知っておきたい予告編活用法

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こんにちは。

ウェルネスクリエータ&

最強の治癒力を引き出す専門家

岩田です。

今話題になっている
「HEAL 奇跡の治癒力」
の上映会に行ってきました。

この映画、ぜひ観てもらいたい映画なのです。

このHEAL、昨年の秋にアメリカで公開され
話題になった映画です。
専門医、研究者、精神的指導者、博士
カイロプラクティックの医師、
そして実際にがんや病気を自身の治癒力で
回復させた方々が出演し、
「自然治癒力」について、心と身体の関係に
かなり踏み込んだドキュメンタリー映画です。

ホームページ

予告編

アメリカでもかなり話題になっていたようですが、
日本においては自主上映会という形でしか
観れないので、なかなか上映会チケットが取れず、
今回もかなり前から売り切れていました。

会場の横浜みなとみらいの映画館は満席、
本当にひと席もない満員具合。

いかにこの映画に対する話題性が高いのが伺えました。

出演しているは
ほとんどが心と身体、病気に関する専門家です。

たとえば、
アメリカのドクターであり、インドのアーユルヴェーダのドクター、
日本でも有名な
ディーパック チョプラ氏

遺伝子発現学(エピジェネティクス)というものを
広め、遺伝子の概念を大きく変えた医師の
ブルースリプトン氏

がん患者の奇跡的回復を研究をしている
ケリー・タナー博士

実際に末期がんから奇跡的回復を遂げた、
アニータ・ムアジャーニさん

などなど。

そんなそうそうたるメンバーが心と病気の関係について深く語っています。

印象的だったのは癌細胞生物学博士で心理学者でもある
医師のジョーン・ボリセンコ博士が
この映画の中ではっきりと

「医師に見てもらう病気の90%はストレスが原因」

と述べている事でした。

また全身に腫瘍ができ、
昏睡状態に陥ったアニータさんが
腫瘍が消えいかに回復していく過程は
かなりリアルで感動ものです。

癌の奇跡的な回復を調査し、
沢山のインタビューをしてきた
ケリーターナー博士は、
癌から奇跡的に回復した
ひとたちが共通してやってきた
75の行動を9つの項目にまとめたのですが、
その9つの項目の中で
直接肉体的に関係することは
わずか2つのみだったという事実。
(食事を変えること、そしてサプリメントやハーブを使うこと)

それ以外の7つ、つまり癌の奇跡的回復を
した人がやっていた行動の殆どが、
なんと心理的、精神的な行動だったのです。
つまりメンタル、心が癌の回復に
大きく関わっているということをはっきりと
この映画では伝えています。

ケリー博士はこう言います。

「精神と感情を使って免疫システムを活性化させることができる。」と。

まさに私の伝えたいことはそこで、
心(ストレス)によって生み出された病気は心で回復に導けるのです。

ニュートン力学から
量子物理学への発展とともに、
身体に対する認識も変わらなければ
ならないはずなのに、現代の医学は
残念ながら未だニュートン力学から抜け出せないでいます。

そしてこれからは病気の治癒に心が
大きく関わってくることを感じさせる
とてもインプレッシブな映画でした。

心を使って病気の治癒に役立てる。

そんな時代が当たり前になるのでしょうね。

今回のこの「HEAL 奇跡の治癒力」の
所見、感想、実際のデーター
ふくめて、
どのように心が病気を癒していくのか?
の具体的な内容、それとともに
実際私が関わった癌や多発性硬化症等の
回復症例、
そして具体的な方法、やり方について
今度のセミナーで突っ込んでお話しします。

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おはようございますニコニコ今朝もかなり冷えますね〜ガーン
今日は話題になった映画、【悪人】の紹介です。
悪人】は元々は日本の小説家である【怒り】や【横道世之介】なども執筆された吉田修一さんの長編小説です。
今日はそれを原作とした妻夫木聡くん主演の実写映画版なんですが、中村蒼くん主演で舞台作品にもなっていたみたいですね。

最初にいつもの映画予告編からどうぞ(><)

映画【悪人】は、【フラガール】や【怒り】の李相日監督によるヒューマンミステリードラマです。
2010年9月に全国東宝系列で公開されていました。
ざっくりな概要は、

