うたプリあふれる笑顔

3作品すべて1公演ずつですが観劇させていただきまして、めちゃくちゃ個人的な感想とか思ったことをつらつら書きました。

ご存知の方はお気づきかと思いますが、前回マスミラを見た直後にマスミラに関してブログを書きまして、あまりにも殴り書きすぎて自分でドン引きするぐらい言葉使いが酷かった…。なので極力丁寧に丁寧に書いてます。そしてまたはちゃめちゃに長くなりました。なので飽きたら終了してください。あとネタバレがあります。先に言いますが、本当に個人的な感想なんで色々許してください。推しのアインザッツとRenの話はちょっと多いかもしれません。あと『個人的な』とか言い訳がいっぱい出てきます。逃げてます。先に謝ります。本当にすみません。

前回のマスミラブログにも書いたことをまた書くんですが、劇団シャイニングは他作品の舞台化に比べてかつてないほど前途多難だったんだろうなと勝手に思っています。私もうたプリファンとして最初はどう受け止めたらいいんだろうと悩みました。でも、やっぱり見てもいないものを真っ向から否定はしたくなくて、ちゃんと自分の目で確かめてからあぁだこうだ言おうと決めてました。で、3作品見て思いました。

どの作品も、見ることができて本当によかったなと。舞台に携わってくれたすべてのキャストさんとスタッフさんに、心から感謝を伝えたいなと。

それを一番に思いました。細かいことは後からまた書くとして、まず何よりもお礼を伝えたいです。

舞台化の発表があった時に賛否両論あり、各作品の出演キャストとビジュアル公開でまた話題になり、稽古を経て幕が上がって幕が降りるその時まで、色々な声を耳にされたと思います。そんな中誰一人欠けることなく、大きな事故もなく炎上もなく()、無事に終えられて本当によかったです。何度でも言いますが、本当にお疲れ様でした。本当に、ありがとうございました。

うたプリにとって一番大事なものって『愛』だと個人的には思っていて、原作のうたプリ制作に関わるスタッフさんやキャストさんは本当に心からうたプリを愛していると思っているし、私を含めたくさんのファンの人たちがめちゃくちゃうたプリを愛しています。なので『この方たちはどのぐらい本気でやってくれるんだろう。どのぐらいこの舞台作品を愛してくれるんだろう』ってことを気にしてしまいました。良くも悪くも。

『幕が上がっているあの刹那の時だけでいいから、作品に、役に、全身全霊を込めて欲しい』

そう思っていました。

キャストのみなさんはプロだから当たり前なんですが、そんな心配は無用でした。どの作品のどの役にもそれぞれ想いがあって、一瞬一瞬確かに、音也衛門、真影、翔ノ助、セシル丸、レイジー、シーノ、アインザッツ、TOKI、Ren、Ran、CAMUSが生きていました。それが心の底から嬉しかったです。さっきから何様だって感じですが、感謝しかないです。本当にありがとうございました。

そしてうたプリといえば『歌』ですね。

ここから先はだいぶマイナス意見も話すので気になる方はすみませんがここで読むのを終了していただけると幸いです。決して悪口を言ってる訳ではないですが、すみません。本当に個人的な意見なので深く気にしないでください。もう一度謝ります。ごめんなさい。

正直…本当に正直に申し上げますと、うたプリにとっては歌は欠かせないものなんですが、今回の3作品の舞台で必要だったかと言われると、私個人的にはなくてよかったかなと思いました。レビューですね。うたプリだからなのか2.5次元の風潮だからなのか分からないですが、お芝居とレビューという2部構成は一体何なのか…。お芝居だけで完結してくれていたらもう何も言うことはなかったです。歌があるとどうしても初代と比べてしまうのは本当にどうにも出来ませんでした…。めちゃくちゃ練習したんだろうなというのは伝わりました。すごい伝わりました。ただ、伝わったからいいのかと言われたらそうじゃないよな、と私個人は思っています。

