このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶんモテル男。

モテル男は、しっかり選ばなくっちゃ!

さくさく行きまーすウインク

ネタバレOK & “どんな恋でも恋は恋 ど~んとこい”な方のみ、
おすすみください。お願い

【Ep 03】
Pha先輩に食事に誘われて、舞い上がったwayo。
すっかり、Forth先輩との約束を忘れてたダブルブッキング状態です!
寿司か、
しゃぶしゃぶか・・・
メニューの問題なのか? そーなのか?(笑)
どっちの先輩と一緒に行くべきか、妄想しながら、自業自得で迷いあぐねるWayo。
Ming「なぁ、剣の使い方、教えてやろうか?」
Wayo「なんで?」
M「身体をまっぷたつにしたいんだろ?」
Ming、ナイス合格
行きたいほうに行けよ。
単純に考えればいいんだよ、と、もっともな助言をするMing。
律儀に、先約を無視できないYo 。
M「そのForthとか言う先輩の狙いは、なんだ?」
W「あの人はいい人だよ。彼がいなかったら、今、僕はここにいなかったかも。でも、よく知らない。行動も謎めいてる。かっこいいけど、気難しそうだし。でも、彼のいうことは的を得ていることが多いんだ。」
じっとWayoを見つめるMing。
M「その調子じゃ、お前、プレイボーイになりそうだな」
そこへ噂のForth先輩登場。
M「あ、先輩、こいつを夕食を誘ったって聞きましたけど、俺も行っていいですか?」
本当は、ふたりきりがいいと言いたいForth 先輩(笑)
F「よし、今日だけ特別だぞ。俺はよく知らないやつと一緒にいるのが苦手なんだ」
M「わかりました。俺だけですよ。他の奴には声掛けません」
F「じゃ、お前ら、トレーニング頑張れよ、近くで時間潰してるよ」
W「あ・・・待ってもらうなんて、すみません」
ようやく、口を開いたWayo。
F「ああ、悪く思うなら、お前らが奢れよ」
熱い視線をWayoに向けたまま、Forth先輩退場。
M「なぁ、今のってさ、そういうことなわけ?Forth先輩って、マジでお前のことが好きなの?」
W「バカ言うなよ。そんなわけないよ」
M「どーかなぁ? でも、どーすんの?今夜」
W「何が?」
M「もう一人のムーン様もきたぞ、じゃあな!」
Phaの姿を見つけるなり、さっと居なくなるMingの空気の読み方、最高クラッカー
Pha「ほら」
Pha様、プリントをWayoの顔面に押し当てました!
Wayo「なにこれ?」
Pha「ここだ、30点、満点で1位だ。寿司、奢れよ!」
このシート、覚えておいてね。
そこへ、Prink先輩が、Phaの元へ。
Prink「ねぇ、お寿司、食べに行きましょうよ。食べたがってたじゃない、あら、君は確か・・・」
Wayo「Yoです」
※Yoはニックネームみたいなもので、親しい人は普通に呼びます。
Prink「ムーンになった子よね?それに、この間は、ノートも預かってくれたわ。寝るの、遅くなっちゃったでしょ、この人のせいで。私が懲らしめておいてあげる!今度は、ドアの下に入れておいてくれればいいからね!じゃ、行きましょうよ」
結局、Prinkと寿司を食べに行ってしまうPha。
さりげなく、Phaの腕に手を添えるPrink。
失敗したぁ~と思ってる背中です。そりゃ、俯くよ。
Ming「あの二人、仲良さそうだな。Pha先輩の彼女って噂だよな。」
呆然と佇むWayoの元に戻ってきたMing。
Wayo「・・・うん、お似合いだ」
ずっと、Phaの後ろ姿を目で追うWayo。
しゃぶしゃぶ店にきたものの、一切、食欲のないWayo。
Forth「おい、Ming。こいつ、どうしたんだ?」
Ming「ああ、飼い犬がこいつを捨てて、雌犬に付いてっちゃったらしくて・・・」
F「やたらとストレスの多い奴だな、いいからもっと食え」
M「先輩、Pha先輩に彼女っているんですか」
親友に代わって、情報収集のため、単刀直入に切り出すMing。
きれいな女性と歩いていたから、と誘い水。
少し考えるForth。
F「ああ、Prinkのことか・・、なんだお前、彼女を狙ってるのか?」
M「そんな、まさか!」
F「確かにな、並みの男じゃ、無理だろうな。Prinkは、Phaのファンの1人に過ぎないよ。でも、Phaが彼女をどう思ってるかまでは知らない。もしかして、お前、Pha狙いか?」
M「そんなわけないですよ」
もし、男と付き合うなら、Wayoがいいと、P ‘Forth を挑発するMing。
Mingと悪ふざけしているうちに、すっかり笑顔になったWayoを見て、
F「お前、笑顔でいる方がかわいいな」と、気持ち駄々漏れなForth先輩。
とりあえず、Phaに彼女がいないと聞き、少し機嫌が良くなるWayo。
夜、一旦、ベッドに入ったものの、寝付けないWayo。
ベッドサイドに置かれたワヨのキーホルダーは、チョッパーだぁ。
Prinkは、美人で頭もよく、完全無欠で、しかも女性。← ここ大事ベル
比較した自分に、チャンスなんかないと落ち込むWayo。
そこへ、Prinkが部屋に戻ってきた気配がして、慌てて廊下に飛び出すWayo。
Phaとは、食事しただけで、そのあと、友達に勉強を教え
に行ってしまったと聞き、内心、ガッツポーズ。
Prink「追試があるのよ。どうしたの?彼に用事?」
Wayo「いえ、大したことじゃないんですけど、ムーンのことで、ちょっと聞きたいことがあったから。あ、ええっと、たしか、Pha先輩の部屋って、4階でしたよね?何号室だったかな。」
Prink「3階の3号室よ。誰か女の子の部屋と間違えてるんじゃないの?」
Wayo「ああ、そうだったかも。じゃ、おやすみなさい。」
外を覗くと、まだ、Phaの車は戻っていない。なんとなく、部屋をうろうろしながら、Phaの帰りを待つWayo。
そのうちに、ガラス戸に雨粒が・・・。
雨足が強くなるなか、1階のロビーで、傘を持ち、Phaを待っていると、ようやく、王様のお帰りです。(笑)
運転席から降りるPhaに、濡れないように傘を差しかけるWayo。
ぐっと来た!
絶対、来てる!
こんなことされた日には、もう見境なく襲いたいはず。
でも、まだ若干、余裕あり。
Pha「俺を待ってたのか?」
く~く~チュー
Pha「そんなに、寿司を奢りたかったのか?」
近い!顔が近い!
目が赤いと指摘するPhaに、コンタクトのせいだと説明するWayo。
つい、薬局にビタミン剤を買いに行くところだと誤魔化すが、Phaは部屋に戻らず、そのまま、相合い傘&夜更けのデートです。
Wayoのサンダルが滑り、倒れそうになるところを支えるPha。
はい、これぞ、『2moons』の傘の名シーンですラブラブラブラブラブラブ
Pha「おい、ちび、大丈夫か?」
Wayo、心臓が口から飛びでそう。
プチパニック。(笑)
買い物を終えた帰り道、幸せに微笑むWayo。
Wayoと離れたPhaは、早速、Kitに確認の電話。
Pha「おい、Kit、ちびは目が悪いのか?」
夜中に叩き起こされた理由がそれ(笑)
K「それがどーしたんだよ(涙)」
P「あいつ、どこの学校だ?」
K「知るかよパンチ!
本当は知ってるけどさ(笑)
P「あいつ、似てるんだよ。すごく似てるんだ。」
K「悪いけどさ、明日にしようぜ。寝かせてくれよ~。zzz