保険外交員女性・石橋佳乃(満島ひかり)が土木作業員・清水祐一(妻夫木聡)に殺された。清水は別の女性・馬込光代(深津絵里)を連れ、逃避行をする。

なぜ、事件が起きたのか?事件当初、容疑者は裕福な大学生・増尾圭吾(岡田将生)だったが、拘束された増尾の供述と新たな証言者から、容疑の焦点は清水に絞られる事になる。

映画のあらすじです。

博多で石橋佳乃は同僚と三人で餃子を食べ、彼女たちは佳乃が付き合っているという大学生の増尾圭吾の話で盛り上がっていた。

食事帰り、佳乃はこれから増尾と会う約束をしているからと同僚二人と別れるが、実は佳乃は増尾と付き合っておらず、会うのは出会い系サイトで知り合った清水祐一だった。
佳乃が待ち合わせ場所に行くと、偶然増尾の車が止まる。
佳乃は祐一からお金だけもらうと、誘われるまま増尾の車に乗り込んでしまった。

しかし、その日イラついていた増尾はベラベラ喋り、おまけにニンニク臭い佳乃に我慢できず山奥で佳乃を車から蹴り落として帰ってしまう。
腹いせに増尾の車を追っていた祐一はその一部始終を見て、佳乃を送ってあげようと手を伸ばすが、佳乃はプライドを傷つけられたと祐一に対して暴言を吐き、挙げ句「警察にレイプされたって言ってやる!」と喚く佳乃を、黙らせようと口と喉を押さえた祐一だが、佳乃は死んでしまった。

佳乃を殺した祐一は以前、出会い系サイトで知り合いメールのやり取りをしていた馬場光代とドライブし、そのままホテルに行く。

祐一と光代の二人は急速に惹かれあっていった。
一方、佳乃の遺体を見つけた警察は、犯人は増尾だと想定し探し出すが、増尾から聞いた話で祐一に辿り着く。
祐一は一度別れた光代にもう一度会いに彼女の職場に姿を現し、お互いの気持ちを話す。

祐一は光代を家まで送るが、家から祐一の祖母に警察が来ていることを電話で告げられ、光代を強引に車に乗せてしまう。

翌日の昼食中に祐一は光代に人を殺してしまったことを告白する。
同時に自首するつもりだとも話した。
実際に交番の前まで行く祐一だったが、光代が止め一緒に逃げる提案をし、彼らは無人の灯台をねぐらにすることにした。

光代は一度、公衆電話から一緒に暮らしていた妹に電話をかける。

その時に警察官に見つかり、保護されるが、光代は警察官が目を離しているうちに逃げ出し、灯台へと戻っていく。

灯台から帰ってくる光代とその後ろにいた警察官を見た祐一は、光代に馬乗りになり、光代の首を絞め「俺はあんたが思っているような男じゃない」と言い放つ。

そこで警察に突入され、祐一は逮捕されてしまう。
後日、佳乃が祐一に殺された場所に花を手向けようと訪れた光代はタクシーに戻った時に、「首を絞めて殺すなんて人間のすることじゃない」と運転手に言われ、「そうですよね
あの人は悪人ですよね」と光代は答えた。

映画の出演者達の紹介です

波清水祐一(妻夫木聡)

祐一は田舎の閉鎖的な村で育ったせいか、コミュ力が全くなく社会性も皆無です。
ただ、コミュ力がないだけで、初任給で祖母(樹木希林)にプレゼントを買ってあげるなど優しい心を持つ青年だったりする1面も持ち合わせています。
そんな祐一でしたが、純粋すぎるがゆえに出会い系サイトで知り合った石橋佳乃に金づるにされ男としての自尊心を傷つける暴言を受け、カッとなり彼女を絞殺してしまいます。
それでも裕一は自首するわけでもなく(1度は警察の前まで行くには行くんだけど)光代と逃げ回りラストで「俺はそんな人間じゃないんだ」と言い光代の首を絞めて殺そうとします。
祐一は、人を殺しておいて自己保身ばかり考えてるし、女に弱音ばかり吐いてるしイケメンでもちょっとイライラはする人間性かもしれない。
祐一はアダルト・チルドレンなのかどうかわからないけども物事を論理的に考えることができずに行き当たりばったりの感情で行動してしまっていますね。