話が脱線しますが、他の2.5次元の舞台を見る機会があってだいたいいつも思うんですが、なんでわざわざ歌わせるのかなと個人的に不思議に思っています。2.5次元にまったく興味のない人たちから舞台を見た話を聞くことがあるんですが、みんな『いや～…歌ずっと聞いてるのつらいね…』と口を揃えて話しています。自分の好きな作品でなくても、なんでだか心が痛いです。ですが、その人の気持ちもよく分かります。そういうレベルのものを、決して安くないチケット代を払って見に来てくれているお客さんに披露するのはいかがなものなのかと、これは割と本気で思っています。最近のアイドルや役者ファンの心理を利用(？)した『推しの成長を見せる』というのは悪いことではないと思うんですが、そもそもプロとして舞台に立ってお金をもらってる以上、ある程度のレベルで完成されたものを見せないとダメだろうと思ってしまうんですよね。本当に、個人的に。

私の友人がお芝居を教える仕事をしていて、ある時舞台の出来があまりにも酷くて舞台に出演者全員立たせて『お前らこんな酷いもんお客様に見せんのか！！！！』って30分ぐらい怒鳴り散らして説教した現場にいた影響もあると思うんですが…。

話がすごく逸れましたが、レビューだけは個人的にちょっとなんとかならなかったのかなという気持ちが3作品全部にありました。レビューに使う分の練習をもっと舞台の稽古に使って欲しかった…という気持ちが強かったです。でも、JTは忍びやマスミラと比べて歌が少し短くてその分ダンスパートがあって(これ、私の勘違いだったらすみません)、ダンスはめちゃくちゃかっこよかったなと思いました。TOKIとCAMUSのイスを使ったダンス、あれは圧巻でした。個人的にJTのダンスパートだけならレビューをやる価値はあったと思いましたし、忍びとマスミラでもダンスパートを見たかったです。RenとRanも、初代が実際に踊ってたらこんな感じなのかも�
��っていうぐらい役というかキャラクターの雰囲気が出ていて、舞台を見た友人たちとすごい盛り上がりました。ダンスは本当に最高でした。

歌のことと合わせて話てしまうと、お芝居に関しても個人的には物足りなさがありました。憶測の話になってしまいますが、決められた期間の稽古の中でレビューとお芝居の両方を完成させるには時間が足りなかったんじゃないかなと思いました。忙しい方は劇シャイの稽古中も別の舞台の稽古や現場が入っていたみたいですし仕方ないとは思いますが、役者が揃って一緒に過ごした時間の分だけ一体感って出ると思うんですよね。技術がある人ならある程度はカバー出来ると思うんですが、その技術があったかと言われると正直、うーん…という感じでした。

シリアスなシーンで、正直推しだからすごく気になってしまったんですが…。JTの後半で、Renがコバヤシに裏切られた後更にベガとの会話からお母さんのことが明らかになるシーン。初代の生い立ちに被るものがあるのでめちゃくちゃ衝撃的で『なんで初代はいつもこんな辛い役やって…』とかいらんことを考えるほど心が抉られてました。なのでお芝居見た時『え、そんな感じなの…』って思ったぐらい感情が浅く感じてちょっと残念だったなと思いました。私の思い入れが強すぎるのも大いにあるんですが…。Ranの上司ラリーの死に方も衝撃だったんですが、割とあっさり終わった印象が強くて、いいシーンなのにもったいないなと感じました。

でもJTは他の作品よりフリーな演技が多くて(日替わりネタとか)、その辺りの掛け合いは忍びやマスミラに比べて格段に上手かったなと思いました。JTの4人はTwitterなどを見ていて感じましたが、4人で過ごす時間の密度が濃いからそれがお芝居にも出ていたんだろうなと思いました。インタビューでアドリブの辺りはよく練習していたってお話しもあったので、そこはすごく面白かったです。

シリアスシーンなら断トツでマスミラが心抉られました。脚本の内容自体もあれですが(そして推しがいるから尚更…)これはもう前回のブログに散々書いたので割愛します…。役者さんたちの演技の繊細さは3作品内で軍を抜いていたと思いました。

そして、全作品種類は違いますが殺陣やアクションがありました。殺陣やアクションは生で見るとやっぱり迫力が違いますね。観劇の醍醐味。どの作品もかっこよかったです。中でも一番好きなのは忍びの殺陣です。忍びなんで走り方とか特徴的だし、クナイ使ったり肉弾戦だったり刀使ったり、時には忍術でプロジェクションマッピングとか照明演出入ったり、めちゃくちゃテンション上がりました。殺陣で真影の衣装がはためくのがかっこよかったんですよね…動きが綺麗じゃないとそうならないだろうから、すごいなと思いました。

