彼女を作る 最初に好きになった女性は、誰ですか。

彼女を作る地獄へようこそ

落とせるか・・・

トリポリです(「・∀・)「ガオ~
書きますφ(・∇・`〃 )
女性の皆さんはどう思いますか?(/ω・\)チラッ
片想いの男性とセクスして 明日から彼女になれる!!(ノ・∀・)ノバンザーイ
この考えはハッキリと言いまして止めた方が良いと思います(^_^;)
男でも気持ちが無いと抱かない男性が居てるのと 気持ちが無くても抱ける男性が居てるからです
気持ちが無いと抱かない男性は体を使った時点でアウトかな~(´・ω・`; )まあ~抱かない理由もそれぞれだから限定できないけどね~
気持ちが無くても抱ける男性は 恋に発展すれば問題ないけど1度や2度抱かれただけで恋人面するなって思う男も居てると思うし 都合の良いセフレ扱いされる可能性もあるし(´・ω・`; )
もちろんこれは女性も同じ事が言えると思う
男性よりは数が少ないと思うけどね(^_^;)
なもので 体を使って彼氏 彼女を作るのは
おすすめしませんな~(^_^;)
それなら 出来そうで出来ない駆け引きをして相手をこちらに向かせる努力をして お互い気のある関係になってからセ クスをする方が手堅いと思いますo(・ω・´o)
まっ!!体を安く売るってのは 良い仲になった時の価値が安く見られるかもなので本当に好きな人ならハートでぶつかって行きなはれや!!
(「・∀・)「ガオ~

彼女を作る道を見つけたり

チャンミンが高校に入学して約一ヶ月
少し人見知りの義理の弟だけど、
中学からの友人も居るらしいしクラスにも恵まれたようで、毎日楽しそうに見える
俺としても、特別何かが無ければ毎朝一緒に登校出来るようになって日々充実していた
昨年までは時間が合えば、俺の自転車の後ろにチャンミンを乗せて中学まで送ってから、その先の高校に向かっていた
でも、今はチャンミンも自分の自転車を買ってもらったから一緒に別々の自転車で登校している
昨年の夏頃から、チャンミンは少しだけ…
思春期独特の反抗期のようになって、
俺に対してそれまでよりも壁を作っていたように感じた
仲はそれでも良かったけれど、兄として『好き』だと言われなくなって、触れたりする事も減った
それは成長している証拠で、
寂しいけれど仕方無いのだと思っていた
それに、俺のチャンミンへの抱いてはいけない恋心は膨らむ一方だったから、チャンミンが多少距離を置いてくれた方が自制出来て良いのだと、何ヶ月も掛けて漸く思えるようになったんだ
俺が気持ちを閉じ込める事で、『仲の良い兄弟』
でずっと居られる筈
端から気持ちが通じ合える訳なんて無い
だったら、チャンミンを…
義理の弟を好きだという気持ちに蓋をして
いつかこの想いが兄弟としてのそれに変わる事を待とう、そうやってやっと思えたんだ
だけど、チャンミンは入学式の日
久しぶりに『ユノヒョンが好き』
そう言ってくれた
チャンミンのなかでどんな心境の変化があったのか、
それとも何も無いのかは分からない
だけど以前のように優しく笑ってくれて
警戒心なんてまるで無いように接しられて
『まだ彼女を作らないで欲しいです』
そう言われて…
「…前はそれが幸せだったよ
でも今は…」
放課後、校舎の隅の渡り廊下
柱に凭れかかって呟いた
義理の兄弟じゃ無ければ、家族じゃ無ければ
そんな嬉しい事を言われたら
例え振られる事になっても告白していただろう
だけどそんな事、弟に言える訳無い
結ばれる事も無いのに、この想いが通じ合う事も有り得ないのに、漸く気持ちに少し区切りをつけたばかりだったのに…
「天使だけど小悪魔みたいだな…」
兄を慕ってくれているのだと分かっている
だけど、その言葉は今の俺にとっては
心を抉られるようなものだった
『分かったよ』
あの後、そう答えた筈
だけど、閉じ込めないといけないと思った想いは膨らみ続けていて、それなのに勘違いしてしまいそうな事を言われたら…
いつ、襲ってしまうか分からないし
いつ我慢する事に耐えられなくなってしまうか分からなかった
ずっと、良い兄で居たい
チャンミンが慕って、頼ってくれる
優しいヒョンで在りたい
その為にはいつまでもべったりで居る訳にはいかない
「…気が重いけど」
何度目かの溜息を吐いた時、
渡り廊下の向こうからひとりの女子が現れた
俺の姿を見つけて慌てて駆けて来る
「…っ…あの、チョン君
ごめんね、呼んでおいて待たせて…」
「いや、良いよ
むしろ走らなくたって良いのに」
大丈夫だよと笑ったら、俺を呼び出した隣のクラスの女子はほっと安堵の表情を浮かべた
少しカールした肩までの髪の毛
長い睫毛
笑った時の少し恥ずかしそうな顔
それらがほんの少しだけ、チャンミンに似ていた
だから、昼休みに廊下で呼び止められて
『放課後に時間が欲しい』
そう言われた時に了承した
彼女の顔を見れば分かった
告白をされるのだって
チャンミンと出会って一目惚れしてからずっと、
告白されても断って来たし
告白されそうになる前に避けて来た
『彼女を作らないで欲しい』 
そう言われる事が嬉しかったし
俺だってチャンミン以外と何て考えられないから
それで良かった
だけど…
「あのね、気付いているかもしれないけど…」
頬を染める彼女…
ファンさんを見ても何も気持ちは動かない
「チョン君の事が好きなの」
やっぱり
心は動かないけれど、少し軽くはなった
「…もし良ければ、私と付き合って欲しい、です」
どきどきなんてしない
気持ちも昂らない
でも、安堵した
だって、こうして告白されたらOK出来るから
誰かと付き合えば、チャンミンに汚い感情や欲望を向けずに済むかもしれないから
真っ赤な顔で俯くファンさん
似ていると思ったけど、
近くで見たらチャンミンとは全然違う
でも、そんな事はどうだって良い
「…友達からって言うか…
本当に好きになれるかは分からないけど、
それでも良いなら…」
「…本当?
チャンスが有るなら頑張るから…お願いします」
少し涙ぐんで俺を見上げた
ファンさんは可愛い、と男子の間では人気だ
だからきっと、俺じゃ無ければ例え好きで無くても気持ちは動いたかもしれないし、好きだと言われて嫌な気分になる男子も居ないだろう
でも…
「うん、よろしく」< /div>