波馬込光代(深津絵里)
光代は、綺麗なんだけどどことなく幸薄そうな顔をしていて多分ほとんど男性経験もないキャラクターでした。
出会い系サイトで出会った裕一に本気で恋をしてしまい、裕一が人を殺したことをカミングアウトしても、一緒に逃げようと言い2人で逃亡してしまう盲目ぶり。
裕一のことが本気で好きなら警察に出頭を促して自首させるのがベストなのに、光代は知り合って間もない裕一と一緒に居たいと思ったのか計画性のない逃避行を始めてしまいます。
波石橋佳乃(満島ひかり)
彼女は祐一に殺された被害者ですが、人間的に自己愛性人格障害的な思いやりがない感じだったのほとんど同情できませんでした。
殺されても仕方ない火種を持っている女性かななんて。
(あくまで映画の中でだけど。殺されて良い人は殆ど居ないを前提に、ね。)
佳乃は出会い系サイトで知り合った祐一に金を貢がせ、岡田将生くんが演じるイケメン大学生と付き合ってるわけでもないのに、「圭吾くん(岡田将生)と付き合ってる」と、女友達の前で見栄を張ります。
飲み会の帰りに偶然圭吾と会うとそのまま圭吾の車に乗り二人でドライブするのですが佳乃はどうでもいい話を餃子を食べたあとの臭い息でべらべら喋りそれに圭吾がイライラし始め最終的に佳乃は山道の中無理やり車から蹴り飛ばされて降ろされてしまいます。
ちょっとイライラはわかるけど山道にいきなり蹴り捨てられるのはやり過ぎだね。
二人を尾行していた祐一が、捨てられた佳乃を見て「送ってあげる」と助けようとするのに、佳乃は
お前と私は釣り合わない。勘違いしないで
的なことを言い放ったあげく、
「お前に乱暴されたと警察に言ってやる」と大声でわめきだします。
祐一の純粋な善意をないがしろにした上にしかも乱暴されたという嘘を警察に言うという。
とばっちり過ぎてここは祐一が気の毒でした。
波増尾圭吾(岡田将生)
増尾は、親がお金持ちなのか非常に裕福みたいで自由気ままな生活を送っています。
増尾はクズ中のクズには違いないです。
女をまるでモノのように扱い人を舐め腐ったような態度をしていて、こちらもイケメンでもちょっとごめんなさいなタイプ。
増尾は偶然会った佳乃と一緒にドライブするものの、佳乃の口がニンニク臭かったため寒い中、車の窓を全開にして「車から出ろ!」とブチ切れ出して佳乃を蹴り飛ばして山道に置き去りにします。
佳乃を殺したのは裕一ですが彼女が殺されるきっかけを作ったのは増尾で間違いないんですよね。
増尾もある意味、悪人かも知れないです。

波清水房枝(樹木希林)

祐一の祖母です。
祖母思いの裕一をすごく可愛がっていたのに、そんな裕一が殺人犯の容疑者として浮上した時、房枝は激しいショックを受けます。
それに加えて加害者家族という立場のせいで連日マスコミに追い回されるという地獄にも遭います。
房枝は精神的にだんだん追い詰められていくんですよね。
しかも、報道を聞きつけたからか怪しげな団体に高額な商品を脅迫まがいのやり口で買わされてしまいます。
【悪人】で一番可愛そうな登場人物が房枝だろうなと思われます。
波石橋佳男(柄本明)

佳乃の両親である佳男と里子(宮崎美子)は、佳乃が何者かに殺害されたことでめちゃくちゃショックを受けます。
男と遊び回ってろくに連絡もよこさない娘だったとはいえそれでもたった一人の娘だったのでかなり辛いのだと思います。
2人はやり場のない怒りを感じ悲しみに暮れます。
思い詰めた父親の佳男は、せめて佳乃を蹴り飛ばして山道に置き去りにしたクズ野郎「増尾」をぶちのめしてやろうと思い、レンチを持って襲撃しようとします。
しかしギリギリのところで思いとどまります。
ここでこのクズ男を殺してしまえば気持ち的にはスッキリするかもしれないけど、それは自分の娘を殺した奴と同類になってしまう事に気付きます。
大切な娘を失った佳男だからこそ、そう考え踏みとどまれたのかな。

