シティーハンター、お店、安心、パートナー
前日の不安酒がたたり、二日酔い。
が、なんとか起き上がり付き人へ。
そして、昨日のブログでお騒がせしてしまっていたiPhone、見つかりました。
万が一のことを思い、前日の夜、iPhoneを失くしてしまったということを殿のマネージャーさんと石塚さんに公衆電話から留守電に残させて頂いていたのです。
すると、なんとそれをお聞きした殿のマネージャーさんと石塚さんは連絡を取り合ってくださったらしく、さらには、石塚さんはボクが留守電に残した目ぼしい所を前日の夜に探してくださったらしいのです。
すると、その目ぼしい所にボクのiPhoneはあったらしく、殿のマネージャーさんは現場でお会いするとこんなことを教えてくださったのです。
「石ちゃんが持ってくれてるんだって、殿の車の後ろの窓にあったらしいよ」
〝なんちゅーところに…〟
なんてその時は思うよりも先に、殿のマネージャーさんにこれ以上ないほどの感謝と、さらには、わざわざ探してくださった石塚さんにこれ以上ないほどの感謝を抱きながらボクは頭をこれ以上ないほど下げたのでした。
あとで、そんなキワキワな所にへばりついてくれていたiPhoneにも、感謝をしっかりしておきました。
ご迷惑や心配をおかけした皆様、本当に申し訳御座いませんでした…。
そして、気を取り直して、この日は殿の取材と打ち合わせの付き人を。
すると、その取材の中で〝アートは不確か〟という話題になったのですが、殿はそこでこんなことを仰られたのです。
「田舎のばあちゃんを連れてきて〝これがアートだ!〟って言ってもアートはアートだもんな」
たしかに、現代アートは〝自分がこうだ!〟と思ったモノをアートにしちゃっている傾向があるし、マルセル・デュシャンの〝泉〟だって、ボクからすればよくわからないのです。
マルセル・デュシャン〝泉〟
すると、そんなことを考えていると、殿はさらにこんなことを仰られたのです。
「それと、オレのノーパン跳び箱だって浅田彰がフランスに推薦してくれてるんだけど、あれだってオレがアートって言い張ればアートだもんな」
ノーパン跳び箱…。
ただ、殿の仰られていることは間違いではないのですが、この写真を見たら本当にアートだと言い張れるのだろうか…なんてことを思ってしまったボクなのでした。
そして、北朝鮮がまた〝ミサイルを発射した〟というニュースに殿はこんなことを仰られていたのでした。
「なんだったら、ミサイルより花火をあげればいいのにな、〝マンセー!〟ってドーンと。そしたら、見物客が北朝鮮に金払うんじゃねーかな?」
笑っていいのか笑ってはダメなのか、と頭の悪いボクは迷いながらも、下を向いて笑ったのでした。
そして、付き人終わり、殿をお見送りして、ボクはソフトバンクショップへ。
そこでiPhoneを復活させて、安堵したからかお湯に浸かりたくなり、銭湯へ。
すると、その道中、お知り合いの方にすごい似ている人が居て、ボクは間違えて話しかけてしまったのです。
「あ、おひさし…」
なんだよ、というような表情をされるそのお知り合い似のお方を見ながら、ボクは硬直してしまったのです。
〝お知り合いの方ではないにしても、似すぎている〟
しかも、同じ街にこんなにも似ている人が居てもいいのだろうか、というほどそのお方に似てらっしゃるのです。
なのでボクは、
〝お知り合いの方ではないにしても、あの人となら初対面の壁を取っ払って気兼ねなく話せるな〟
と勝手なことを思いながら、その方とお別れしたのでした。
そして、ひとっ風呂浴びたあと、ブックオフで「キャプテンアメリカはなぜ死んだ?/町山智浩」を購入。
すると、この間ブログに書かせて頂いた〝ハムスターの大事なものをコスコスしちゃった〟お知り合いのお方とお知り合いの女性からお誘いを頂き、三人で焼き鳥屋へ。