P「待った、待った、明日のあいつらの練習、お前もつきあえよ。俺、知り合いいないんだよ。」
K「わかったよ」
夜更かししたWayo、練習に少し遅れ、メガネ姿で登場。
キャー、Pha先輩、ついに、メガネ姿のYoを見るのね(笑)
W「Ming、僕の顔になんかついてる?」
Pha先輩からの射抜くような視線が恐ろしいWayo。
そりゃ、気になってた「ちび」が、実は、ずっとずっと心に秘めてた男の子だったんだから、もう、人の目なんか気にしてらんないっての(笑)
Beam先輩も、そんなPhaの様子をガン見(笑)
W「そんなに、メガネ、変なのかな?ぜったい、後でからかわれる・・・」
M「いいから、ダンスやれよ」
Mingに注意され、しぶしぶ定位置に戻るWayo。
Kitに電話するBeam 。
「おい、早く来いよ。Phaの顔、見ものだぞ(笑)」
確かに、こんな状態はみものだ!
ところが、お昼休憩になっても、特に何も言われず、拍子抜けするWayo。
M「ドクターPhaは、何がしたいんだろうな?」
Mingもいつもと違うPhaに気づいたみたい。
練習が終わり、解散する際に、スタッフから、コンテストの日に、1人持ち時間3分ほどの特技を披露するから、準備するように言われる出場者のムーンたち。ムエタイをやると決めているMingに比べ、特技など思い付かないWayo。
そこへ、待望のPha先輩が、お迎えに参上。
Pha「朝までここにいる気か?一緒に帰るか?車で来てるぞ。おい、来るのか、来ないのか、はっきりしろよ」
Wayo「・・・はい」
Pha「じゃ、車で待ってる」
戻ってきたMingにPhaと帰ることになった、と告げるWayo。
M「うわぁ、鳥肌もんだな。」
W「とにかく、僕にとって歴史的な日だよ」
M「早く行けよ。あ、身の安全は守れよ~」
W「うるさい!」
こんな風に待たれたら・・・もうなんでもいい。
P「遅いぞ!何してた?」
W「Mingと話してた」
P「早く乗れ。腹へった」
初めて、好きな人の車の助手席に乗り込むときって、いいよねぇ(笑)
【Ep 04】
ちょっとぎこちない車内の二人。おちつかない様子のWayo。
Pha「何が食べたい?」
Wayo「僕が聞きたいよ。どうしてなの?」
P「ああ、昨日、俺が濡れないように、傘持ってきてくれただろ?そのお礼さ」
結局、Phaの知ってるレストランに向かうことに。
なんか微妙な空気(笑)
でも、好きな人の車に乗るって、Happyなことばかりとは限らず。
かかってきた電話を無視するPha。
W「出ないの?」
P「運転中だ」
W「緊急だったら?何度もかかってきてる」
P「じゃ、お前が出ろよ」
Pha、相手がわかっていて、Wayoに出させる気でしょ。
モテル男と付き合うための試練なのか、他の女からの電話にPhaの代わりに出る羽目になるWayo。
ムーンのトレーニングで疲れてるだろうから、部屋に行って手伝ってあげるって18禁(笑)
W「何を手伝うんですか?!結構です。Phaはただのものなんか好きじゃないムキー
ムキーなWayo。
「誰よ?あんた?」
一方的にしゃべり続け、相手がPhaでないと分かった瞬間、豹変する女子(笑)
文字通り、キーキー声が電話越しにも聞こえてくる。
ブチ切りするWayo。
W「なにこれ?こういう女が好みなの? なんで、番号知ってるの?危ないじゃん。先輩が部屋に来ていいって言ったら、何が起きるの?大学のムーンの評判もがた落ちだよ。考えたくもないよ。それに、先輩の電話番号ってそんなに簡単に手に入れられるものなの?」
P「おい、ちび」
W「なに?!ムキー
P「さっきから、なんでそんなに怒ってるんだよ」
W「なんで、ほっておくの?言いふらされるかもしれないよ。あんな女と付き合ってたなんて知られたら、将来的にもマイナスだし、社会的にも問題じゃない?ちゃんと断りなよ」
P「俺は何度も断ってるけど、諦めてくれないんだ」
W「なんで、番号ブロックしないんだよ?」
P「ブロックしても、しても、番号をかえてかけてくる」
W「じゃ、先輩が番号変えれば?」
P「おい、ちび」
W「なに?ムキー
P「すこしは落ち着け」
W「・・・こういう電話があったら、僕に教えて」
P「なぜ?」
W「代わりに僕が出るから・・・」
Pha先輩の口角、しっかり、あがってます(笑)
レストラン到着。
ウェートレスのお姉さん、Phaに見とれて、ちゃんと注文取ってくれないし(笑)
でも、Phaは、Yoしか目に入ってないけどね。
P「ショーで披露する特技決めたのか?」
W「まだ、わかんない。特技なんてないよ」
P「よく考えろ。特技がないなんて、そんな奴いるか?一つくらいあるだろう?」
W「あ、ピアノ習ってた。でも・・・練習場所がないよ。手伝ってくれるの?」
P「手伝わなかったら、成功しそうもないだろ。でも、ただじゃやらない」
W「え~、なにして欲しいの?」
P「何がいいかな。よし、こうしよう。コンテストの日まで、俺の使用人になれ」
W「うん、別に問題ないよ」
即答かい!(笑)
P「お前、変な奴だな」
W「また、悪口? 先輩は僕の悪口を言うのが好きなんだね」
P「そういうお前は、一度も言ったことない口ぶりだな。さ、オムレツ食べよう」
Wayo「お先にどうぞ・・・ご主人様ラブラブ
P「恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢
うわ~~~、これは破壊的だ。
必死に口元を引き締めてるPha先輩。
ずっと、クールを通してきたPhaの表情が崩れた一瞬(笑)
寮に戻ってきた二人。
P「明日、7時に俺の部屋に来い」
W「え~、練習は9時からなのに?」
P「俺の授業は8時半からだ。新入生に渡すプリントを朝、準備する。」
W「テスト終わったばかりなのに、授業あるの?」
P「新しい講義用だ」
W「なんで、僕が?」
P「お前、使用人だろうが!」
W「はいはい。わかりましたよ。」
ベッドに、ぐだ~と倒れ込むWayo。
祭壇のPhaの写真を見ながら、お近づきになれたと思っていいのかな?と複雑な面持ち。
目覚ましをかけて、まだ、暗いうちからシャワーも浴びたのに、二度寝しちゃった。
げっ!7時15分
急いで、Phaの部屋にダッシュするWayo。
髪の濡れてるPhaと、しばし見つめあう。
P「はいれよ」
机の下のプリントの山、山、山。
P「シートはここにある。整理してくれ」
でも、シャワー後のドライヤーをかける先輩を見れる役得(笑)
P「何見てる?そんなに 俺様のかっこいい秘密知りたいか?」
W「・・・」
P「第一に、かっこよく生まれることだ」
Wayo「(ムカっ)」
自分の部屋に、Wayoがいる~~~♪
嬉しくてたまらないくせに、わざとそっけない態度をとる先輩。
私のツボをよくご存じで(笑)
P「おい、これでも整理してるって言えるのか?」
医学部でもないWayoに、プリント整理させるって、ほんと、ツン。
ご自分は、俺様イスで、至福の時を満喫中。
P「おい、1年と2年の分、混ぜるなよ」
黙々とこなすWayo。
P「そろそろ時間だ、いくぞ」
W「どこに?」
P「コンテストの練習だ」
W「9時からだよ」
P「(授業に行く前に)送ってやる。5分で下にこい」
猛ダッシュで支度して、1階に降りてみれば、Prinkを助手席に乗せるPhaの姿が。
P「Prinkと行くからな」
またやったよ、この男!< /div>

