品のあるルドルフ
昨日、花組全国ツアーが千秋楽を迎えました。
おめでとうございます。
そしてお疲れさまでした!!
ゆっくり休んでくださいね、と言いたいところですが、
この後、タカラヅカスペシャルへ参加するメンバーはそのお稽古に入られるのでしょうし、
それが終わって間もなく『CASANOVA』の集合日。。。
忙しい。。。本当に頭が下がります。
どうか、体調にはくれぐれも気をつけてほしいと願っています。
さてさて、光ちゃんも、その、お忙しいスケジュールの中のおひとり。
光ちゃんは、他にも取材とかいろいろ入っているかもしれないので
さらに忙しそうですね。
あ、光ちゃんとは、柚香 光(ゆずか れい)さん。
花組男役2番手スターの光ちゃんです。
宝塚ファンなら、御存じない方はいないでしょうが
改めて、ワタクシが日ごろ感じております光ちゃんの魅力や思っていることを
綴りたいと思います。
2009年花組配属。入団時の成績は20番ですから成績だけ見れば普通。
初めのころは同期のマイティー(水美 舞斗)と比べると役の付きはよくありませんでしたが、
『オーシャンズ11』で、オーシャンズ11のメンバーに抜擢。
マイティーとのニコイチ感が非常に強くなります。
そして次の『アンドレア・シェニエ』くらいから大きい役が付き始め、
翌年の『ラスト・タイクーン』で新人公演初主演、
同年『ノクターン』でバウ初主演、
続く『エリザベート』新人公演主演。
そして、この年(2014年)の「タカラヅカスペシャル」には参加しています。
…と、研5を迎えたあたりから、かなりの抜擢が続きます。
2015年『カリスタの海に抱かれて』より3番手として舞台に立ち、
2018年『ポーの一族』より2番手に。
星組のことちゃん(礼 真琴)並みのスピード出世。
恐らく、あの容姿と、キレキレのダンスで、相当ファンを虜にしたんだと思います。
そう!光ちゃんと言えば、あの男役をするために生まれてきたかのようなお顔と、
キレキレのダンスが最大の魅力なんですよね。
お顔は、面長の顔立ちに、強い眼力!最強ですよね。
そして、お化粧も上手。
毎度毎度スチール写真を見ると、いつも最高の仕上がりなのです。
舞台化粧が上手なんですよね。
素顔は特別美人というわけではないのですが、
スチール写真はいつも、ワタクシのどストライク!
人気が高いのが分かります。
男役だけかと思いきや、『ME AND MY GIRL』のジャッキーはものすごくきれいでした。
この公演で、男役だけでなく、舞台映えするお顔なんだなあと感じました。
そしてダンス。
小さいころからバレエを習っていたようですが、
バレエのみならず、様々なジャンルのダンスを踊りこなす印象です。
ダンスが上手、というより、魅せるダンスを踊るんですよね。
どのようなダンスも、練習していく過程で自分のものにしてしまうというか
柚香 光ならどのように踊ったら一番輝いて見えるか知っているんでしょうね。
とにかく魅せられます。
いい具合に抜け感もあるんですよね。
お芝居もいいと思います。
光ちゃんのはまり役って何だろう?