ちゃんと笑えていたかすら分からない
彼女に対する罪悪感も有るけれど、
それ以上に、これでチャンミンの前で少しでも長く
『普通の良い兄』で居られるかもしれない
そんな安堵の気持ちの方が大きかった
………………………………………………
友人以上恋人未満
そんな関係をファンさんと始めて三日
『もう直ぐゴールデンウィークだから
どこかに遊びに行きたい』
放課後、教室を出たら待っていた彼女に言われた
「勿論ユンホ君の予定が空いていれば、だけど…」
「…予定、まだ分からないんだ
でも一日くらいなら…」
廊下を行き交う同級生達は
俺達をちらちら見ては何か話している
きっともう、噂になっているのだろう
現に親友のドンヘにも
『チャンミン君の事は良いのか?』
なんて、昼休みに珍しく怖い顔で言われたばかり
「予定が分かったら直ぐに連絡するよ」
彼女に対して、正直恋愛感情なんて全く湧かない
もしかしたら、付き合ってみれば惹かれるかも…
とも思ったけれど、チャンミンの事がどうしても好きだと余計に思うだけ
それでも、こうでもしなきゃ自分がどうなるか分からない
「ユンホ君…?」
「えっ、何?」
「何だか難しい顔をしてたから…」
チャンミンより小さい彼女
俺を見上げて心配そうに見つめるから
笑顔を作って「何でも無いよ」そう言って別れた
チャンミンに出会って直ぐに恋に落ちた
好きになって悩みながらも、
ずっとチャンミンを大切にしたいと思った
自分勝手に傷付けたくないし、笑顔を守りたいと思った
でも、出会った時は高校一年生だった俺も今は三年生
以前は天使のようなチャンミンをただただ大切に守ろうと思っていたけれど、日々綺麗になっていく弟を見て…
好きだからこそ、抑えられなくなって来た
もっとおとなになれば欲も想いも上手くやり過ごす事が出来るようになるかもしれない
でも、今は…理性で抑えようとしても
いつか崩れてしまいそうで怖い
それなのに、チャンミンが以前のように
『好き』だなんて言ってくるから、
幸せだけど、それと同じくらい拷問のようでもある
「自分勝手だな、俺…」
好きだからこそ守りたいってずっと思って来た
でも、男は厄介なもので、理想通りにいかない
以前はひとりで欲を処理すれば落ち着いた
でも、今はそれだけじゃ足りない
勝手に義理の弟に恋をして
同級生をそんな弟の身代わりにしようとしている
それでも、それでチャンミンが笑っていてくれるなら
それが俺にとって何より
だから、その為にもファンさんと上手くやっていけるように頑張ろう、そう思った
「…ユノヒョン…!」
「え…あ、チャンミン」
ぼうっとして歩いていたから、廊下を曲がった先にチャンミンが居ただなんて、声を掛けられるまで気付かなかった
「どうした?
今日は少し遅くなるかもしれないから
先に帰ってって言ったのに…」
「…待ってたら駄目でしたか?」
まだ少し大きい制服姿のチャンミン
成長するだろうから、と大きめのサイズを用意されたけれど、幅も厚みも無いからぶかぶかだ
今日はもう、チャンミンは学校を出たと思っていたから嬉しい
ファンさんと話していても何も癒されないのに、
チャンミンの顔を見るとほっとする
そして、形だけでも『彼女』を作った事で
自分のなかの罪悪感が少しだけ小さくなった気がした
「駄目じゃないよ、一緒に帰れるなら嬉しい
待っててくれたの?ありがとう、チャンミン」
ふわふわの頭に右手を伸ばしてぽん、と撫ぜた
いつもなら恥ずかしそうに嬉しそうに笑ってくれるのに、表情は暗い
どうしたのか聞こうと思ったら下駄箱に着いたから、
それぞれ自分の場所で靴を履き替えて、
クラス毎に用意されている自転車置き場に向かった
自転車を引いて校門に向かったら、
