「FX」とはどのようなものかがよくわかるムービーいろいろ

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2018年7月に更新いたしました!(新しいランキングになりました)

趣味と実益をかねて、クラブ販売に関わる生活になったので、今後もどんどんこのランキングは更新していきたいと思います。

では、「よく飛ぶドライバー」について個人的なランキングを見てみましょう。

まずは単刀直入に
(これまで買ったり試打したりしたおそらく200本近くのドライバーの中から)2016年~2018年までに入手可能なもので、実際にラウンドか、250Y以上ある練習場で使ってみて「これは飛ぶな」と思ったドライバーヘッドを、まったくの個人的主観でランキングにしてみました。

私のヘッドスピードが43~45m/sといったところなので、
ヘッドスピード42~46m/sのゴルファーにとって飛びを実感しやすいドライバーと思って読んでいただければ幸いです。
※もちろんルール適応外の高反発ドライバーは抜かしてあります。

ちなみに筆者モトギは、元々スライサーだったけど、今は球筋は軽いドローが好きで、
どちらかというとボディターンな感じの中調子好き。スピン量ごく普通。中肉中背、バックスイングとトップが大きめで、ダウンスイング急ぎ過ぎ、ダウンブローが下手なゴルフスイングで、弾道は中弾道。2017年の総ラウンドのアベレージスコアは83.25、ベストスコア73、ドライバーショット嫌いなので平均飛距離は集計してませんが飛距離計測器でよく見る距離表示の数字は230Y〜250Y。「今日イチ?」みたいな飛びだとだいたい260Y前後です。

「飛距離の落ちてきた50歳、ギアと試打好き中年男性、レッスンプロの動画好きゴルフ理論好きでレッスン教本嫌い、女子プロから学んで上達したいオジさんアマチュアゴルファーちょいアスリート系」です。理想とするスイングはパク・ソンヒョン選手です(顔も身体もスイングも美しい…)

ちなみに
シャフトとの組み合わせは「無数」だし「好みによって飛び方がぜんぜん違う」ので、それらとの関係性については、また今度考察してみたいと思います。


1位 GTDゴルフ GT455プラス ドライバー ←NEW!

このクラブが1位でも、ほとんど文句は出ないんじゃないかと思います。
それくらいよく出来たドライバーですし、飛ぶように売れてます。(地クラブです。最新モデル)

GTDには初代GTD455ドライバーが、「JBEAM(クレイジー)FX BM-435ドライバーに似てるけど、もっと飛ぶ」みたいな感じでバカ売れして評判になり、その後、高弾道のCode-Kドライバーが出たりして、
このモデルが3代目の「兄弟モデル」なんですが、さすがに初代455ドライバーを改良した最新モデルだけあって、めちゃめちゃ飛びを実感しやすいです。

弾道はGTD455とCode-Kの中間で、多くのプレイヤーが最も好ましく思える中弾道。捕まりは「普通」
で、注目すべき点は3つあって、


(1)クラウンがカーボンになって、前2作より「打感」がよくなった
(2)クラウンがカーボンになって、前2作より「初速」が早くなった。でもスピン量は変わらず
(3)GTD455と同じサイズのディープヘッドだけど、慣性モーメントが増えて、球が安定してる


ってとこですか。
GTD455が出た時もクレイジーBM-435と比べるとかなり「安定してて打ちやすい」と感じましたが、それよりさらに(というか、ずっと)打ち負けず、曲がりづらいです。「ここまで来たか」って感じです。

新作が出ても「あまり変わりねえじゃねえか」とか「むしろ飛距離落ちた?」とかが普通に存在する地クラブ業界で、
きちんと前作を超えたものを出してくるところ、本当にGTDはすごいと思います。(鹿又さんも注目しておられますね)
GTD455ドライバーの時とか「あと5年はドライバー買い換えなくてもいい」なんて言っといて、ゴメン。やっぱこっちのほうが確実に飛ぶし、スコアも出てます。