えええ、行っちゃうの?。。。
泣くな、泣くな、と自分に言い聞かせ、茫然と立ち尽くすWayo。
尋常じゃない様子のWayoを心配するMing。
M「何があった?」
なかなか口を開けないWayo。
W「なにも」
M「嘘言え、顔に書いてあるぞ」
昨晩から朝の出来事を説明するWayo。
M「長い話だったな。まぁ、おかげで完璧理解できたけど。ま、今のお前が、Pha先輩に何かを求めることは間違ってる。でも、怒るのは自由だ。」
W「先輩は、僕に希望を与えたのに、それをぶち壊したんだ。僕を傷つけた」
M「おい、希望と期待を区別しなきゃだめだぞ」
Mingの言うことをじっと考えるWayo。
M「でもさ、お前、最低でも数日間は、先輩の使用人なんだろ?」
W「ただの使用人じゃん、でも、Prink先輩は・・・」
M「Pha先輩に片思いしてるだけなんだろう?お前とどこが違うんだよ?」
W「でも、負けてる気がする」
Ming「Yo、俺はお前のほうがよっぽどいいと思えるけど。でも、今は耐えろ。」
Mingって、女好きで軽く見せてるけど、男気もあるし、実はかっこいいんだよ~。
それでも、練習に集中できず、ボロボロなWayo。
重症です。
昼休み時間、一人で昼食を食べているBeamを見つけたKit。
「あれ? Phaは?」
医学部から、ムーンの練習場所までは離れているのに、短い休み時間に出かけていったことに驚くKit。
「あいつ、昼飯抜くのかな?」
「俺に聞かれても知らないよ」
そこへ、Prink姫登場。
Prink「ねぇ、聞きたいことがあるの。Phaって、あのYoって子と親しいの? 理学部のムーンの子」
 