と考えた時に特に思い当たらないんですよね。
悪い意味ではなくて、
全ての役がそれなりにはまっている気がするんです。
『アンドレア・シェニア』のエンジェルブラックのようなセリフのない役もよかったし、
最初はミスキャストなんじゃないかと感じた『ポーの一族』アランや、『仮面のロマネスク』のダンスニーもよかった。
『エリザベート』ではルドルフと、新人公演のトート、どちらも芝居はとてもよかったし、
主演として演じた『はいからさんが通る』、『メランコリック・ジゴロ』もはまっていたと思います。
どんな役でもこなせる気がして、それが強みだと思います。
それでもあえて個人的に一番好きだったお役を挙げるとするならば、
轟さん主演の『リンカーン』のフレデリック・ダグラス役ですかね。
ただ、多くのファンがそうではないかと思うのですが、
この人の魅力はビジュアル、ダンスだけではなく、
この、「人柄」にあるのではないかと思っています。
時に、恐ろしくやんちゃで、いたずらっ子の顔をしますが、
実はものすごくまじめで繊細なのではないでしょうか。
最近のスカイステージのトークや、舞台挨拶を聞いていてそう感じました。
そして、時にとても高潔な印象すら受けます。
恐らく、人気がどんどん出てきて、
あれよあれよという間に抜擢が続き、本人も必死になって
抜擢に見合うだけの責任を果たそうと頑張ってきたのだと思います。
そして、その苦労をあまりファンに見せないのもかっこいいなあと思います。
自分の課題は十分すぎるほどに分かっていて、
それについても、恐らく血のにじむような努力を重ねているはずです。
そんな、舞台に対する真摯な姿勢こそがファンの心に響くんだろうなと思います。
先日、スカイステージで真矢 ミキさんとの対談を見ました。
真矢 ミキさんに憧れていると知り、ああ、なるほどなあと思いました。
自分なりの「男役」像をしっかりと考えている。
リアルな男性を追及している。
そんなミキさんの男役ismを引き継いでいる気がします。
それから、対談を聞いていて、次のステージを見据えて色々準備しているんだろうなと感じました。
だんだんトップになる覚悟ができてきたかもしれませんね。
でも、ああ見えて(失礼!(笑))実は繊細そう。
その時が来たならば、
光ちゃんのサポートをしっかりとしてくれる2番手さんと、相手役さんがついてくれるといいな、と思っています。
ただ、できることなら、もう少し、現体制でいてほしいのですがね
ルドルフパワーでセレプ気分
サンタのトナカイは9頭いて
それぞれに名前がついているんですよ~
先頭から
ルドルフ、ダッシャー、ダンサー、プランサー
ヴィグゼン、コメット、キューピッド、ドンダー、ブリッツェンです
先頭のダッシャー、ダンサー、プランサーは
「走る、踊る、威勢よく」と意味で力強くソリを引く役目
ヴィグゼンは英単語では(うるさい女性)みたいです
きっと、楽しいおしゃべりでソリを引いてる時も楽しくしてくれる
イメージかな
コメットは彗星という意味だから神秘的なイメージがあり
キューピッドは恋愛に興味のあるトナカイだったりしたからって
想像しちゃいますね
ドンダーとブリッツェンは「雷鳴、稲妻」の意味らしいから
子ども達のもとへ素早くプレゼントを届けてくれるかも
最後はルドルフは皆さんも知っているとおり
赤い鼻で道を照らす役目
ルドルフという名前を訳すとトナカイだって
それぞれ名前をつける時サンタは悩んだでしょうね
せっちゃん
今ここにあるルドルフ
2019年東宝「エリザベート」が発表になりました
新たなキャストが
わあ、今からとっても楽しみです
6月、7月、8月と3カ月もあるのだからチケット取れるよね
お願い、絶対観たいです
帝国劇場
日程 6月7日~8月26日
6,7月分・・・3月23日発売
8月分・・・5月4日発売
配役
エリザベート 花總まり、愛希れいか
トート 井上芳雄、古川雄大
ルキーニ 山崎育三郎、成河
フランツ 田代万里生、平方元基
ルドルフ 京本大我、三浦涼介、木村達成
ゾフィー 剣幸、涼風真世、香寿たつき
古川君がトートなんて 観たーい
ちょっと色々な組み合わせ観てみたい
今回初参加の古川君と愛希れいかさんのコンビがまず観たいかなあ
平方元基さんのフランツも気になります
そして大御所となった花總さんと芳雄さんももちろん観たいし
今からとっても楽しみです
まずはチケット取れることを今から願って
2016年の「エリザベート」
ルドルフ 関連ツイート
<新人公演主な配役>
トート ・暁 千星[ 98期生]
エリザベート・美園 さくら [ 99期生]
フランツ・ヨーゼフ・輝生 かなで [ 99期生]
ルイジ・ルキーニ ・風間… https://t.co/JDYwyudFVi
誤魔化しのきかない舞台で、明瞭且つ感情を込めた台詞を響かせ、歌い踊り演じることは容易ではないと思う。当時二十歳だったきょもちゃんの初の外部舞台がエリザベートで、死に物狂いで努力し完成させたルドルフが評価された結果が現在に繋が…