ソールのデザイン的にはCode-Kとあまりかわり映えしないんですが、カーボンクラウンのヘッドは綺麗に処理されてて高級感が高く、GTDドライバー共通のスリーブが使えるので、3ヘッド、6シャフトみたいなヤマハのリミックスみたいなセッティングが地クラブでできるのもGood。

で、個人的にぶっちゃけて話をすると、
私はもう、これ以上望むところはないくらい、弾道も、打感(打球音)も、安定感も、スピン量も、振りやすさも、そして初速と飛距離も、ベストな状態なクラブに感じられるので、打っててとにかく飛ぶし気持ちがいいので、文句ないです。
ひとことで言うと「欠点のみつからない叩き系のドライバー」って感じで、
「ド真ん中」の心地よさです。

あんまりにも理想的な弾道で、球がバラけづらいので、「さらに飛ばせるだろ」みたいに、どんどん最長飛距離に挑戦できちゃいます。打っててどこにも違和感がないからどんどんヘッドスピードが上がっちゃうんですね。

飛距離的には、ヘッドスピードが42以下とか、スライサーだとか、小ぶりのディープヘッドが使い慣れない方なら、GTD Code-Kのほうがキャリーが出てつかまるので飛ぶかもしれません。(女子プロの半数はまだCode-Kです)
ヘッドスピードが46以上とかのハードヒッターさんなら初代GTD 455のほうが、決して吹き上がらず、左も怖くないので飛ぶかもしれません。(男子プロの半数はまだ初代です。ドラコン選手はだいたい初代455です)

でも、ヘッドスピード42~46m/sの一般的なちょいアスリートな感じの方なら、455プラスが、やはり、明らかに、いちばん飛びます。
私の場合、Code-Kや初代に比べて5〜7Yぐらい飛んでます。
2位のプログレスBB4ドライバーよりも確実に飛ぶし「とにかく心地いい」ので文句なしの1位です。


※即納品や、カスタムシャフトが揃ってます

2位 プログレスBB4ドライバー ←NEW!

2位も地クラブです。プログレスという新興メーカーが出した傑作です。
これはクラブフィッターの鹿又さん(最近親交があります)が「飛ぶ」とどこかで公言して、かなり評判になって「売り切れ続出」になったのでご存知の方も多いと思います。(私は千葉で1本だけ残ってたのを、試打したその日に即買いしました)

1位のGTD455プラスドライバーが「とにかく違和感なく心地よく叩けて、叩いたぶんだけぶっ飛ぶ」というクラブだとすると、
2位のプログレスBB4ドライバーは、
非力な方、スライサーの方が使うと、いつでも安定して飛ぶというところに特徴があります。
私も50肩でヘッドスピードが40近くまで落ちた時に、GTDドライバーから浮気して、さんざんお世話になりました。
ヘッドスピードが40でも、240Yくらい飛ぶ時があるんですよねー。

スピン量はGTDに比べると多いですけど、まあ地クラブの中でも低スピンですし、
なによりもヘッドスピードが低めの時に叩き出す初速がすごいです。
ソールのフェース側に「ジャバラ」のような溝が露骨に入っていて、それがテーラーメードお得意の「ソールの溝」を、より過激にしたような効果を出してます。
簡単に言うと、ヘッド自体が「トランポリン」のようにボールを跳ね飛ばします。
だからヘッドスピード40m/sとかでも初速が60m/s近く出るわけです。

あと、スイートスポットがかなり広いです。
そもそも打感(打球音)が「ガキッ」という硬い音であるせいもあるんですが、なんだか、どこに当たっても同じ音がして、同じような飛距離が出ます。
(打点マーカーとかつけないと、どこに当たったのかわかりづらいです)
なので、私の場合、肩の故障で振り切れなくて、スライスぎみになっちゃった時に、非常に飛距離を稼いでくれました。

あと、造形がとても丁寧で、高級感もあります。(ヘッドカバーまで美しい)

