも出る人なので、私のユラユラを彼がグイッグイッとリアルに立体に起こして画鋲のように止めていったのかなと。結局『律ってこういう人』っていうのは焦点を結ばないまま終わらせたいなという気持ちになったのは、佐藤健くんありき」と振り返る。
結果、「どこか天使のような妖精のような、それでいて“弱っちい男の子”みたいなイメージを行ったり来たりしながら書いていたような気がします」とはっきりとした輪郭を持つ鈴愛とは対極的な存在に。「理想というわけではないんですけど、『律がいたらいいな』って全女子が思ってくれるといいなと感じていた」という願いは視聴者に届き、物語中盤、一時律の出演がなかった時期には“律ロス現象”を巻き起こした。
また、個性豊かなキャラクターが多数登場したが、その中でも特に刺激を受けたキャストには鈴愛の同級生“梟会”の1人・西園寺龍之介(ブッチャー)を演じた矢本悠馬を挙げた。
先に子役が決まり、あとから本役が矢本に決定したという今回の配役。「ブッチャーがあんなに愛されると思ってなかった」と想定外の反応を喜び、「当て書きではなかったんですが、一緒に育っていった感じ」と矢本が演じたからこそのブッチャーができあがった。
このほか、“マアくん”こと朝井正人役の中村倫也からも刺激を受けたようで、「私はテレビを観ないので彼のことは知らなくて、いただいた資料を見てその第一印象だけでゆるふわの掴みどころのないモテる男の子にしました」。
さらに、鈴愛の元夫・森山涼次役の間宮祥太朗についても、撮影前に直接会う機会を設けたといい、実際会った印象から、役を広げたと言う。
「りょうちゃんの欠片が見つかって、とにかく声がいいことに気づき、『僕は。』という詩を読むシーンを作った」と明かすなど、愛すべきキャラクターたちは本人の魅力を投影させ作り上げられていったようだった。
156回。「1時間の連ドラや映画とは全然違うノウハウで作っていく。1年半書き続け、自分でも新しい技を編み出していく楽しみがありました」と、北川氏にとっても新たな発見が多かったという“朝ドラ”。
最後に、第1週「生まれたい!」に始まり最終回が放送される第26週「幸せになりたい!」まで、鈴愛の感情や欲望を表現しているサブタイトルにかけ、幻の第27週として北川氏自身のサブタイトルを聞くと「『もう書きたくない!』(笑)」と即答。「初めて否定的なサブタイトルです(笑)。また書きたいを思うまでにどれだけ時間がかかるのか、でもまた書きたいと思う日が来るのを信じて待っている。なので、『また書きたい!』でもあるかな」と、1年半駆け抜けた今だからこその答えだった。(modelpress編集部)
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合コンシェルジュの絵音です♥
昨日は、
辛酸なめ子さんの出版トークイベントへ
なめ子さんとは以前番組で共演していた仲ですが、
同じく共演していたGパン刑事が
ゲストで出るとゆーので遊びに行ってきた
なめ子さんの新刊にちなんで、
超ギリギリの芸能トークを2時間半ぶっ通し
なめ子さん・Gパン刑事・おぐらりゅうじさんの
3人のゆる~い空気感もかなり心地よかったです
なめ子さんの本は、クセになる面白さです
そして・・・
IPS細胞のシールをくれました(笑)
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モテる男は何故売れているのかなぁ~、その秘密は・・。
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モテる男 なくした夢、あずかってます。
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そうして欲求不満どころか、その欲求はどこに向ければ解消されるのかすらわからず悶々とするしかなく、これ男に生まれた時点で詰んでね?ってなる