ドキ~ン!やばいことになりそうな予感でいっぱいのBeam先輩。
B「ええっと、まぁ、高校でも後輩だったしな。仲は悪くはないと思うけど」
P「ふ~ん、今朝、ここまで車で送ってもらったんだけど、私とは車の中で一言も口きかないし、車を発進させるとき、ずっと、バックミラーで、あの子のこと、見てたのよ。Phaは相当、あの子のこと、気にしてるみたいね。」
女の勘も鋭いけれど、それより、Phaの心中、察するに余りあり。
泣けるぜ、Pha先輩!
この表情をずっと、見てたってことだよね。
KitにアイコンタクトするBeam。
K「気のせいだろ、単なる高校の後輩だよ」
P「本当にそれだけ?」
K「そうだよ、だけど、こういうことはさ、本当は、本人に直接聞けよ。」
Kit、よく言った!
納得いかなそうなPrink。
一方、Wayoたちのお昼休憩時。
Forthが、Wayoたちのほうに向かってくるのが見えたMing。
Ming「やばい、俺、お前と一緒に行けそうもない」
急に焦り出すMingを不思議そうに見るYo。
M「昨日、Forth先輩と飲んだとき、Wayoを追いかけるのを手伝えって言われたんだ」
とても同席なんかできないと説明するMing。
Forth「飯行こう。」
M「先輩すみません。俺、あいつらと行く約束したんで」
Ming、逃亡(笑)
二人っきりになっちゃった。
Forth「さ、行くぞ!」
そこへ、Pha先輩が現れる。
F「なんだ、30分しか休み時間ないくせに、何しにきた?」
P「別になんでもない。とおりがかっただけだ」
F「医学部のお前が? 俺たち、飯にいくところなんだ。じゃあな」
有無を言わせぬForth。
朝の件で、気まずいWayoは、能面のように無表情のまま、Phaと視線を合わせない。
そのまま、ひきずられるように、Forthに肩を抱かれ、一緒に昼食にでかけてしまう。
その場に取り残されたPha。
K「Pha、まだ戻ってこないな。この教授、うるさいだろ?」
授業に現れないPhaを心配するKitとBeam 。
教授が呼吸器系の授業をはじめたところで、Pha到着。
教授「あら、呼吸困難もしくは息切れ症状を起こしている学生が入ってきたわね。教室まで走ってきたんでしょう。さて、なぜ遅れたのかしら?」
Pha「すみません、教授」
教授「救急室の患者さんたちは、みな、あなたたち医者が救ってくれるのを待ってるんですよ。そのときに、1分2分でも遅刻なんかして、言い訳できますか?」
日頃、まじめなPhaだったから、なんとか許されたものの、Kitたちも心配する。
K「なにかあったのか?Yoはどうだった?」
Pha「あいつは、Forthと飯に行ったよ」
理解不能ながら、良くない事態だってことは察したKit。
うわ~、講義中なのに、父親に電話で、ピアノのレッスン室の予約を頼んでるわ~。
相当、必死ね、Pha先輩。
講義がおわったら、速攻、ムーンの練習場所に向かうPha。
ライバル(認定済み)のForthが、明日の午後、moon たちの外部での写真撮影と キャンプがあるけれど、一緒に行くか、と聞いてくる。
Pha「あいつらは、ショーのために練習する必要があるんじゃないのか?」
Forth「帰ったあと、練習するのさ。プロモーションのビデオクリップを撮るだけだから、そんなに負担じゃないはずだ。」
P「場所はどこだ?」
F「近くのビーチだよ」
P「泊りか?」
F「ああ、1泊だ」
P「行く」即決!
K「おい、Pha、簡単に決めるなよ。明後日、新しい講義の試験があるんだぞ」
P「ビーチで勉強すればなんとかなるだろう?明日は授業もないし」
今の状態で、Wayoと離れるなんて、しかも、なぜか、Forthが仕切り役っぽいし、同行することに、一切、迷いのないPha先輩なのでした(笑)
そうなると、BeamとKitも自動的に参加決定。
K「ビーチにはビキニの女の子、俺が行かなくてどうなる?」
さすが、Kit先輩。

習中のWayoを見つめるPhaたち。
B「もし、あいつが女だったら、俺、誘ってるかもな」
Beam先輩、発言に気をつけてね。
Kitが、Phaに気をつかって睨んでるよ(笑)
切なすぎるぱいせんの視線・・・。
休憩中、外に出てくるWayo。
周囲に他の人もいるのに、なぜか、会話し始めると、二人だけの世界を醸し出しちゃうPhaとWayo。
(それ、ドラマ的な演出じゃんって言わないでね)
P「練習、何時に終わる?」
W「・・・知らない。遅くなるんじゃない?」
まだ、ご機嫌斜めです。
P「待ってるよ。」
W「なんで?今日も一緒に帰るの?」
P「腹減ってるんだ。飯食いにつれてけ。今日は、ピンクミルクしか飲んでない
W「え?食べてないの?そんなのだめだよ。ちょっと待ってて」
急いで、自分のバックから、菓子パンを取り出し、Phaに渡すYo。
W「ほら。これでも食べてて。大人なんだから、食事くらい、ちゃんと自分で管理して食べなきゃ」
だーかーら、お昼、練習場所まで来たんじゃん(泣)
近づいてくるMing。
M「先輩方、もういいですか?こいつ、ダンスの練習しないと」
P「ああ、がんばれよ」
Pha先輩の行動って、実は、いろいろ伏線だらけ。
口数が少ないから、誤解されやすいけど、すぐさま、Wayoに教えてあげたいほど、ほんと、陰で涙ぐましい努力を続ける気配りの人なんです。
ふふふ、これで、もっと演技がこなれてたら、言うことないんだけど。
ま、このぎこちなさと残念さが、Pha先輩のウリだとも言えるので、ま、いっか。
MingとKitの二人がお気に入りな私は、次回からが楽しみで、楽しみで・・・。
そういえば、3話の冒頭、お寿司屋さんに行く妄想のときのお店、スシローだった(笑)

