Googleが選んだ萌えの10個の原則
このお話は私たちの住む世界の実在する人物とは一切の関係はございません。どこかにある違う次元の世界のお話です。
(腐、BL要素を含みます。ダメな方はお戻りください。)
なぜか廊下をキョロキョロ見回し、慌ててそのドアを閉めた。
「うわぁ〜、明るくて素敵な玄関だね!
白が基調で落ち着いた雰囲気がすっごくいいよ!」
大野君はうちのデザインを気に入ってくれたようで俺もすごい嬉しい。
ここを選んだ両親に感謝だな!
「ほんと?
気に入ってもらえたんなら嬉しいよ。」
「うん。
おいら、こういうとこに住むの憧れなんだよなぁ〜。」
ワクワクした笑顔で壁やドア、調度品などをじっと見回している。
「さ、大野君こっちが俺の部屋。」
「なんか、ドキドキするよ。」
ニコッと笑ってそんなことを言われると、勘違いしてしまう。ドキドキの意味が違うことはわかってるのに。
部屋のドアを開けて大野君に、先に中へと手招きをして入ってもらった。
「ようこそ、俺のプライベートルームへ。」
ちょっとカッコつけてお辞儀をしてみせた。
「ふふふ。
なんかおいら、王子様にでもなった気分。」
(まさに、俺の王子さま兼お姫さま!)
「さあ、智さまこちらへお入りください。」
俺は悪乗りして執事のように振る舞った。
「苦しゅうない、顔を上げよ(笑)。」
「ありがたき幸せ…
ってか、時代劇かよ〜(笑)!」
「あっははは!
おいら、王子様の喋り方なんて聞いたことないし分かんないもん(笑)。」
2人して大笑いして、大野君を招き入れた。
「うわぁ〜、おしゃれなベッドに机にクローゼット! 全部が白で統一されてすっごくきれい!」
(そこまで褒められると、なかなかに照れ臭さMAXになってく
るんですけど…。)
るんですけど…。)
「あ! 櫻井君!」
急に大きめの声で呼ばれてびっくりした。
「何、どうかした?」
「ベランダあんだね、出てみてもいい?」
「う、うん、いい、けど、気をつけてね?」
俺は平静を装うことに必死になっていたが、多分違和感を感じてるだろうな。
「わかってる!」
そうテンション高めで答えると、サッシの引き戸を開けてベランダへと出た。
「おお〜〜っ!
すっごい眺めだ〜〜っ!
ねえねえ、大文字があんなおっきく見えてる!」
大野君は大興奮だ。
その点、俺はというと…
こんなに大野君がはしゃぐなんて、つゆほども思わなくて振る舞いに大変困っていた…。
「櫻井君もこっち来てよ!」
(…ほら、来たよ…。ああ、もう隠せないな、俺の人生終わったな…。)
「ごめん、おいらちょっと悪ノリしすぎちゃったかな…?」
俺が躊躇して固まっていると、大野君が心配そうに俺にそう言った。
「あ…ち、違うんだ。」
「ううん。
勉強するために来たのにね、おいらが悪い。」
「ほんっと、違うから!」
俺が強く否定するから、少し困惑した顔になって黙ってしまった。
「……。」
俺は観念して正直に話すことにした。
「…俺さ、実はさ、」
ここで詰まってしまう。
「…実は?」
大野君に聞かれた。
「実は…高所恐怖症…なんだ。」
「……。」
「……。」
ほんの一瞬の沈黙のあと、
「ええ〜〜〜〜っ⁉︎」
大野君が叫んだ。
(ほら…やっぱり驚かれた。
もうダメだ〜、幻滅された〜、少しでもカッコいい俺を見せて〝その気になってもらおう作戦〟がだだ崩れだあ〜〜〜っ!!)
