チャンピオンが家族になる。
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1/29に放送された『アナザーストーリーズ』への反響の大きさに応えてか、
NHKスポーツに詳細な記事がUPされました
ハビもキタ~
※羽生結弦『アナザーストーリーズ』のオンデマンド視聴
NHK SPORTSにUPされたのは、
結弦くんの凄さを語った3人の言葉、詳細版。
(いずれも、全文はNHK SPORTSで)
特にハビについては、
ずーっとリアルタイムで見守ってきて、
これだけは、いつかは書きたいと思っていたことを、
書き綴ってあります。
なんのことやら、かもしれませんが、
とにかく、ずーっと書きたかったことです。
この二人の二人三脚に思いを馳せます。
◆ディック・バトンが語る「羽生結弦 “最強伝説”」
~ “毒舌”レジェンドも認めた「破格の存在」~ 2019年2月26日(火)
「結果なんて、おまけだよ。私の評価基準は演技がちゃんと「劇場」になっているかどうか、それだけだ。
独創的で、お客を呼べる「劇場」にね。羽生結弦の演技はそういう意味では、最高だ。みんなをうっとりさせる。満員御礼間違いなしだね。」
「フィギュアスケートは採点スポーツである以前に、お客を「魅了する」ものなんだ。オーケストラが一音でも飛ばしたら台無しだし、バレエでダンサーが転んだら白けるだろ?同じだ。お客をがっかりさせちゃいけない。いけないんだ!
だからユヅルの言葉に感銘を受けたんだよ。「若いの、分かっているじゃないか!」ってね。」
「彼のジャンプで見るべき一番重要なポイントは、スピードだ。ジャンプに入る時と、出るときのスピードが変わらない。そんな選手はまずいない。
跳びましたよ!なんてアピールはしない。他の選手は難しいジャンプを跳び終わると「終わった感」が出ちゃうけど、彼は切れ目なく、シンプルに演技を続けている。」
「よりシンプルなのに、より伝わるものがある。点数なんて関係ない。この大舞台で見せうる、最高の「劇場」を魅せてくれたと思うよ。これぞ金を超えて、ダイヤモンド級の演技だね。」
◆プルシェンコが語る「羽生結弦”最強”伝説」
~連覇を成し遂げるとしたら世界にユヅルしかいない~ 2019年2月27日(水)
「初めてユヅルに会ったのは、彼が 10 歳くらいの時。日本でショーをしていた時だね。「あなたにすごく憧れている子供がいるよ」と言われて会ったんだ。
一目見て驚いたよ。センスが違う。スピンも上手で。ただあまりに痩せてたんで「しっかり鍛えれば、良い結果が得られるぞ」って言ったんだ。まさかオリンピックで2つも金メダルを取るとはね!」
「登って来たな、と思ったよ。ソチオリンピックに向けて、最高の対戦相手ができた。腕が鳴ったね。
どれだけ昔から知っていようが、リンクに立ったら「敵」。彼なら、倒しがいがある。 」
「氷の上で、どうやって彼を倒すか。ショックを受けさせるか。叩きのめすか。そればかりを考えた。それが僕の流儀さ。 」
「ユヅルがソチで金を取った後、「引退しない。次も出る」と言ってくれて飛び上がるほど嬉しかった。
私が去っても、彼が参加し続けることで、オリンピックという最高の戦いのレベルが保たれる。結弦は、わかっているんだ。最高の演技は、試合でしかできないこと。そして、フィギュアスケートの世界にオリンピックチャンピオンになる以上の喜びは、絶対に無いってことをね。 」
勝手に相手がミスする事も多いし、オリンピックならではの緊張感も、むしろアドレナリンをくれる。一度金メダルを取っているから、常に「上」に立てるんだ。
大事なのは技じゃなく、「経験」と「自信」。それを合わせ持っているのは、ユヅルしかいなかった。ユヅルはオリンピックを連覇した今だって、まだ「勝つ」ための進化を止めようとしないだろう?頂点の選手が一番貪欲なんだから、負けるわけがない。
連覇がどれだけ難しいのか、私は身をもって知っているけれど、誰かがやるとしたら世界に、ユヅルしかいない。だから僕はあのオリンピックでも『ユヅルがその場に立てさえすれば連覇は間違い無い』と断言していたんだよ。
ハビもキタ~
◆フェルナンデスが語る「羽生結弦”最強”伝説」
~ライバルにして親友 背中を見せ合い続けた2人~ 2019年2月28日(木)
“ユヅルが戦いの場に戻って来てくれて 本当に嬉しかった”