モテル男大好き人間大集合~♪

さくさく行きまーすウインク

ネタバレOK & “どんな恋でも恋は恋 ど~んとこい”な方のみ、
おすすみください。お願い

【Ep 03】
Pha先輩に食事に誘われて、舞い上がったwayo。
すっかり、Forth先輩との約束を忘れてたダブルブッキング状態です!
寿司か、
しゃぶしゃぶか・・・
メニューの問題なのか? そーなのか?(笑)
どっちの先輩と一緒に行くべきか、妄想しながら、自業自得で迷いあぐねるWayo。
Ming「なぁ、剣の使い方、教えてやろうか?」
Wayo「なんで?」
M「身体をまっぷたつにしたいんだろ?」
Ming、ナイス合格
行きたいほうに行けよ。
単純に考えればいいんだよ、と、もっともな助言をするMing。
律儀に、先約を無視できないYo 。
M「そのForthとか言う先輩の狙いは、なんだ?」
W「あの人はいい人だよ。彼がいなかったら、今、僕はここにいなかったかも。でも、よく知らない。行動も謎めいてる。かっこいいけど、気難しそうだし。でも、彼のいうことは的を得ていることが多いんだ。」
じっとWayoを見つめるMing。
M「その調子じゃ、お前、プレイボーイになりそうだな」
そこへ噂のForth先輩登場。
M「あ、先輩、こいつを夕食を誘ったって聞きましたけど、俺も行っていいですか?」
本当は、ふたりきりがいいと言いたいForth 先輩(笑)
F「よし、今日だけ特別だぞ。俺はよく知らないやつと一緒にいるのが苦手なんだ」
M「わかりました。俺だけですよ。他の奴には声掛けません」
F「じゃ、お前ら、トレーニング頑張れよ、近くで時間潰してるよ」
W「あ・・・待ってもらうなんて、すみません」
ようやく、口を開いたWayo。
F「ああ、悪く思うなら、お前らが奢れよ」
熱い視線をWayoに向けたまま、Forth先輩退場。
M「なぁ、今のってさ、そういうことなわけ?Forth先輩って、マジでお前のことが好きなの?」
W「バカ言うなよ。そんなわけないよ」
M「どーかなぁ? でも、どーすんの?今夜」
W「何が?」
M「もう一人のムーン様もきたぞ、じゃあな!」
Phaの姿を見つけるなり、さっと居なくなるMingの空気の読み方、最高クラッカー
Pha「ほら」
Pha様、プリントをWayoの顔面に押し当てました!
Wayo「なにこれ?」
Pha「ここだ、30点、満点で1位だ。寿司、奢れよ!」
このシート、覚えておいてね。
そこへ、Prink先輩が、Phaの元へ。
Prink「ねぇ、お寿司、食べに行きましょうよ。食べたがってたじゃない、あら、君は確か・・・」
Wayo「Yoです」
※Yoはニックネームみたいなもので、親しい人は普通に呼びます。
Prink「ムーンになった子よね?それに、この間は、ノートも預かってくれたわ。寝るの、遅くなっちゃったでしょ、この人のせいで。私が懲らしめておいてあげる!今度は、ドアの下に入れておいてくれればいいからね!じゃ、行きましょうよ」
結局、Prinkと寿司を食べに行ってしまうPha。
さりげなく、Phaの腕に手を添えるPrink。
失敗したぁ~と思ってる背中です。そりゃ、俯くよ。
Ming「あの二人、仲良さそうだな。Pha先輩の彼女って噂だよな。」
呆然と佇むWayoの元に戻ってきたMing。
Wayo「・・・うん、お似合いだ」
ずっと、Phaの後ろ姿を目で追うWayo。
しゃぶしゃぶ店にきたものの、一切、食欲のないWayo。
Forth「おい、Ming。こいつ、どうしたんだ?」
Ming「ああ、飼い犬がこいつを捨てて、雌犬に付いてっちゃったらしくて・・・」
F「やたらとストレスの多い奴だな、いいからもっと食え」
M「先輩、Pha先輩に彼女っているんですか」
親友に代わって、情報収集のため、単刀直入に切り出すMing。
きれいな女性と歩いていたから、と誘い水。
少し考えるForth。
F「ああ、Prinkのことか・・、なんだお前、彼女を狙ってるのか?」
M「そんな、まさか!」
F「確かにな、並みの男じゃ、無理だろうな。Prinkは、Phaのファンの1人に過ぎないよ。でも、Phaが彼女をどう思ってるかまでは知らない。もしかして、お前、Pha狙いか?」
M「そんなわけないですよ」
もし、男と付き合うなら、Wayoがいいと、P ‘Forth を挑発するMing。
Mingと悪ふざけしているうちに、すっかり笑顔になったWayoを見て、
F「お前、笑顔でいる方がかわいいな」と、気持ち駄々漏れなForth先輩。
とりあえず、Phaに彼女がいないと聞き、少し機嫌が良くなるWayo。
夜、一旦、ベッドに入ったものの、寝付けないWayo。
ベッドサイドに置かれたワヨのキーホルダーは、チョッパーだぁ。
Prinkは、美人で頭もよく、完全無欠で、しかも女性。← ここ大事ベル
比較した自分に、チャンスなんかないと落ち込むWayo。
そこへ、Prinkが部屋に戻ってきた気配がして、慌てて廊下に飛び出すWayo。
Phaとは、食事しただけで、そのあと、友達に勉強を教え
に行ってしまったと聞き、内心、ガッツポーズ。
Prink「追試があるのよ。どうしたの?彼に用事?」
Wayo「いえ、大したことじゃないんですけど、ムーンのことで、ちょっと聞きたいことがあったから。あ、ええっと、たしか、Pha先輩の部屋って、4階でしたよね?何号室だったかな。」
Prink「3階の3号室よ。誰か女の子の部屋と間違えてるんじゃないの?」
Wayo「ああ、そうだったかも。じゃ、おやすみなさい。」
外を覗くと、まだ、Phaの車は戻っていない。なんとなく、部屋をうろうろしながら、Phaの帰りを待つWayo。
そのうちに、ガラス戸に雨粒が・・・。
雨足が強くなるなか、1階のロビーで、傘を持ち、Phaを待っていると、ようやく、王様のお帰りです。(笑)
運転席から降りるPhaに、濡れないように傘を差しかけるWayo。
ぐっと来た!
絶対、来てる!
こんなことされた日には、もう見境なく襲いたいはず。
でも、まだ若干、余裕あり。
Pha「俺を待ってたのか?」
く~く~チュー
Pha「そんなに、寿司を奢りたかったのか?」
近い!顔が近い!
目が赤いと指摘するPhaに、コンタクトのせいだと説明するWayo。
つい、薬局にビタミン剤を買いに行くところだと誤魔化すが、Phaは部屋に戻らず、そのまま、相合い傘&夜更けのデートです。
Wayoのサンダルが滑り、倒れそうになるところを支えるPha。
はい、これぞ、『2moons』の傘の名シーンですラブラブラブラブラブラブ
Pha「おい、ちび、大丈夫か?」
Wayo、心臓が口から飛びでそう。
プチパニック。(笑)
買い物を終えた帰り道、幸せに微笑むWayo。
Wayoと離れたPhaは、早速、Kitに確認の電話。
Pha「おい、Kit、ちびは目が悪いのか?」
夜中に叩き起こされた理由がそれ(笑)
K「それがどーしたんだよ(涙)」
P「あいつ、どこの学校だ?」
K「知るかよパンチ!
本当は知ってるけどさ(笑)
P「あいつ、似てるんだよ。すごく似てるんだ。」
K「悪いけどさ、明日にしようぜ。寝かせてくれよ~。zzz
P「待った、待った、明日のあいつらの練習、お前もつきあえよ。俺、知り合いいないんだよ。」