波波波波波波波波波波波


映画のタイトル、【悪人】なんですが主観的な意味合いなのかなぁ。

佳乃にとっての【悪人】は、
○自分の事を邪険に扱った増尾
○自分を追って後を着けてきた祐一


増尾にとっての【悪人】は、
○自分には相応しくない尻軽女の佳乃


祐一にとっての【悪人】は、
○脅されてパニックになってしまい殺してしまった瞬間の佳乃


光代にとっての【悪人】は、
いないですね。
映画のラストシーンでタクシー運転手さんには、
【あの人は悪人ですよね(遠い目)】って言葉にはするけど、その時に考えていた事は祐一と一緒にみた景色なんですよね。
これはホンマに他人事じゃなくって、誰しもタイミングやその時に置かれた状況によっては誰だって悪人になるし、誰かから見たら悪人では無い事もある。
祐一は逮捕される瞬間に、敢えて見せるようにわざと自分だけが悪くて光代を脅して人質にしていたって言う芝居をしました。捕まったら何年も塀の中に入れられる事までを思った祐一の光代に対しての究極の愛の表現だったんだろうなぁ。
ここで冷たく突き放して置かないと光代は期待して自分が出所するのを待っているかも知れない、それなら悪になり切って、愛する光代には別の男性と幸せになって欲しかったんだろうね。
それを見透かされない様に【俺はあんたが思うとるような男じゃなか!】って怒鳴ったんだろうけど光代は多分気付いていたんだと思う。
一生忘れられない男性にはなったのだろうね。この【悪人】も観た後で色んな事を考えさせられた1作でした。
映画の主題歌は久石譲さんと福原美穂さんのコラボ、【YOUR STORY】です。
今日からまた1週間始まる方、頑張って行ってらっしゃい。私も来年からは頑張るぞ!今日も最後までありがとうございました♡次は綾瀬はるかちゃんドラマです( *´ω`* )/

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2018/日本 上映時間119分
監督:石田祐康
原作:森見登美彦
脚本:上田誠
キャラクターデザイン:新井陽次郎
演出:新井陽次郎、亀井幹太
監督助手:渡辺葉
作画監督:永江彰浩、加藤ふみ、石舘波子、山下祐、藤崎賢二
美術監督:竹田悠介、益城貴昌
色彩設計:広瀬いづみ
CGI監督:石井規仁
撮影監督:町田啓
音響監督:木村絵理子
音楽:阿部海太郎
主題歌:宇多田ヒカル
制作:スタジオコロリド
出演:北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人
パンフレット:★★★★★(850円/アオヤマくんのノートと地図を再現したページが100点すぎる!)
(あらすじ)
毎日学んだことをノートに記録している勉強家の小学4年生アオヤマ君は、通っている歯医者のお姉さんと仲良し。お姉さんも、ちょっと生意気で大人びたアオヤマ君をかわいがっていた。ある日、彼らの暮らす街に突然ペンギンが現れる。海もないただの住宅地になぜペンギンが現れたのか。アオヤマ君は謎を解くべく研究を始めるが、そんな折、お姉さんが投げ捨てたコーラの缶がペンギンに変身するところを目撃する。(以上、より)

予告編はこんな感じ↓

70点

※この記事はに従って書いています。

僕は「邦画アニメは積極的に観る!」といった主義ではないんですけど、愛聴しているラジオ番組にて、アニメ評論家の気になったし、週刊映画時評コーナーので「リスナーカプセル」にも選ばれたということで、観ることにしましてね、9月1日、に足を運んできました(その後、2回目のを鑑賞)。「面白かったけれども (・ε・)」という感想でしたよ。

公開直後の3番スクリーン、土曜日ということもあって、ほぼ満席だった記憶。

普遍的な「少年がひと夏の体験を経て少し大人になる物語」にSF要素を加えた作品でしてね。住宅街に現れたペンギンの集団や謎の球体<海>を研究する小学生アオヤマくんは、そりゃあモロに「大人が考えたユニーク小学生」ではあるものの、あの年ごろの少年が持つ“好奇心”を理屈っぽく擬人化した感じがあって、ちくしょう、なかなか可愛くて。彼の好奇心を刺激する“お姉さん”に関しては、あまりに女神すぎるきらいはあるけど、最終的には“エネルギーのような存在(?)”だったワケだし、アオヤマくんの願望自体が影響している可能性もあるので、まぁ、許す(偉そう)。結局、本作は「<海>や“お姉さん”は“何”だったのか?」とか「なぜ“ペンギン”だったのか?」といった数々の謎が明かされないまま、「お姉さんの力でとりあえず<海>の消失に成功→お姉さんも消失→彼女と再び会うためにアオヤマくんは研究を続ける」といった風に終わるんですけど、「人はわからないから勉強し、研究する」ということを描いていたのは、スゲー好きでしたね(アオヤマくんが「同級生の心がわかるようになる」という成長をして終わるのも良かった)。つーか、すっかり46歳になった僕もいまだにわからないことばかりというか、人は歳を重ねるだけで賢くなるワケではないんですよね…(突然、涙目になりながら)。

