アニメの新作登場
2017年9月2日。
私の家族はみんなで4人でした。
私と。
妻と。
娘と息子。
ずっと4人だと思っていました。
これからさすがに5人に増える事は無いだろうなーとは思っていました。
可能性はゼロじゃないけど。
まあ4人でずっと一緒だねと。
だから。
家族が減る。
なんて可能性は考えた事はありませんでした。
2016年夏。
家族が4人になった時はそう思っていました。
でも。
2016年が終わる時。
家族がまた3人になる。
しかも一番大事な大黒柱。
母親がいなくなる。
考えたくもないし考えてないし。
そんな現実は有り得ない。
あってはいけないこと。
でもあってはいけない事が次々と起こる。
あまりにも短い期間に。
希望を失い、絶望を払いのけ。
また希望を失い、絶望の淵に立たされる。
こんな事を繰り返しながらも
燃え尽きるまで全力でもがいて。
疲弊している事すら忘れている。
希望なんて言葉は普通は滅多に使わない。
子供向けのアニメでは自然と使われるけど。
大人になって淡々と生きてるうちは
使われる事はまずない。
でもこの時は。
毎日が希望探し。
探すと意外と簡単に見つかる。
根拠のない希望。
希望を持つから絶望が生まれる。
そんな悲しいロジックを知り始めたのは、このくらいの時期だったと思います。
国立がん研究センター東病院に運んだ癌細胞。
憎むべき腫瘍から大逆転の可能性が生まれる事を期待していた日。
妻はロンサーフの服用を開始していました。
これもまた希望のひとつ。
何もしなければ奇跡を起こす可能性はゼロになる。絶望に変わる事なんて考えてもいない。
前向きに考える事は大変な事だけど。
絶望ばかり感じて生きるのはもっと辛い。
一人じゃ出来ないかもしれないけど。
家族の笑顔が自然と気持ちを前に向かせていたかもしれません。
この日はただだだ穏やかに過ごした日。
天気も良くて。
近くの公園でシャボン玉遊びをしに4人でお散歩に出かけました。
4人が揃った写真
妻と娘がシャボン玉遊びをする写真
孫のように可愛いと言っていた
息子とのツーショット
1枚目の4人で写っている写真が。
4人揃って写る事が出来た最後の写真です。
今となっては。
妻と娘の写真。
妻と息子の写真。
家族4人の写真。
どんなに撮りたくても。
その絵を見たくても見れない。
スマホのボタンを押すだけなのに。
飽きるくらい毎日一緒にいたのに。
当たり前のように出来ていた事が出来なくなる。
その当たり前の事が。
実はもっともかけがえのない事だとようやく理解すること。
それが家族を失うということです。
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ここであえてのアニメ
アニメの魅力についてまとめました。
久しぶりに涼しい朝でした。
息子にも景色を見てほしいな。
通信制高校のオープンスクール。
私だけ参加しましたが、
在校生の言葉が心に残りました。
キラキラした高校生たち。
息子にも伝えたいと思って、メモをしました。
その議事録です(^_^)
在校生のメッセージ
○僕は一日ゲームやYouTubeしてました。入学してから、少しずつステップアップしています。
○私は中学3年の夏から不登校になりました。他の通信制高校でも行けず、家で過ごしていました。こちらの学校に変えてから、来られるようになりました。
○僕は進学校に行っていましたが、1月から不登校になりました。授業がきつくて、登校時間も含めると朝7時から夕方6時過ぎまで束縛されて、やりたい事ができなくなりました。ここでは、分からないところを重点的にやったり、より伸ばしたい英語を沢山時間をとってやったり、時間の自由があるのでいいです。雰囲気は全日制に近いです。講師の先生はプロなので、学力もつきます。
○僕は小学校6年生から不登校でした。毎日テレビを見ているだけの日々でした。でも今は、やりたい事が見つかりました。アニメの勉強をしていきたいので、進学のために勉強しています。
○私は高一の5月から学校が辛くなりました。でも、学校を変えたら楽しくなりました。
○私は7月から不登校になりました。人間関係のトラブルが原因です。でも、もう一度大学を目指したいと思って、こちらの高校に入りました。
○僕は中学1年から2年にかけて不登校でした。3年になったら行けるようになりましたが、目指していた県立高校に落ちてしまいました。受かった私立は遠くて通うのも大変だったので、こちらの通信制に通っています。
○私は夏休み提出物が出せずに高校に行けなくなりました。一日休むと、授業もどんどん進んでしまうのでついていけません。こちらの通信制に転校してからは、自分のペースでレポートを提出できるようになりました。まだレポート提出は苦手ですが、先生と相談しながらやっています。
○私は高一から人間関係でトラブルがありました。高二から学校に居場所が無くなりました。こちらに転校してからは、楽しいです。沢山みんなと話せるし、みんな自分の事を分かってくれるのが嬉しいです。
○高一の9月から理由はないけれど学校に行くのが面倒になりました。4ヶ月家でダラダラしていましたが、進級が危うくなって、こちらに転校しました。初めは学校が辛かったのですが、最近は楽しくなりました。学校に来ても、そんなには勉強はしませんけど(笑)
…というような話をしてくれました。
息子に伝えたかったのは、
息子と同じような日々を過ごした仲間がたくさんいて、
みんなおんなじなんだよ、って事。
そして、その子達が
みんなキラキラしてるんだよ、って事。
このメモを息子に読み上げたら、
全く進学に興味を示さなかった息子も目をキラキラさせて、
「行ってみようかな、その学校。俺に合ってるかもしれない。」って言いました。
さっそく、後日に、息子も交えた個人面談の予約を取りましたが、そこはドタキャン王子様、やってくれました。
でも、キャンパス長の先生は
「気持ちの状態でそういうこともよくありますよ。そういう事は全く気にしないでください。それも含めての学校ですから。」と
言ってくれました。
息子のドタキャンのおかげで、
そういう時の学校の対応も垣間見れて良かったです。
また後日、個人面談を設定してもらう予定です。
行けるといいな。
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