K「わかったよ」
夜更かししたWayo、練習に少し遅れ、メガネ姿で登場。
キャー、Pha先輩、ついに、メガネ姿のYoを見るのね(笑)
W「Ming、僕の顔になんかついてる?」
Pha先輩からの射抜くような視線が恐ろしいWayo。
そりゃ、気になってた「ちび」が、実は、ずっとずっと心に秘めてた男の子だったんだから、もう、人の目なんか気にしてらんないっての(笑)
Beam先輩も、そんなPhaの様子をガン見(笑)
W「そんなに、メガネ、変なのかな?ぜったい、後でからかわれる・・・」
M「いいから、ダンスやれよ」
Mingに注意され、しぶしぶ定位置に戻るWayo。
Kitに電話するBeam 。
「おい、早く来いよ。Phaの顔、見ものだぞ(笑)」
確かに、こんな状態はみものだ!
ところが、お昼休憩になっても、特に何も言われず、拍子抜けするWayo。
M「ドクターPhaは、何がしたいんだろうな?」
Mingもいつもと違うPhaに気づいたみたい。
練習が終わり、解散する際に、スタッフから、コンテストの日に、1人持ち時間3分ほどの特技を披露するから、準備するように言われる出場者のムーンたち。ムエタイをやると決めているMingに比べ、特技など思い付かないWayo。
そこへ、待望のPha先輩が、お迎えに参上。
Pha「朝までここにいる気か?一緒に帰るか?車で来てるぞ。おい、来るのか、来ないのか、はっきりしろよ」
Wayo「・・・はい」
Pha「じゃ、車で待ってる」
戻ってきたMingにPhaと帰ることになった、と告げるWayo。
M「うわぁ、鳥肌もんだな。」
W「とにかく、僕にとって歴史的な日だよ」
M「早く行けよ。あ、身の安全は守れよ~」
W「うるさい!」
こんな風に待たれたら・・・もうなんでもいい。
P「遅いぞ!何してた?」
W「Mingと話してた」
P「早く乗れ。腹へった」
初めて、好きな人の車の助手席に乗り込むときって、いいよねぇ(笑)
【Ep 04】
ちょっとぎこちない車内の二人。おちつかない様子のWayo。
Pha「何が食べたい?」
Wayo「僕が聞きたいよ。どうしてなの?」
P「ああ、昨日、俺が濡れないように、傘持ってきてくれただろ?そのお礼さ」
結局、Phaの知ってるレストランに向かうことに。
なんか微妙な空気(笑)
でも、好きな人の車に乗るって、Happyなことばかりとは限らず。
かかってきた電話を無視するPha。
W「出ないの?」
P「運転中だ」
W「緊急だったら?何度もかかってきてる」
P「じゃ、お前が出ろよ」
Pha、相手がわかっていて、Wayoに出させる気でしょ。
モテル男と付き合うための試練なのか、他の女からの電話にPhaの代わりに出る羽目になるWayo。
ムーンのトレーニングで疲れてるだろうから、部屋に行って手伝ってあげるって18禁(笑)
W「何を手伝うんですか?!結構です。Phaはただのものなんか好きじゃないムキー
ムキーなWayo。
「誰よ?あんた?」
一方的にしゃべり続け、相手がPhaでないと分かった瞬間、豹変する女子(笑)
文字通り、キーキー声が電話越しにも聞こえてくる。
ブチ切りするWayo。
W「なにこれ?こういう女が好みなの? なんで、番号知ってるの?危ないじゃん。先輩が部屋に来ていいって言ったら、何が起きるの?大学のムーンの評判もがた落ちだよ。考えたくもないよ。それに、先輩の電話番号ってそんなに簡単に手に入れられるものなの?」
P「おい、ちび」
W「なに?!ムキー
P「さっきから、なんでそんなに怒ってるんだよ」
W「なんで、ほっておくの?言いふらされるかもしれないよ。あんな女と付き合ってたなんて知られたら、将来的にもマイナスだし、社会的にも問題じゃない?ちゃんと断りなよ」
P「俺は何度も断ってるけど、諦めてくれないんだ」
W「なんで、番号ブロックしないんだよ?」
P「ブロックしても、しても、番号をかえてかけてくる」
W「じゃ、先輩が番号変えれば?」
P「おい、ちび」
W「なに?ムキー
P「すこしは落ち着け」
W「・・・こういう電話があったら、僕に教えて」
P「なぜ?」
W「代わりに僕が出るから・・・」
Pha先輩の口角、しっかり、あがってます(笑)
レストラン到着。
ウェートレスのお姉さん、Phaに見とれて、ちゃんと注文取ってくれないし(笑)
でも、Phaは、Yoしか目に入ってないけどね。
P「ショーで披露する特技決めたのか?」
W「まだ、わかんない。特技なんてないよ」
P「よく考えろ。特技がないなんて、そんな奴いるか?一つくらいあるだろう?」
W「あ、ピアノ習ってた。でも・・・練習場所がないよ。手伝ってくれるの?」
P「手伝わなかったら、成功しそうもないだろ。でも、ただじゃやらない」
W「え~、なにして欲しいの?」
P「何がいいかな。よし、こうしよう。コンテストの日まで、俺の使用人になれ」
W「うん、別に問題ないよ」
即答かい!(笑)
P「お前、変な奴だな」
W「また、悪口? 先輩は僕の悪口を言うのが好きなんだね」
P「そういうお前は、一度も言ったことない口ぶりだな。さ、オムレツ食べよう」
Wayo「お先にどうぞ・・・ご主人様ラブラブ
P「恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢恋の矢
うわ~~~、これは破壊的だ。
必死に口元を引き締めてるPha先輩。
ずっと、クールを通してきたPhaの表情が崩れた一瞬(笑)
寮に戻ってきた二人。
P「明日、7時に俺の部屋に来い」
W「え~、練習は9時からなのに?」
P「俺の授業は8時半からだ。新入生に渡すプリントを朝、準備する。」
W「テスト終わったばかりなのに、授業あるの?」
P「新しい講義用だ」
W「なんで、僕が?」
P「お前、使用人だろうが!」
W「はいはい。わかりましたよ。」
ベッドに、ぐだ~と倒れ込むWayo。
祭壇のPhaの写真を見ながら、お近づきになれたと思っていいのかな?と複雑な面持ち。
目覚ましをかけて、まだ、暗いうちからシャワーも浴びたのに、二度寝しちゃった。
げっ!7時15分
急いで、Phaの部屋にダッシュするWayo。
髪の濡れてるPhaと、しばし見つめあう。
P「はいれよ」
机の下のプリントの山、山、山。
P「シートはここにある。整理してくれ」
でも、シャワー後のドライヤーをかける先輩を見れる役得(笑)
P「何見てる?そんなに 俺様のかっこいい秘密知りたいか?」
W「・・・」
P「第一に、かっこよく生まれることだ」
Wayo「(ムカっ)」
自分の部屋に、Wayoがいる~~~♪
嬉しくてたまらないくせに、わざとそっけない態度をとる先輩。
私のツボをよくご存じで(笑)
P「おい、これでも整理してるって言えるのか?」
医学部でもないWayoに、プリント整理させるって、ほんと、ツン。
ご自分は、俺様イスで、至福の時を満喫中。
P「おい、1年と2年の分、混ぜるなよ」
黙々とこなすWayo。
P「そろそろ時間だ、いくぞ」
W「どこに?」
P「コンテストの練習だ」
W「9時からだよ」
P「(授業に行く前に)送ってやる。5分で下にこい」
猛ダッシュで支度して、1階に降りてみれば、Prinkを助手席に乗せるPhaの姿が。
P「Prinkと行くからな」
またやったよ、この男!< /div>