唐突ですが、わかってないくせに魅力的なケイト・ブランシェット(当時46歳)を貼っておきますね(より)。

ちなみに本作のパンフは、ノートと地図を再現したページが素敵すぎるのでマスト・バイ!m9`Д´) ビシッ

その他、子どもたちの描写やコーラの缶がペンギンに変わる表現など、アニメ描写的にもまったく文句はなかったんですけど…。根本的なところで「映像化に向いてない小説だったんじゃないか」と感じるところがあって。原作小説は読もうと思って購入しつつも未読なんですが(汗)、たぶん終盤の「お姉さんが人間ではない」という展開も文字だけの表現なら違和感なく飲み込めると思うんですよ(「アオヤマくんの主観だけの世界」なんだろうし)。ただ、しっかりとお姉さんが社会生活を営んでいる様子を客観的な視点も含めて映像で見せられちゃうと、「あのお姉さんはどうやって部屋を借りたの?」といったつまらない疑問が頭に浮かんじゃうというか。さすがに「世の中はわからないことだらけですから ┐(´ー`)┌ シカタナシ」ではなく、ちゃんとした説明がほしくなる…ってのは面倒くさいですかね。とは言え、これが初の長編劇場公開作品という石田祐康監督は本当にスゴイと思うし、普通に「今どきのSFジュブナイル」ってな調子で面白かったのでね、もうすっかり劇場公開は軒並み終了してますけど、化されたらチェックしてみてくださいな。

森見登美彦先生による原作小説。評判が良いので買ったけど、読んでないのです…。

デジタル盤のサントラ。もあります。

公式読本。もあります。

誰も知らなかった予告編

※今回の記事は、心底くだらないこと、もしくはかなりどうでも良いことしか書いていないので、この映画が好きな人やちゃんとした感想が読みたい方は、を読んだり、とかといった記事をチェックしたりするとよござんす。

<僕がこの映画を観ようと思わなかった理由>

本作は“伝説のロックバンド”の「自伝的な映画」だそうで。まず、「僕にとってのクイーン」について書いておくと「普通に好き (´∀`=)」レベル…なんて書くと、ガチのファンから「なんで“普通”って付けるんだよ、“好き”だけでいいじゃねぇかよ ( ゚д゚) コロスゾ」といったご指摘を受けるかもしれませんが、実際にそんな感じだから仕方ないというか。僕には歳の離れた姉が2人いて、上の姉が洋楽をよく聴いてましてね。その関係で昔から自然と耳にしていたし、僕自身が自主的に洋楽を聴くようになった高校あたりでもう1度触れたりして。たまに映像で見かけるリードボーカルのは変な格好で面白い&カッコ良かったし、はそれなりに愛聴した時期があって。それと、でが始まったころ、クイーンの曲がやたらと流れた記憶がありますよ(とかとかとかとか)。

によると、なんとクイーンの空耳は52作品=最多出場なんだって (゚⊿゚) ヘー

長姉から「はバイセクシャルがかかっていて〜」なんて解説を受けた記憶があるんですが、さっき検索してみれば別に定説ってワケじゃないんですね…なんて話はどうでも良いとして。1991年にフレディが亡くなった時もボンヤリと覚えてまして。エイズに関しては、母親と次姉が看護士ということもあって、さんざん注意されていたので(「同級生のカミソリを借りちゃダメ」とか)、たぶん当時の高校生にしては知識があった方だと思うんですが、「こんなスゴい人も死んじゃうんだな… (´・ω・`)」と悲しくなったと同時にエイズという病気が怖くなったし()、その後に出たは買ったけど、当時の彼女に貸したまま…というセンチな思い出。その他、現在でも筋トレをする時には「マッスル&フィットネス 2006年7月号」にて編集部が選んだ「パワーとモチベーションがUPする25曲」の第14位をよく聴いていたりもして、要するに、僕にとってクイーンというバンドは、「一番好き」にはなったことはないけど「日常的によく聴いていた→普通に好き」という表現がしっくりくるのです…って、伝わりますかね。

