近ちゃんバカ日誌2
日本人としては琵琶湖のでかさを実感できます。
関西人としてはそのありがたさを実感できます。
蛇を祀っていてちょっと嬉しい
巳年生まれの私。↓
何かのご縁なのでしょう。
彦根に戻って昼食です。
次の旅の情報源として秘密のケンミンショーを毎週観ているのですが
それで気になっていた彦根の近江ちゃんぽん。
なので妹にそれをリクエストするとなんとなく否定的。
曰く、
地元民からするとどノーマルすぎて飽き気味。
っていうか言葉のはしに
『どうせ(兄の)奢りなのでもうちょっと良いものが食べたい』
というニュアンスがありましたが
そこは気づかないふりをしました。
時間は昼前でしたが満席、と2、3組の順番待ち。
情報通り地元民に愛されているようですね。
で、地元民らしく結構みなさんのんびりしています。
なので思ったより待ち時間がありました。
ま、それはそれとしてとりあえず。↓
餃子は私好みではありませんでしたが
日本の唐揚げはハズレ無いですね。
素材(肉)の違いだと思います。
でお待ちかね。↓
見学には地元ボランティアの方にガイドをお願いしました。
これ、お城等の史跡や観光地には結構あるサービスで
料金は大抵お足代程度(1000円とか)。
それで詳細や伏線含めた裏話なども知ることができるのでオススメです。
お勉強のあとは
素晴らしい庭園を観ながら思いに耽ります。↓
ところで
「三方よし」
という言葉があります。
大阪時代に大変お世話になった方で
現在も大阪のアメ村を基盤に
色々事業やイベントをしている飲食業の大先輩
そんな方のFBか何かでその言葉を見たのが最初。
気になって調べると曰く近江地方の商人に伝えられる格言で
「売り手よし、買い手よし、世間よし」
つまり、
商売側だけが儲けるのではなく
お客側もそれで満足し幸せになり
更にはそれで社会が発展したり
得た利益で地域に貢献する、
三方それぞれが良くなるのが商いである、と。
商売において顧客が満足する商品を提供するのは大切です。
ま、良いものを安く。
しかし商売はボランティアでは無いので儲けは必要。
適正な利潤は確保しながら顧客に繰り返し利用してもらうのは
非常に大切なことなのですが
たまにそのバランスを見失うことがあります。
顧客満足だけを意識して自分自身や従業員に負担をかけていると
そういう商売やビジネスモデルは長く続かないし、
逆に胡座をかいたような商売はそのうちライバルが現れたり
顧客に見透かされていつか廃れてしまいます。
また、利益を溜め込んで自分だけ肥えていれば
顧客や世間に愛想つかされて、(最近でいえばアマゾン)
これも衰退してしまいます。
近江商人はこうも言っています。
「始末してきばる。」
始末とは関西弁で『倹約』や『節約』を意味します。
ただ近江商人の場合
『適正』な上で『無駄をしない』
ことだと私は理解していて、つまり
「価値のあるものにはお金を使い、無駄はせず、頑張っていれば、繁栄する」
っと思っています。
オーナーとして商売をしていて
特にグアムにきてから思うのですが
まず、値切り得はほとんど存在しません。
値切るとその分だけ相手はどこかで帳尻を合わせます。
あえて価値より高く買う必要は無いですが
価値を見極めて公平に対価を支払うのが結局お互いのためです。
しかし無駄はしてはだめ。
いくらお金が入ってきても出ていくものが多ければ
いくらやっても手元に残ることはありません。
そして自分自身が頑張る。これが一番大切。
ビジネスをする上で
近江商人の考え方は非常に習うことが多く、
彦根のある近江地方は私の憧れの場所でもありました。
そういえばもう一つ。
私にはこの前成人式を迎えた娘が日本におりまして
名付けは私なのですが
その名前の由来になった人物が300年前のここ近江の人。
当時はそんなことは知りませんでしたが
とある本でこの名前をみてピンときて、
「その智慧で月明かりのように人々を照らして欲しい」
そんな意味を込めて『智月』と命名しました。
そんな彼女も当時の私と同じ年になったんだなぁ、
とか思いながら庭園で物思いにふけりました。
色々な場面で何かのご縁を感じた彦根と近江の旅でした。
近ちゃん的な彼女
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