このクラブ、確かに傑作だと思います。
私が今は使っていない理由は、
「フックフェースに馴染めない。思いっきり叩く気がしない」
「打感が固くて、衝撃が強い」
「ヘッドスピードが42以上で打つと、思ったほどには飛ばない」
というようなところです。

なので、HS42S/m以下のスライサーの方におすすめです。


3位 GTDゴルフ code-Kドライバー

これも飛びますね。
ハイドローが大好きな飛ばし屋からシニアまで、大勢の人が「飛び」を《簡単に》実感できると思います。

特に、私のような260ヤード飛べば嬉しい中年アスリートにとっては、まさに「神の杖」のように感じる時があります(調子落としてる時とか)
という記事を書いた時には「飛距離は455ドライバーとほぼ同じだな」と思ってましたけど、
あれから1ヶ月ラウンドしてみた実感としては、こちらが上。
(しかもキャロウェイエピックよりも上)

…というのもですね、
このGTDコードKドライバー、
「キャリー重視の高弾道・低スピンドライバー」なんですわ。

だから「真っ平らなフェアウェイ」で比べると、「キャリー+ラン」の合計距離はGTD455ドライバーと同じなんですけど、
GTD455ドライバーのほうは「ランで稼ぐタイプ」なんで、ちょっとラフに入るとすぐそこでボールが止まっちゃうわけですよ。
でもコードKドライバは、そもそも、その「止まっちゃった場所」が落下地点ですから、平均飛距離的には、そこからあと数バウンドは飛距離を多くもらえるわけですね。
(ホームコースのフェアウェイバンカーも2つキャリーで越せるようになりました)

弾道はやや高弾道で、なのにスピン量がぐっと減った感じ。
フェース面はディープだけど、構えてみた時のカタチ的にはキャロウェイエピックサブゼロをちょっと小振りにしたカンジで、ほんのりとシャローぎみ。

で、
とにかく棒玉で、飛距離も出て、打感がやわらかくて、
フックフェースじゃないのに同じくらい掴まって
ヘッドが黒で「いい顔」してて、
ハイドローがバンバン打てるところが気に入ってます。

筆者の、現在のエースドライバーは新作のGTD455プラスなんですが、
それまではこのクラブを使ってました。(一時プログレスに浮気)
不満に思うところは………うーん……
ちょっとだけ、弾道が高すぎると思う時があるかなー。(風の強い時とか)
だいたいテーラーメードのGLOIREみたいな高弾道で飛ばすドライバーです。

これもプログレスBB4と同じくらい飛びますし、
(プログレスほどではありませんが)スライサー傾向の方、ヘッドスピード43以下くらいの方、球が上がりづらい方におすすめです。


※即納品あり

4位 リョーマ ゴルフ D-1 MAXIMA(マキシマ)ドライバー(2018年モデル)

これは前作のモデルを個人的に所有して長らく使っておりました。長らく使ってるのに、これより飛ぶドライバーはなかなか出てきませんでした。
「明らかな飛び性能」を多くの一般ゴルファーに体感していただけるモデルだと思います。(特に「飛ばない人」ほど顕著に感じると思います)

新作D-1 MAXIMA(写真のモデル)は、これまでのD-1 MAXIMAに比べて、ヘッドの形状の違和感がぐっと減っております。
で、「曲がりにくい」という特性を兼ね備えていますが、とにかく「スライスしづらい」のはこれまでのリョーマと同じ。

そして、とにかく棒ダマ。
つまり、「吹き上がる球」というものを打つことができない構造になっているわけですが、それでいて「スピン量不足でキャリー不足、球がおじぎをしてしまう」ということもほとんどないところが、世の中の高評価を集めた理由でしょう。すごく簡単に、イージーに飛距離を伸ばせるクラブです。

