ローカルの通販ショップを比較、通販でないとピンときにくい、そう思いませんか？

昨日、お昼ごはんを食べにシティウォークへ向かうと、通り沿いに例のお祝いの花輪が沢山並べてある。
 

なになに、何のお祝いかな～とよく見ると　Madam Sichuan　という四川料理のレストランがオープンしたのか。

ジャカルタへ来てから半年も過ぎて、そろそろシティウォークの日本料理のお店にも飽きてきたから、たまには四川料理なんかもいいかも

とこのお店で食べようと２階へ上がる。

時間はまだ正午前だったので、お客さんの入りは2割程度。

これならゆったり座れて食事が出来るぞ。

メニューを見せてもらう。

四川の料理がいろいろ載っているがここのイチオシは具材を自分で選んで食べる火鍋のようだ。　入り口横にシンガポールのヨントーフーみたいな具材が棚に並べてある

私は正統派をねらいの「麻婆豆腐」を注文することにした。

かつて中国の営業を担当していた頃には武漢とか長沙へ幾度も出張してその都度、ローカルのお客さんに激辛の四川料理をご馳走してもらったことがあり、その時にもやはり麻婆豆腐を食べているので本場の味は良く知っている。
 

豆鼓(トウチ)の味噌で奥深い味わいのスープにトロミをつけて、花山椒の香りとパンチの効いた辛さ。あの味に再会出来るのかな? と運ばれるのを待つ。

既に12時を回り、店内へはどんどんお客さんが入って来て満席になった。

新しもの好きのジャカルタの人達に四川料理の味はどのように映るのだろうか。

さて、私の麻婆豆腐がやって来た。

平らなお皿に盛られている。豆腐とミンチ肉がソースに絡んで美味しそう。ネギとか葉ニラの青いトッピングが無いのはちょっと殺風景かな。

お味について。ソースにコクが不足しているような。トウガラシによる辛さは控えめで、花山椒のピリ辛が強い。この香りが苦手な日本人には馴染めないかも知れない。

麻婆豆腐はまあ食べられる味ではあるけれど、ご飯が良くない。
ご飯をより美味しく食べる為のオカズとしての麻婆豆腐だから、ご飯の出来が悪いのは最悪である。

ここのご飯は硬めでボソボソしていて塊りがいたるところにある。

まあジャカルタで完璧な四川料理に期待するほうが間違っているのかも。
 

わざわざ食べに来たくなるほどの麻婆豆腐でもなく、次の来店は無いかな。　そんな消化しきれない気分で店を後にしたのでした。

一階のpapayaさんでぶらぶらと買い物をしていると、なぜか豆腐が目に入り、思わず木綿豆腐を買い求めて夕食は自分で麻婆豆腐を作る気分のスイッチが入ったのでした(笑)

やっぱり自分で食べたいものを作って食べるのが一番ですね。