俺が下を向いて小さくなってると、頭を優しくポンポンと叩かれた。
「よし、よし。
そんな落ち込むことないから。
驚いて叫んでおいらが悪かったよね?」
頭を撫でられたまま、少し涙目の赤い目で大野君を見上げると、まるで天使のような穏やかな優しい微笑みで俺のことを見ていた。
「おおの、くん…?」
「大丈夫だから、おいら、バカにしたりなんかしないから安心して?」
「…ほんとに?」
「うん。
むしろ、イケメンでカッコいい櫻井君にもこんなかわいい一面があるんだ〜って、ギャップ萌え?ってやつ(笑)?」
俺はすでに〝イケメンでカッコいい〟が頭の中をリフレインしていて、地獄から天国に舞い上がったほどの喜びで、顔がニヤけてくるのをぐっと我慢していた。
「だから気にしないでよ。
もしみんな知らないなら、絶対喋ったりしないから。おいらだけが知ってる櫻井君の秘密にしとくから。」
なにこれ、聞いてるだけで俺、嬉しくてしょうがないんだけど。
「じゃ、じゃあ2人だけの秘密にしてくれる?」
「うん。
おいらと櫻井君の2人だけの秘密ね♡」
大野君は満面の笑みで俺の目を見て、そう言ってくれた。
続く
【あとがきのようなもの】
貴重な「君どこ」ファンの皆さま、こんばんは。
今回も少しお話しいいですか?
なんと、気付けば『60回目』を迎えることが出来ました!!
(なんで『50回目』はスルーとかは突っ込まないでくださーい。)
なぜか、『60』と打ち込んだ時にグッとくるものを感じたのですよ。
まさかここまで書き続けられるとは、夢にも思わなかったもので…。
最初は自己満で、自分の中で膨らむストーリーを形にしてみたいなぁと始めたお話。
回を重ねるごとにアクセスや『いいね!』が増えてきて、いつの間にか自己満なんだけど、〝気に入ってくれた方々〟のお話でもあるんだなぁ〜、なんてすごく心があったかくなりました。
不定期更新な上にちまちまとしか進まないストーリー…。
ほんと、申し訳ないです…。
こんなのですが、おにゃが書いた時にはお付き合いくださると嬉しいです ♪
いつも読んでくれて、本当にありがとうございます(^人^)
『61回目』からもよろしくお願いします。
電撃復活! 萌えが完全リニューアル
こんばんは☆
いつもありがとうございます。
もうもう昨日のキスログ何?(≧∀≦)
おはよー
いかがお過ごし?
おはよー。
いかがお過ごし?
絶対偶然ではないよね?
偶然だったらさらに萌え〜ですけどぉ〜
私は昨日から断捨離してるよー(^。^)
断捨離が終わったら部屋の模様替えをする。
本は古本屋へ、洋服は古着屋へ売りに行く。
やり出したら楽しくて
DIYもしたくなってきちゃった。
いま電動ドライバーを買うか迷い中…笑
涼しいと作業がはかどるわ^_−☆
北海道で買ってきたお菓子はほとんど食べちゃって、高級スーパー紀伊国屋で買った懐かしいお菓子とコーヒーで一息いれながらやってます(^-^)
いよいよ明日「君、僕。」のMV解禁ですね。
朝のWSも忘れず予約しておかないと!
MV公開までのカウントダウン
楽しみ
ではまた明日☆か明後日☆笑
萌えのwebサイトだよ♪
こんばんおやきー
肌寒いーーーー!!!!!!
昨日は、まだ暑くなかったですか??
雨降ってたりしたけど、
それでも寒くはなかったですよね…?
今日たまたま長袖を着てて良かった
昨日、石田さんがトレーナーを着ていて、
トレーナーを着てる石田さんが、
めっちゃくちゃ可愛かったんですよ笑
だからね、なんか着てみたくなっちゃって、
今日はたまたま長袖だったってわけ!!(笑)
やっぱ、萌え袖女子っていいなぁ〜
パーカーとか、トレーナー系だとなお良し
そして、もう少し涼しくなってくれたら、
個人的にはすっごく喜びます←
涼しい方が好きだもんーーーーー!!!!
では
あかねるね(-_-) zzz
羽賀朱音
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