あと、2018年モデルになってから、ちょっとだけ初速もアップしたよ
に感じます。

ヘッドの構造的には、
・とにかくクラウンが薄くて、たわむ。
・ヘッド重量のうち、なんと60グラムものウェイトが最後方部に設置されている。
という特徴があります。最新ドライバーの主流である「浅重心構造」とは真逆の発想で、ボールの真後ろから重たいものをぶつけることにより、ヘッド自体をつぶれたボールのようにたわませて、その反発力も利用してボールを飛ばします。
そのためボールがすぐにはじけて飛んでゆく、といった「高初速」の感覚ではなく、「フェースにボールが喰いついてから、遠くへ放り投げる」という感覚が味わえるわけですが、「コピー用紙3枚分の厚みしか無いクラウン」のせいで、やや打球音が他のドライバーとは違います。(D-1 MAXIMAのほうは改良されて、けっこう普通です)

筆者モトギ的には「D-1 ドライバーを使ってた時がいちばん飛んでたよ」と言われることが多いのですが、飛ばし屋の人や片手シングルなどの上級者の方には、いまいちウケが良くないところもありまして(プロで使ってる人も少ないし)、
…それというのも「簡単さ」を追求するがあまりに、「正確に狙う」「叩く」といったアスリート的な競技性に、いまいち響くものが少なくなってしまったところが原因でしょうか。(あと打球音)

球の飛び方や直進性などは、テーラーメイドの初代SLDRの12度くらいのロフトのモデルに似ています。とにかくふけ上がることを知らず、そして、「前へ、前へ」。落ちてもまだ転がる感じです。
グラファイトデザイン社製の純正シャフトも、そのまま使えるほどマッチングよく仕上がってます。
価格が高いのがちょいと難点ですね。

5位 テーラーメイドM2ドライバー2017年モデル

テーラーメイドというブランドは「2代目を作るとコケる」というジンクスがあったり、なかったりしますが(ロケットボールズ2とか、古くはVスチールとか)、今回は「当たり」。
2016年モデルより打ちやすく、打感もよく、より低スピンになってます。
現行モデルのM4などより飛ぶと思うので5位にランクインです。

2016年モデルの時は「ヘッド重量が軽くなったこと以外で、SLDRから買い替える意味あんの?」と思いましたが、さすがに今年のモデルは世界ランクTOP10のうち4人も使ってるだけあって、かなり完成度が高く仕上がってます。飛距離も伸びてます。

構えた時の印象も(クラウンの白い部分とかシャープになった)、打感とか、スピン量とか、ちょっとずつ改良された感じでしょうか。

で、テーラーメイドもキャロウェイと同じくM1とM2の2モデル出してて、構えたカンジはそれほど違わないのですが(M1のほうは重量配分調整が可能でフェースが短くて、ややディープ)
明らかにM2のほうが飛びますね。そして安定性も、個人的にはM2のほうがあるように思います。

M2のほうがフェースが長くて、そのぶん重心距離が長くなって掴まりにくくなるんですが、きちんと捉まえてあげればフェースターンが大きいぶん「当たりが厚くなる」。それを感じます。

あと、テーラーメイドお得意のソールのミゾのおかげか、やはり今回も「低めの打点でも飛ぶ!」
真芯より下の打点で打った場合の飛距離では、常にテーラーメイドが1位なんじゃないでしょうかね?(だから私、フェアウェイウッドはテーラーです)

打感は硬めの破裂音で、みなさんが大好きな音。
そしてスピン量も少なめ、初速も速めで、とにかくバランスよくまとめたなぁ。
クラウンのデザインさえ気にならなければ、きわめて欠点が少なく、万人に好まれる優等生だと思います。

 

6位 テーラーメイド GLOIRE(グローレ)F2 ドライバー

このGLOIRE(グローレ)F2ドライバーも「2代目」ですね(グローレシリーズで言うと4代目?)
グローレ初代が大評判で、2代目でコケて、Fシリーズ初代(3代目)が大ヒットで、今回がどうなったのかと言うと、「そんなに変わらねえ〜」(でもやっぱ飛ぶ)といったところ。
で、キャロウェイエピックがランクインして、テーラーのM2も上位に入らざるを得ないので、この順位です。

前作との大きな違いは、「弾道がさらに高くなり、キャリーで飛ばすようになった」とこ。
9.5度でテストしましたが、10.5度以上の高さで飛んでいきました。

とにかく曲がらずに、飛ぶ。というところは前作と同じ。
あきらかな高性能。これ、地クラブでは出せない設計構造、加工技術だと思います。
日本女子LPGAツアーでも最も使用率が高いんじゃないかな?