「金メダルは彼に取られちゃったけれど、僕は満足していました。だって最高の勝負をして3位になる方が、お互いミスを連発して、たまたま1位になるよりずっといい。
ずっと一緒に練習して、互いの背中を追いかけて来たからね。彼が最高のレベルで戦いの場に戻って来てくれて本当に嬉しかったよ。オリンピックの前にあれだけ辛い時期を過ごしていたからね。」
「金メダルは、そんな簡単に取れるものじゃない。ユヅルは、強い。僕が心底そう思わされたのが、あ
大会でした。みんな忘れがちだけど、彼はあれが、初めてのオリンピックなんです。
チャンも僕も4年前の大会に出ていたけれど、最初のオリンピックというのは舞い上がってしまって、全てが巨大に見える。そんな中で、ユヅルは堂々と演技した。みんながミスをしていたけれど、初出場の彼の演技が一番だったのは結果が示しています。
この先、彼は勝ち続ける。負けてはいられない。そう思いました。」
2015 年。中国・上海で行われた世界選手権で、フェルナンデス選手はオリンピック王者の羽生選手を破り優勝したのです。
結果を受け、羽生選手は人目もはばからず涙した。だがそれは、負けた悔しさからだけではなかったとフェルナンデス選手はいいます。
「彼はもちろん悲しかったんですよ。勝ちたかったんですから。でも同時に僕の勝利を喜んでいたんです。彼はこう言いました。「勝ったのが君で本当に嬉しい」。「僕は今日頂点にいないけど、そこからの風景を君と一緒に見ている」と。
僕にはその意味がよくわかりました。同じ高みに立っているんだってね。僕はあの時から、ユヅルと「真の友」になれたと思います。」
※そういえば、プレカンでハビが結弦くんから「その金メダル、僕にちょうだい」って言われて、
「ユヅルの欲しいものは、何でもあげるよ」って返して笑いを誘ったのは、この時だったよね
あれは単なる冗談ではなく、結弦くんと自分とが、同じ高みに立っているという気持ちからの、真実の言葉だったんだね・・・・
しかし、ピョンチャンオリンピック3ヶ月前に起こった、羽生選手の大ケガ。彼が心配したのはケガのことよりも、別のことでした。
「案の定、あのケガの時、頂点に立つユヅルに何とか隙を見つけようと、妬みや、嘘があちこちにあふれましたね。」
「面と向かっては、会わないようにしていました。彼は時々リンクに出て練習しようとしては、すぐに傷が痛んで下がる、という状態でしたからね。僕らは、お互いのケガについて話したりはしません。ユヅルに求められれば何だって手伝いますが、彼にはお母さんをはじめ、周りにケアしてくれる人がたくさんいる。
僕らのように高いレベルで競い合っている場合、求められるのは、変わらず「背中」を見せ続けることなんです。練習している僕の背中を見ろ。僕はレベルを保って、君との戦いを待っているよってね。実は僕は、ああやって落ち込んだからこそ、彼はとんでもない復活を遂げるんじゃないかと思っていました。彼はすべてのマイナスを一気にプラスに変えられる、それだけの力を持った人間ですからね。」
「僕はそうなると思っていましたよ。みんな、ユヅルの復活に驚いていましたけど、彼ならやると思っていました。そして僕は彼の背中を、誰よりも近くから、追いかける。いいぞ、最高の戦いじゃないかと思いましたね。」
会場の興奮の影響は
「いいえ、ありませんでした。あの舞台で、彼がいい演技をしないわけがない。だから何にも影響はありません。今度は、僕が応える番。それだけです。」
「(You are so bad!(最悪だな君は!)」と言いながら、涙が止まらない羽生選手。何を話したのでしょうか、これまで語られたことはありませんでした。
「この時は、まずユヅルと昌磨に、メダルと演技についておめでとうと言いました。
そしてユヅルにこう言ったんです。「君と競えたことは僕の誇りだ。実は、これが君と戦う最後の試合なんだ僕は引退する」って。実はあの時までは、誰にも言っていませんでした。誰にも。
ヨーロッパ選手権に出る約束はあったのですが、ユヅルは日本の選手なので、ヨーロッパ選手権には出場しない。だから、本当に最後の試合になる。今しかない、と思って伝えたんです。」
「ユヅルには「最悪だなおまえ!」と言われましたよ。だってあんなタイミングで伝えたから。
でも、僕はここだと思ったんです。最高の戦いの後だったからね。一番告げたい人と、一番いい場所にいられて、本当に良かったよ。」
(オリンピック連覇という快挙を果たした羽生結弦選手に、今後期待することは?)