たぶんクイーンの曲で一番聴いているのはこれでございます。

ただ、本作については観る気がなくて。というのは、が好きになれなかったから。映画館に1ヵ月10〜20回ぐらい足を運ぶ僕の体感では、たぶん劇場で一番流れたのはだと思うんですが…。ちょっとこのシーンを見てみてくださいな↓

偉そうな人が完成したに「6分は長すぎる」と指摘すると…。

なんとフレディは相手の性生活に踏み込んだ発言!

すると、他のメンバーもニヤニヤ顔ですよ。

このシーンを観た僕の気持ちを代弁するを貼っておきますね(より)。

いや、僕だってわかってる。この「奥さんとは6分以内に終わるの?川´_ゝ`)」発言は、お偉いさんが無理解なカス野郎で、そんな奴にフレディがウィットに富んだジョークを飛ばしたシーンだということは。ただ、セックスの形はさまざまあるワケで、そもそも6分以内に終わったらいけないのかと。いや、僕のセックスが6分以内なのかどうかはプライベートな部分なので触れないとしても(微笑)、90年代、全日本プロレスの60分フルタイムドローの素晴らしい試合もあれば、秒殺が衝撃的だったパンクラスもあったように、もしかしたらお偉いさんと奥さんのセックスは全力ダッシュするような濃密な6分なのかもしれないじゃないですか。気が利いた例えのつもりなんでしょうけど、セックスの多様性を軽視しているとしか思えないし、そもそも本物のフレディは性に奔放=6分以内のセックスだって試していた可能性があるのではないでしょうか。

というか、正直なところ、僕と奥さんのセックスレスが9年目に突入したということでね(苦笑)、今、自分がどんなセックスをしていたのかも思い出せない。まぁ、娘が生まれているのだから、セックスしていたことは間違いないのだけれども、だがしかし、思い出の走馬燈は。もちろん、この時点で映画を観ていない僕には、このシーンだけで、お偉いさんがどんな人間かはわかりませんよ。ただ、彼も僕と同じく「9年間セックスレスの男」だと仮定してみれば。ずっと奥さんとの性交渉がないことに思い悩み苦しみ嘆いていた時、半笑いのフレディに「奥さんとは6分以内に終わるの?川´_ゝ`)」なんてからかわれて、に追い込まれた彼の無念、誰が知る!ヽ(TДT)ノ ウワァァァァン! もうね、こんな残酷なシーンがあるかと思って、一応、では△マークを付けたものの、そんな「人のセックスを笑うような映画」を観てなるものかと、まったく劇場に足を運ぶ気が起きなかった…な〜んて、面倒くさい文章は

ここまで読んだ人の気持ちを代弁するを貼
ておきますね↓

原題:Bohemian Rhapsody
2018/アメリカ 上映時間135分
監督:ブライアン・シンガー
製作:グレアム・キング、ジム・ビーチ
製作総指揮:アーノン・ミルチャン、デニス・オサリバン、ジャスティン・ヘイザ、デクスター・フレッチャー、ジェーン・ローゼンタール
原案:アンソニー・マッカーテン、ピーター・モーガン
脚本:アンソニー・マッカーテン
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
美術:アーロン・ヘイ
衣装:ジュリアン・デイ
編集:ジョン・オットマン
音楽監修:ベッキー・ベンサム
音楽総指揮:ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョセフ・マッゼロ、エイダン・ギレン、アレン・リーチ、トム・ホランダー、マイク・マイヤーズ、アーロン・マカスカー、マックス・ベネット
パンフレット:★★★★(720円/伊丹久夫さんと小林禮子さんの対談が最高だった!)
(あらすじ)
1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わってクイーンとして活動する。やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。(以上、より)

予告編はこんな感じ↓

80点

とは言え、愛聴しているラジオ番組の週刊映画時評コーナーの課題作品になったということで! 「付き合いだしな (゚⊿゚) チッ」と、仕事がスゲー忙しかった11月下旬某日、2回目のを観てからでIMAX・2D版を観てみれば、「普通に好き (´∀`=) ウフフ」ってな調子でございました。