えええ、行っちゃうの?。。。
泣くな、泣くな、と自分に言い聞かせ、茫然と立ち尽くすWayo。
尋常じゃない様子のWayoを心配するMing。
M「何があった?」
なかなか口を開けないWayo。
W「なにも」
M「嘘言え、顔に書いてあるぞ」
昨晩から朝の出来事を説明するWayo。
M「長い話だったな。まぁ、おかげで完璧理解できたけど。ま、今のお前が、Pha先輩に何かを求めることは間違ってる。でも、怒るのは自由だ。」
W「先輩は、僕に希望を与えたのに、それをぶち壊したんだ。僕を傷つけた」
M「おい、希望と期待を区別しなきゃだめだぞ」
Mingの言うことをじっと考えるWayo。
M「でもさ、お前、最低でも数日間は、先輩の使用人なんだろ?」
W「ただの使用人じゃん、でも、Prink先輩は・・・」
M「Pha先輩に片思いしてるだけなんだろう?お前とどこが違うんだよ?」
W「でも、負けてる気がする」
Ming「Yo、俺はお前のほうがよっぽどいいと思えるけど。でも、今は耐えろ。」
Mingって、女好きで軽く見せてるけど、男気もあるし、実はかっこいいんだよ~。
それでも、練習に集中できず、ボロボロなWayo。
重症です。
昼休み時間、一人で昼食を食べているBeamを見つけたKit。
「あれ? Phaは?」
医学部から、ムーンの練習場所までは離れているのに、短い休み時間に出かけていったことに驚くKit。
「あいつ、昼飯抜くのかな?」
「俺に聞かれても知らないよ」
そこへ、Prink姫登場。
Prink「ねぇ、聞きたいことがあるの。Phaって、あのYoって子と親しいの? 理学部のムーンの子」
 