そこで、そのお知り合いのお方から、作家さんの面接で履歴書の特技の項に、
〝ビートたけし〟
と書いていたというお方のお話をお聞きさせて頂いたのです。
「特技で〝ビートたけし〟ってなんなんだよって聞いたら、なんでもたけしさんで答えれるって言うんだよ」
ということだったらしく、そのお方に、
「じゃあ、映画は何が好きなの?」
とお知り合いのお方は聞かれたらしいのですが、そのお方はそこでこんなことを仰られたそうなのです。
「ゴットファーザーだよ馬鹿野郎!」
〝それは特技なのだろうか…〟
なんて思うのと、
〝映画は殿の映画じゃないのね…〟
なんて疑問はあったものの、そのお方は最後の最後まで徹底して殿のモノマネのまま面接を受けられたそうなのでした。
たしかに、そこまでやられれば…特技は特技…なんてことを思ったボクだったのでした。
そして、お店を変えて、お次はワインの飲み放題のお店へ。
すると、そこのお店に男女4人組で来ていたグループに一波乱が起きたのです。
その男女4人グループは、シティーハンターの海坊主みたいな人と、幽遊白書の戸愚呂の兄者みたいな人と、ホステスさんらしき女の子2人だったのです。
海坊主
戸愚呂(兄)右
すると、リーダーであろう海坊主さんが一人の女性を口説いていると、なぜか兄者はもう一人の女性を相手にはせず、一人でケイタイをイジッていたのです。
ですが、あまり良い雰囲気ではないものの、海坊主さんはさらに追い込みをかけて、
〝お、これはもうお持ち帰り出来るんじゃないか〟
というような雰囲気に持っていっていたのです。
ですが、そこで事件は起きてしまったのです。
なんと、そこへなぜか兄者の奥さんが現れたのです。
「……………………」
ボクの人生で初めて見るような修羅場の雰囲気が流れる中、なんと兄者は嬉しそうにその奥さんを海坊主さんに紹介しはじめたのです。
そこで、絵に描いたような〝きょとん顔〟をする海坊主さんに、さらに兄者は握手まで求められたのです。
〝あの人、弟連れて歩いていないんだから海坊主に殺されるんじゃないか〟
なんて他人事なのでボクは気楽に見ていたのですが、そこで海坊
さんは無表情のまま握手に応じたのです。
ですが、そこからなぜかお二人は手を離さず握り締めあったまま動かなくなったのです。
「イテ…イテテ…痛いです…」
プルプルと手を震わせながらなんとか手を離そうとする兄者の手を、海坊主さんは無表情のまま握りしめていたのです。
「ありがとうございました…はい、もう…はい…」
なんとか冷静を装いながらも手を離そうとする兄者だったのですが、海坊主さんは寡黙な表情で手をギュウギュウと握り締めていたのでした。
そして、
〝覚えてろよ…〟
というような表情で海坊主さんは手を離したのですが、兄者はよほどダメージを食らっていたのか、その反動でヘッピリ腰のまま後ずさったのでした。
よってこの勝負…海坊主の勝ち、、、。
あー、クワバラ、クワバラ…。
そして、そんな修羅場の中、ボクのお知り合いのお方は明日から広島に行くことが楽しみだと仰られ、
「じゃ、広島でシェパードのことを想ってるよ」
と言い残され帰られたのでした。
広島で、ボクのことを想ってくださったでしょうか?
では。
ー コメントお返し ー
1 にまにま☆ さん
結局ケイタイは見つからず・・なのでしょうか。
毎日必ずと言っていいくらい使うものなので、無くしたら相当なショックだと思います。。。
インタビューされた照明部の女性、実際なんと発言されるのか楽しみ?!ですよね。(゚ー゚;
ーお返しー
ご迷惑おかけしました!
身軽に感じた反面、ショックは大きかったです!汗
ボクもめちゃくちゃ楽しみですー!笑
ありがとうございます!!
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