舞台ならではといえば、舞台劇団シャイニングオリジナルキャラクターやアンサンブルも欠かせない存在でした。メインキャストに花を添える様々なキャラクターがいて毎回笑いあり涙ありで楽しませていただきました。

忍びで印象に残ったのは、信羅のラストシーン。信羅が羅刹を想うあまり後追いしたのが衝撃でした。信羅は羅刹にだいぶ歪んだ想いを持っていたのがいい味出してましたよね。あとアンサンブルの方たちの転換の素早さに感動してました。障子？岩のパネル？をササッと動かしたらさっきまでいなかった真影出てきたり、ちょっとでも呼吸が合わなかったら上手くいかない場転を殺陣終わって袖にハケてすぐやったり、すごい覚えるの大変そうだなと思ってました。お見事でした。

マスミラは…やっぱりジルコニア様ですよね(笑)美味しいキャラでしたし、何より役者さんの笑いの持っていき方が上手い。後半のジャスパーとのやり取りとか面白かった。だからこそシリアスなシーンもグッと心を掴むし、本当に最高でした。そして、ジェルマン様の素晴らしい悪役。徹底した悪役であり続けてくれたからこそ舞台全体が引き締まったと思います。アインザッツとの掛け合いは本当に心が何度も抉られました…。推しだからとか関係なく…いや、嘘です。推しだからこそ抉られ方が尋常じゃなかったです。素晴らしい悪役をありがとうございました。そしてアンサンブルのオートマタも気味悪さ加減が絶妙でしたね。あの動き、本当に怖い。

JTはもうコバヤシが(笑) コバヤシがすべてを持っていく(笑) 最高でした。独擅場であれだけ笑いを取れるってすごい技量ですよね。いやー、本当にすごい。しばらくコバヤシのことしか考えられなくなるぐらい面白かった。

キートンさんは…古田任三郎リスペクトなんですかね(笑) 味があってよかったです。個人的に好きです。すごく…古畑任三郎でした。

思い出しながら全部のことを書いてたら本当にキリがないですね。そろそろ締めに入ります。

頭にも書きましたが、今回3作品すべて見る機会に恵まれてありがたかったですし、めちゃくちゃ上から目線な何様だよっていう意見も書いてしまったんですが、どの舞台も観劇できて心からよかったと思いました。JTの感想フォームにも書かせていただいたんですが、もし万が一またうたプリ作品で何か舞台があるとしたら、今回出演していただいたキャストのみなさんにぜひまた演じていただけたらと、個人的には思っています。

今感想を書いている時点でSHINING REVUEを見に行くかどうかをめちゃくちゃ悩んでいるんですが(発表された当初は正直見に行こうと思っていませんでした…) 、多分見に行くと思います。ここまで見てきたら、やっぱり最後の最後まで見たくなりました。

…さっきRenに対してめちゃくちゃ書いてしまったんですが、私はRenを一番応援してます。Renというか高本さんを。推しだからとか関係な…くないかもしれないですが、好きです。

これも心理なんですかね…？

うたプリが好きだけど舞台は見てない方、抵抗があるという方、いるかと思います。全員が全員納得するかと言われたら、個人個人色々な思い入れがあると思うので難しいかもしれません。無理にでも見て欲しいとは言えませんが、でももし少しでも興味があればぜひともDVDで見ていただきたいです。舞台は1人では造れません。関わるすべての人の気持ちが同じ方向を向いていないと成り立たないです。たくさんの方たちがうたプリの作品に全力で取り組んでくださった舞台。初代とはまた違う素晴らしさが確かにあります。うたプリファンの1人として
、おすすめしたいです。

もしここまで読んでくださった方がいましたら、本当に長々とありがとうございました。色々と好き勝手に書いてすみません。

そして、最後になりますが、また、何度でも言わせてください。

劇団シャイニングの舞台に関わったすべてのキャスト様、スタッフの皆様。本当に、本当に、ありがとうございました。

最後まで何様だお前はという終わり方ですみません。ありがとうございました。

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シリーズものの模様。4枚くらいでてるのかな？

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蒼井くんの低音ボイスが新鮮でした〜！うたプリ藍ちゃんのイメージが強いので、また違っててカッコイイですね(*ˊ˘ˋ*)♪

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 ボカロ曲を声優さんがカバーしたCDです！

これも、蒼井翔太くんと2人での曲！

この曲は原曲もそうですけど、なんか癖になりますねw