ドキ~ン!やばいことになりそうな予感でいっぱいのBeam先輩。
B「ええっと、まぁ、高校でも後輩だったしな。仲は悪くはないと思うけど」
P「ふ~ん、今朝、ここまで車で送ってもらったんだけど、私とは車の中で一言も口きかないし、車を発進させるとき、ずっと、バックミラーで、あの子のこと、見てたのよ。Phaは相当、あの子のこと、気にしてるみたいね。」
女の勘も鋭いけれど、それより、Phaの心中、察するに余りあり。
泣けるぜ、Pha先輩!
この表情をずっと、見てたってことだよね。
KitにアイコンタクトするBeam。
K「気のせいだろ、単なる高校の後輩だよ」
P「本当にそれだけ?」
K「そうだよ、だけど、こういうことはさ、本当は、本人に直接聞けよ。」
Kit、よく言った!
納得いかなそうなPrink。
一方、Wayoたちのお昼休憩時。
Forthが、Wayoたちのほうに向かってくるのが見えたMing。
Ming「やばい、俺、お前と一緒に行けそうもない」
急に焦り出すMingを不思議そうに見るYo。
M「昨日、Forth先輩と飲んだとき、Wayoを追いかけるのを手伝えって言われたんだ」
とても同席なんかできないと説明するMing。
Forth「飯行こう。」
M「先輩すみません。俺、あいつらと行く約束したんで」
Ming、逃亡(笑)
二人っきりになっちゃった。
Forth「さ、行くぞ!」
そこへ、Pha先輩が現れる。
F「なんだ、30分しか休み時間ないくせに、何しにきた?」
P「別になんでもない。とおりがかっただけだ」
F「医学部のお前が? 俺たち、飯にいくところなんだ。じゃあな」
有無を言わせぬForth。
朝の件で、気まずいWayoは、能面のように無表情のまま、Phaと視線を合わせない。
そのまま、ひきずられるように、Forthに肩を抱かれ、一緒に昼食にでかけてしまう。
その場に取り残されたPha。
K「Pha、まだ戻ってこないな。この教授、うるさいだろ?」
授業に現れないPhaを心配するKitとBeam 。
教授が呼吸器系の授業をはじめたところで、Pha到着。
教授「あら、呼吸困難もしくは息切れ症状を起こしている学生が入ってきたわね。教室まで走ってきたんでしょう。さて、なぜ遅れたのかしら?」
Pha「すみません、教授」
教授「救急室の患者さんたちは、みな、あなたたち医者が救ってくれるのを待ってるんですよ。そのときに、1分2分でも遅刻なんかして、言い訳できますか?」
日頃、まじめなPhaだったから、なんとか許されたものの、Kitたちも心配する。
K「なにかあったのか?Yoはどうだった?」
Pha「あいつは、Forthと飯に行ったよ」
理解不能ながら、良くない事態だってことは察したKit。
うわ~、講義中なのに、父親に電話で、ピアノのレッスン室の予約を頼んでるわ~。
相当、必死ね、Pha先輩。
講義がおわったら、速攻、ムーンの練習場所に向かうPha。
ライバル(認定済み)のForthが、明日の午後、moon たちの外部での写真撮影と キャンプがあるけれど、一緒に行くか、と聞いてくる。
Pha「あいつらは、ショーのために練習する必要があるんじゃないのか?」
Forth「帰ったあと、練習するのさ。プロモーションのビデオクリップを撮るだけだから、そんなに負担じゃないはずだ。」
P「場所はどこだ?」
F「近くのビーチだよ」
P「泊りか?」
F「ああ、1泊だ」
P「行く」即決!
K「おい、Pha、簡単に決めるなよ。明後日、新しい講義の試験があるんだぞ」
P「ビーチで勉強すればなんとかなるだろう?明日は授業もないし」
今の状態で、Wayoと離れるなんて、しかも、なぜか、Forthが仕切り役っぽいし、同行することに、一切、迷いのないPha先輩なのでした(笑)
そうなると、BeamとKitも自動的に参加決定。
K「ビーチにはビキニの女の子、俺が行かなくてどうなる?」
さすが、Kit先輩。

習中のWayoを見つめるPhaたち。
B「もし、あいつが女だったら、俺、誘ってるかもな」
Beam先輩、発言に気をつけてね。
Kitが、Phaに気をつかって睨んでるよ(笑)
切なすぎるぱいせんの視線・・・。
休憩中、外に出てくるWayo。
周囲に他の人もいるのに、なぜか、会話し始めると、二人だけの世界を醸し出しちゃうPhaとWayo。
(それ、ドラマ的な演出じゃんって言わないでね)
P「練習、何時に終わる?」
W「・・・知らない。遅くなるんじゃない?」
まだ、ご機嫌斜めです。
P「待ってるよ。」
W「なんで?今日も一緒に帰るの?」
P「腹減ってるんだ。飯食いにつれてけ。今日は、ピンクミルクしか飲んでない
W「え?食べてないの?そんなのだめだよ。ちょっと待ってて」
急いで、自分のバックから、菓子パンを取り出し、Phaに渡すYo。
W「ほら。これでも食べてて。大人なんだから、食事くらい、ちゃんと自分で管理して食べなきゃ」
だーかーら、お昼、練習場所まで来たんじゃん(泣)
近づいてくるMing。
M「先輩方、もういいですか?こいつ、ダンスの練習しないと」
P「ああ、がんばれよ」
Pha先輩の行動って、実は、いろいろ伏線だらけ。
口数が少ないから、誤解されやすいけど、すぐさま、Wayoに教えてあげたいほど、ほんと、陰で涙ぐましい努力を続ける気配りの人なんです。
ふふふ、これで、もっと演技がこなれてたら、言うことないんだけど。
ま、このぎこちなさと残念さが、Pha先輩のウリだとも言えるので、ま、いっか。
MingとKitの二人がお気に入りな私は、次回からが楽しみで、楽しみで・・・。
そういえば、3話の冒頭、お寿司屋さんに行く妄想のときのお店、スシローだった(笑)


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