チャンミンは俺の後でゆっくりと現れた
「チャンミン、どうした?何かあったのか?
帰ってからでも良いよ
何かあったなら話して欲しい」
やっぱり表情は暗くて視線も合わない
自転車に跨ってふたりそれぞれ漕ぎ出した
チャンミンは無言で、俺の後ろを着いて来る
いつもなら信号で止まるまでは
後ろを振り返る事もしない
だけど、何か違和感を感じて後ろを振り返ったら、
ちょうど分かれ道でチャンミンは家と逆方向に曲がった
「え…チャンミン?」
慌てて方向転換して追い掛けたけれど、
チャンミンは全速力で漕いでいるようで
距離は縮まらない
「チャンミン!」
呼びながら漕いでも振り返らない
朝は普通だった
それなのに…
心当たりなんて無い
いや、あるとすれば『彼女を作らないで欲しい』
そう言われたのに作った事
それしか無い
だけど、こんな風にチャンミンが逃げた事なんて
今まで一度も無かった
何とか見失わずに自転車を漕いで追い掛
たら、
チャンミンは公園の入口に自転車を停めて降りた
そのまま奥へと向かって走っていく
後を追って、隣に自転車を停めて公園のなかに入った
「チャンミン?どこだ?」
少し広い公園
入学式にふたりで桜を見た公園だ
ここは幾つかのスペースがあって、
遊具がある場所だったり
休憩出来るベンチが並ぶ場所だったり、遊歩道も有る
手前から順番に見たけれどチャンミンは居ない
「どうしたんだよ…」
ブレザーのポケットからスマホを取り出した
メッセージを送ろうとして、もしかして、と思った
今チャンミンが何を思っているのか分からない
だけど、あそこに居る気がした
走って、公園の奥に進む
あまり陽の射さない、木々が生い茂る場所
入学式の日に穴場だってふたりで笑って
たくさん写真を撮った場所
あの日咲き誇っていた桜の花は散って、
木々は緑で覆われていた
そこに辿り着いて、ほっと胸を撫で下ろした
「…チャンミン、どうしたの?」
1ヶ月前のあの日、あんなにも幸せだったのに
今は、チャンミンに笑顔は見られない
桜の木の下で蹲るようにして小さくなっているチャンミンの目の前に屈んだ
俯くチャンミンの前髪が目に掛かっていたから、
左手を伸ばしてその前髪を耳に掛けようとした
そうしたら…
「触らないで」
「……チャンミン?」
辛うじて名前を呼べたけれど、まるで拒絶するような言葉に、心は一瞬で凍てつきそうになった
そして、顔を上げたチャンミンは静かに涙を流していて…
「何で泣いてるの…」
「ユノヒョンの嘘吐き
彼女なんて作らないでって言ったのに…
僕の気持ちも知らないで…っ…」
苦しそうな、辛そうな顔
涙で頬は濡れて、胸が締め付けられた
同じ気持ちじゃないって分かっている
それに、チャンミンの為に…
チャンミンを傷付けない為に彼女を作った
抱き締めたいけれど、今抱き締めたら離せなくなる
彼女を作った意味だって無い
もう一度伸ばしかけた手を引っ込めた
「…ごめん、嘘を吐いたつもりじゃ無かった
チャンミンの事が大事だよ、好きだよ
だから…」
良い兄でいる為に距離を置くんだ
チャンミンを傷付けない為に彼女を作るんだ
この一ヶ月考えに考えて決めた事
だけど…
「…ユノヒョンと僕の…『好き』は違います」
「…っ……」
涙を手の甲で拭ったチャンミンは、確かにそう言った
涙目で上目遣いに見つめられた
瞬間、身体中の血が沸騰したようになって、
気が付いたらチャンミンを抱き締めていた
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俺なんて突然「俺の女にちょっかい出してんじゃねーよ!…
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