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探偵への面談は、電話での申し込みが多い。
不貞の証拠を抑えてほしいという主旨の
内容の電話であったのだが、
どうしても面談だけは、これからしたい
と言う事で、移動中の高速バスの中での
面談となった。
札幌から千歳空港までのバスでの面談。
こちらの風貌を伝えると近づいてくる
40代後半の女性。
探偵さんですか?
はい。
サレ妻は2枚の診断書を探偵に見せた。
2週間前の診断書 病名は
『統合失調症』急性期とあり
入院治療を要すると記載されている。
もう一枚は、昨日、発行されたもの
『精神になんら問題はなく、
健常者である事を証明する』とし
別な病院の医師の署名がある。
私、夫とその精神科医の罠に嵌り
2週間前に強制的に入院させられたんです。
何故?
夫に愛人がいて、数年にわたり、その事で
トラブルばかり、調査会社に調査依頼を
して、相手を判明させ、夫を追求したのが
1年前。
その不貞女性ともその時は別れると言ったん
ですが。。。
別れなかった。
はい、それどころか外泊までするように
なってしまい、また問い詰めると
帰ってこなくなったんです。
それで、不貞女性の自宅へ向かいました。
最初は、夫と別れてもらう事を告げるため
だったんですが、不貞女性の態度に
腹を立て、その場で肩をついたんです。
そうしたら、警察に通報されて。。
怪我をさせたんですか?
診断書は打撲でした。全治3日とか
転んだだけか。
その事を知った不貞夫が、
別れたと言った女に怪我までさせて、
お前は頭がおかしいと激昂され、
それまで手伝っていた経理事務も
任せられないと自宅に謹慎するよう
言われたんです。
私も精神的に不安になり、不貞夫の
通院することになりました。
最初は軽度『躁鬱病』だと。
ところが、通院し始めてから、
めまいなどが酷くなり、自宅でも
寝ていることが多くなりました。
不貞夫はこれまでと変わらず、時には
外泊もあり、また今まではそんなに
多くなかった東京への出張までも
月に数回を重ねるように。
そんなある日、知人の旅行代理店の
方から連絡があり、ご夫婦で海外旅行の
申し込みをしている件で、指定された
ホテルの予約が取れたと言われ、
『まだ関係が続いている』と確信したの
です。
旅行の日程については、一切何も
言わない不貞夫にその事を問い詰めると
お前の妄想だ、そんな予定はない。と
言葉を遮られ、話にも応じてくれません。
そして、2週間前、
通院の為、不貞夫に送迎してもらう
車のダッシュボードに二人のパスポートを
見つけ、私は追求をしました。
すると、誰かに連絡した後、
お前の幻覚は酷いな。
と言われ、そのまま病院まで送って
もらったのですが。。。
『私はそのまま、強制入院
させられたのです。』
それで、この2枚の診断書?
はい、不貞夫を治療後にやり込めようと
思っていたのですが、その前に先手を
打たれたんです。
どうやって、ここまで?
それから10日あまり、ほとんど寝かされて
いたような気がします。
うっすらと記憶があるのは、日焼けした
不貞夫の顔が一度。
旅行から帰ってきたんでしょうね。
軟禁状態から解放され、病院内を看護師と
一緒なら歩くことも許可された一昨日、
トイレの窓から裸足で抜け出し、そのまま
逃げ出してきたんです。
不貞夫の知らない友人のところで、着替えと
お金を借りて、この病院に行きました。
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旅の日 それ、さがしにいこうか
「なつぞら」 第43回
第8週 「なつよ、東京には気をつけろ」
3人の旅立ち・・・俺はなっちゃんが好きだ
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男性) 柴田さん、郵便で~す。どうぞ。
なつ) ご苦労様です。
卒業式も終わった、
3月下旬のことでした。
(北海道大学からの封書)
なつ) 夕見! 来た! ねえ、来たよ!
(居間に集まってくる一同)
夕見子) もう…。何なのさ。
そんなに大きな声出さんで。
なつ) 来た!
夕見子) はい。
なつ) はい。
えっ、ちょっとどこ行くのさ?
夕見子) 一人で見るの。
一同) え~!
**********
(居間に座った一同)
剛男) はあ~遅いな…。
富士子) それが返事でしょ、きっと…。
泰樹) そんなこと言わずに見てこい。
剛男) そうだよ富士子ちゃん。
富士子) ここはあなたでしょ。
明美) 私が見てくる!