まずは、今のケガをしっかり治して欲しいです。ケガさえ治れば、後はもう好きなだけ「前」へ、「前」へと、目指していけばいい。
そして、もし引退をする時が来たら、その時初めて「後ろ」を振り返って見て欲しい。君が登って来たのは、今後、永遠に語り継がれる道のりだ。その道のりの途中に、僕の名前があるのも、お忘れなくね。
・・・・
何度でも言うよ、
結弦くんがクリ家に来ることを受け止めてくれて、ありがとう・・・(´;ω;`)・・
そして、最大のライバルだった結弦くんの怪我の状態を、誰に訊かれても、何度訊かれても、常にユーモラスに煙に巻き続けてくれて、ありがとう。
結弦くんの怪我がなかなか治らないこと、なんとか嗅ぎつけようと、どれだけのメディアがハビに食い下がったか、よく覚えているよ。
煩そうにもせず、爽やかに対応してくれたハビこそ、スポーツマンシップと熱き友情、そして誠意を併せ持った英雄だ。
死ぬまでずっと、覚えている。
ずっとずっと、感謝し続ける。
怪我の知らせを訊いて、真っ先に、捏造報道と誹謗中傷が沸き起こることを憂慮するってことは、
やっぱり、ハビも、知っていたんだなってことだよね。
当たり前か。
ブライアンから結弦くんは度々、SNSなど見るなとアドバイスされていたし、
きっとクリ家の門のあたりで、
怪しげな東洋人パパラッチが貼りついていたのも目にしていただろうし。
そもそもハビだって、ソチ入り直前に、母国メディアから酷い誹謗中傷を受けて激しく傷ついていた経験を持っている選手。
あれが無ければ、ハビはもっと落ち着いて演技ができただろうし、
そしたら、靴の紐をブライアンに結び直してもらうことだって、忘れなかっただろうし、
ジャンプの跳び過ぎで得点を落とすことだって、無かっただろうって思ってる。
あの頃のハビは、今ほど、メンタルが強くなかったから、
でもスケートがピカイチなことは、今と変わりなかった。
3位から7~8位まで、ほぼ得点差がなく団子状態。
あの中で沈むはずは無かった。
あの事件さえなければ、もっと落ち着いてピーキングやルーティンに集中できただろうし、そしたらきっと、銅か銀かは、ハビのものだったと
私は信じている。
でも、決して他人のせいにはせず、タラレバを言うこともなかったハビ。
性格が結弦くんと真逆と言われるけど、
他人の良いところを躊躇なく褒めることができ、
妬まず、嘘をつかず、誠実なところが、
結弦くんとそっくり。
結弦くんがどうしても後半クワドが跳べなくて、
行き詰ってハビにすがったときだって、
「ただ、跳べばいいんだよ」って、誠実に応じたハビ。
それが跳べたら、自分のアドバンテージが下がってしまうと判っているのに。
二人は、真逆だから親友になれたとブライアンは語ったが、
二人とも、仏さまのように美しい心の持ち主だったから、
(トレイシー曰く、「ほんん~~んっとに、いい子たちなのよ~」って。)
熱い友情の絆で結ばれたんだ。
一生支えあうと、互いに誓い合うほどに。
・・・・ところで、地上波での放送は、まだ?!
ワールドの直前とかに放送するのがカッコいいと思うよ
さて、ガーナアイスを食べて、溜まったお仕事も片づけないと・・・・
それに・・・
あな、おそロシアな代表の件とかも、押えとかなくちゃ~
記事は以上です
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