劇場は9割埋まってましたよ。

お話を雑に書いてみれば、「型破りな男がバンドに加入→バンドが大成功→悩みもあって暴走→メンバーと不仲に→反省→再結成して復活!」というミュージシャン映画の王道的な内容でしてね(最近観た作品ではとか)。まぁ、とかとかを読むと、実際の出来事がなかなかドラマチックに変えられているそうですが、例えば、司馬遼太郎先生のとかなどの歴史小説みたいなものだと思えば、全然OKじゃないでしょうか(もちろん、怒るファンがいるのも仕方ないと思いますがー)。映画館の音響で味わうクイーンの楽曲が最高だわ、メンバーになりきった役者さんたちのパフォーマンスが見事だわ、ストーリーもグッとくるわと、文句ナシのクオリティ。前述の通り、僕にもそれなりの思い入れはあるのでね、「エイズだということをメンバーに告白→に挑む」という展開には死ぬほど燃えたし(まぁ、フィクションですが)、ライブシーンでは涙が止まらなかったです ( ;∀;) イイライブダナー

ということで、実際のの動画を貼っておきますね↓

つーか、僕的にはフレディ役のラミ・マレックがとにかく良かったです。近年ではに出てきたフレディのイメージも勝手に合わさって、記憶の中で男っぽくゴツイ印象があったので、最初は「線が細いな…」と思ったりしたんですけれども。ラミ・マレックの“心の繊細さ”が体から滲み出るような演技が見事でしてねぇ…(しみじみ)。ビジュアルは少し違っていても、「たぶんこんな人だったんだろうな」と説得させられたというか。ファルーク・バルサラ時代(第1形態)から少しずつフレディ(完全態)に向けて成長していく姿が本当に素晴らしくて、まさにベストの配役だったのではないでしょうか。

ラミ・マレック、フレディが憑依したかのようでしたな (ノω・、) ヨカッタワァ

念のため、のフレディを貼っておきますね。

それと、恥ずかしながら「クイーンの曲を誰が作ってたか」については1ミリも知識がなかったので(汗)、各メンバーが提案→曲ができていく過程とても楽しかったです(例え、創作だとしても!)。特に、大好きなができる経緯にはグッときたというか。「マッスル&フィットネス 2006年7月号」の特集「パワーとモチベーションがUPする25曲」の解説には「クイーンは『伝説のチャンピオン』、『ウィ・ウィル・ロック・ユー』、『アンダー・プレッシャー』など、トレーニング向きのヒット曲を数多く手がけている。だが、『地獄へ道連れ』はベース演奏の力強さと過激な感情表現で抜きん出ている」なんて書かれていたんですが、ベーシストのジョン・ディーコンが作っていたなんて、それまでの劇中での扱いが超地味だっただけに、かなり驚いたし、「クイーンは全員が名曲を作ってたんだなぁ」と、妙に感動したというね(若干、ジョン・ディーコンに失礼な文章)。

ということで、あらためて貼っておきますね↓

その他、「アレン・リーチ演じるポール・プレンターは確かにクズだけど、あの当時にゲイでいることは今以上に大変だったんだろうし、彼の存在をフレディにとっての“弱い自分”を捨て去る象徴として扱ったのは上手い構成では」とか「あのお偉いさんがマイク・マイヤーズで
ビックリ&僕と同年代の映画ファンにとってはかなり有名ですよね」とか「劇中のフレディが最も悩んでいたであろう父親との関係が修復されるシーンはもっとしっかり描いても良かったのでは?」といったことは置いとくとして。実際に観てみれば「奥さんとは6分以内に終わるの?川´_ゝ`)」なんて台詞はまったくどうでも良くてね(そもそも単なる比喩なんだし…という、長々と訴えた割には酷い着地)。スムースに楽しめる素敵な音楽映画だったし、“本当の自分”を肯定されていないと感じていた青年が、死を前にしてという段階に辿り着く、人生を肯定する映画でもあった…という とは言え、僕はそこまでクイーンのファンではないので80点という評価ですが、間違いなく大画面&良い音響で観た方が良いので、気になる方は劇場に足を運んでみてくださいな。

観たら確実にほしくなる国内盤サントラ。もあります。

映画のオフィシャルブック。ファンの方はどうぞ。

シンコー・ミュージックによるクイーンの特集本でございます。

一応、フレディのフィギュアも貼っておきますね。


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