照男) 明美は、ダメだ。
明美) 何でさ?
照男) 何となく…。
なつ) そだね。
もしもの時明美ちゃんじゃ、
夕見も甘えられんと思うわ。
明美) いつも甘えてるしょ、
夕見姉ちゃんは!
なつ) ここは、いつも甘え慣れて
ない人の方がいいと思う。
富士子) 慣れてない人?
なつ) うん。じいちゃん…
じいちゃんに優しくされたら、
夕見もつい、素直になれると思うんだわ。
泰樹) 何でじゃ!
剛男) 夕見子のために、
お願いしますよお義父さん。
(立ち上がる泰樹)
なつ) あっ、優しく…ね。
(見送る一同)
(戻ってくる泰樹)
泰樹) みんなで行くべ。
**********
(泰樹を先頭に階段をのぼる一同)
泰樹) 夕見子、開けるぞ。
(畳に、仰向けになった夕見子)
泰樹) 何だ、寝てんのか?
(お腹の上に、裏返しの通知)
(そっと通知を取る泰樹)
(北海道大学の「入学許可書」)
一同) おお!
(拍手)
富士子) この子これ見て
気ぃ抜けちゃったんだわ。
(寝ている夕見子の頭を撫でる富士子)
**********
それが、
どれくらいすごいことかと言えば…。
記者) では最後にずばり、
北大を目指したのは、なぜですか?
夕見子) それは…。
地元の新聞が、取材に来ました。
夕見子) 私の、開拓者精神です!
記者) はい、そしたけ…
写真をいいですか?
夕見子) 写真だって!
富士子) は~い。
(紋付き羽織袴の泰樹や、
よそゆきの服を着た一同)
悠吉) あの~…
俺らはこの格好でいいですかね?
菊介) 従業員なんで、
この方が感じ出るべよ? ん?
カメラマン) ほんで、撮りま~す。
**********
(音問別初の女子北大生誕生と新聞の見出し)
写真は一切、使われませんでした。
**********
<作業場>
(バターチャー
を回している照男)
(その姿をノートに描くなつ)
照男) ん。
(完成したバターを食べるなつ)
照男) どうだ?
なつ) うん、おいしい!
照男) だべ? 俺も勉強したんだ。
これでもうお前がいなくなったって、
うまいバターは作れる。
なつ) ねえ、このバターも、
砂良さんに持っていくの?
照男) 当ためえだべ。(笑)
なつ) ハハッ…(笑)
**********
<夜・姉妹の部屋>
(なつが書いている絵を見る明美)
明美) あっ、やっぱりうまいなあ。
なつ) 下手だよ。だから勉強してんのさ。
明美) でも、楽しいんだべさ?
なつ) もちろん…
絵を動かすのは楽しいよ、きっと。
(なつに抱きつく明美)
なつ) ん? どしたの?
明美) なつ姉ちゃん…。
なつ) ん?
明美) 私のこと、忘れないでね!
なつ) 何さそれ…。忘れるわけないしょ…。
明美) 私は、なつ姉ちゃんがいなかった
時のこと、覚えてないから…。ずっと、
なつ姉ちゃんは、私のお姉ちゃんだよ。
なつ) 当たり前しょ。
明美は、ずっと私の、大事な妹。
(くっつき合う2人)
**********
そして、旅立ちの日は、やって来ました。
<牛舎>
なつ) したらじいちゃん、もうそろそろ行くわ。
泰樹) おう…。
なつ) じいちゃんも送別会
来てくれたらいいのに…。
泰樹) 牛をほっとけねえべや…。
なつ) 今まで、ありがとうございました。
泰樹) ハハ…そんな他人行儀な、
挨拶やめとけや。
なつ) うん…また帰ってくるから。
(牛を撫でながら少し顔を上げる泰樹)
泰樹) 気ぃ付けてな。
なつ) うん…。
富士子) なつ、もう行くよ。
なつ) はい。
富士子) 父さん…したら、
悪いけど、留守番、お願いね。
(背を向けたまま手を上げ、作業を続ける泰樹)
(泰樹を振り返り、出て行くなつ)
**********
その日、帯広の雪月で、
なつと、雪次郎君の送別会と、
夕見子ちゃんの、合格祝が、開かれました。
雪之助) 旅立つ3人の若人に、
これからの豊富語ってもらいましょう!
夕見子ちゃんから。
夕見子) どうも、ありがとうございます!
一生懸命勉強します。
雨にも負けず、風にも負けず、
雪次郎にも、なつの厚かましさにも
負けぬ、丈夫な頭を持ちます。
なつ) 何さそれ!
夕見子) そういう、
大きな人間に私はなりたい!
とよ) 偉い! お見事! 十勝の女!
妙子) これからは日本の女でしょ。ねえ。
夕見子) いや、世界の女を目指します。
富士子) 大げさな…。
妙子) 北大だもん、
大げさじゃないわよ富士子さん。
ねえ、タミさん。
タミ) ええ。世界を、平和にして下さい。
正治) それは大げさだろ。
とよ) ガールズ・ビー・アンビシャス!
雪之助) 頑張れ~! 夕見子ちゃん!
(拍手)
雪之助) え~そして…
お前も頑張れ、雪次郎!
雪次郎) はい。
(コップの牛乳を飲み干す雪次郎)
雪次郎) 俺の目標は…北大出の夕見子
ちゃんに、おいしいって言ってもらえる、
十勝のお菓子を、作ることです!
えっ…何で? ダメかい?
菊助) 目標が大きいようで小さいもな。
正治) あなたが言うことないでしょ。
雪之助) 菓子作りの基本は、
たった一人の、客を思うことだ。
それでいい!
悠吉) そのお菓子には、
うちの牛乳使ってくれや。
雪次郎) もちろんです!
とよ) よっ、
ボーイズ・ビー・アンビシャス!
妙子) ちょっとお義母さん、
それ意味分かってます?
とよ) 少年よ、世界は広い
女は一人じゃない!
妙子) ん~…まあ合ってます。
(拍手と笑い声)
雪之助) え~じゃあ、最後に、なっちゃん!
なつ) はい。ありがとうございます。
私の目標は、東京で、漫画映画を作る事
です。あの…戦争で死んだ父が書いた
手紙に、あの…家族の絵があって、私は
空想の中で、それを、動かしてました。
昔が生き返ればいいなって…。そん時か
ら、漫画映画は、私の中にあった、夢だ
ったような気がします。天陽君の絵が、
その夢を膨らましてくれました。けど、現
実の私を、幸せにしてくれたのは柴田家
の、家族です。できれば…家族のそばで、
酪農を手伝いたいと思ってたことも、本
当です。だからそれを裏切るのは、とて
もつらいけど…厚かましいけど…。
夕見子) バカ。
なつ) 今は…。
剛男) ありがとう、なつ!
それは、裏切りじゃない。それは、成長だ。
9年前、まだ9歳で、この北海道まで来て、
十勝に来て、うちに来て、ここまで成長し
てくれて、本当にありがとう。
なつ…父さんは、本当にうれしい。
なつ) 父さん…。
富士子) なつ。
みんな応援してるから、
元気に行っといで。
なつ) (頷く)
(笑顔でなつを見ている一同)
(立ち上がる天陽)
天陽) なっちゃん、
今まで本当にありがとう。
俺はなっちゃんが好きだ。
それはこれからも変わらない。
(拍手をする天陽)
(拍手する一同)
なつ) ありがとう…。
**********
<柴田牧場・牛舎>
(牛を撫でる泰樹)
泰樹) (泣)
**********
(懐中時計を握りしめるなつ)
なつよ…その手に、
ふるさとを持っていけ。
**********
待たないよって言ったくせに~最後の最後に
「俺はなっちゃんが好きだ」砲を放つ天陽君。
やるな、天陽。なかなか効果的な一撃だった。
何気に心に残るというか、ホントもう、これだ
からイケメンは! でも、やっぱり好きっていう
のは大事だから。言うと言わないの違いは天
と地ほども違うから、ちゃんと言ったのはいい。
明美ちゃんや夕見子にも涙腺が緩みかけた
けど、最後にやっぱり泰樹おんじにやられた。
一番愛した者が、一番つらい。つらいから…
送別会にも出られない。牛を撫でながら泣く
おんじにもらい泣き。ずるいよおんじ。1人で
泣くなんて。おんじの気持ちが切なくて…涙。
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