グローレといえばゼクシオやファイズのように「シニア? それともレディース?」というイメージしかなかった私ですが、このスイートスポットのデカさはバカにできません。

なにしろフェース面がバカでかくて、しかもヒールやトゥに当たってもほとんど遜色無く飛んでゆくし、あまり曲がらないので、
間違いなく「平均飛距離」は伸びるであろうし、
とにかく「心おきなくぶっ叩ける」ので、やっぱ飛ぶ。
こんなデカい図体しているのにね。

で、
注目ポイントは、スイートスポットの広さと、ジェットスピードゆずりの「スピードポケット」から来る「フェース下部に当たった時の、飛び」ですね。

ご存知の方も多いと思いますが、クラブヘッドの上のほう、
「テンプラの球が出るちょい下め(フェースのド真ん中のちょい上め)」に球が当たると、衝撃でフェースは斜めになって、その時ボールのバックスピンを減らそうとする「ギア効果」っていうやつが発生するわけですが、
その効果を得るためにフェース面を縦長にしようとすると(ディープフェースにすると)、こんどはフェース上部の面積だけでなく、フェース下部の面積も増えてしまう。

で、フェース下部にボールが当たると、上部に当たった時とは逆に、ボールのスピン量が増えてしまう、という面倒な問題が発生するんですよねぇ。

でも、このグローレF2 ドライバーは、そもそも低重心なのに、さらにロケットボールズゆずりの「スピードポケット」で、
下部フェースのパワーを増すと同時に、スピン量もあまり変わらずに反発させることを実現しています。この設計はちょっとスゴいです(直ドラやったら、めっちゃ飛ぶと思います)。
かなり「使えるドライバー」ですね。

私が使用しない理由は「ヘッドが白いから」「ヘッドがつやつやしてるから」「グローレだから」「上位3機種のほうが飛ぶから」の4つだけ。
打感、直進性、ゆるい操作性すごくいいです。軽いドローがオートマチックで打てます。
しかも高弾道、ハイドロー。
あのヤワで軽すぎる純正シャフトでここまで楽しめるのだから、自分好みの重量とシャフトでビタッと調整させたら、とんでもなく飛ばしまくれそうです。

で、驚愕の事実発覚。
こ、このクラブ、長尺(46インチ)だったんですね。。。
47インチのゲロンディの後に打ったせいもあるけど、
46インチをここまで「振り切らせる」というのはスゴい。
投影面積の大きさのせいもあるだろうけど、
ぜんぜん長く見えなかったし、感じなかった。

ドライバー飛距離ランキング 
7位 タイトリスト NEW VG3 ドライバー2018年モデル

最初からぶっちゃけて言うと、「これ、めっちゃいい!」
なので、さんざんシャフトとかポジションとかいじりまくりながら、長時間試打させてもらっちゃいました。

まず、このクラブ、問題なく飛びますね。
テーラーメイドのグローレFドライバーも同時に試打してみましたが、最初からほぼ同じくらいの飛距離性能を叩き出してくれました。(レンジ専用のゴルフボールで、ヘッドスピード43.5で最高が255ヤード)

そもそも純正シャフトの45.5インチでここまで飛距離が出るドライバーヘッドは珍しいと思います。
まさに、テーラーメイドのグローレFドライバーをライバル視して、それを上回る性能(とカッコよさ)を目指して作られたドライバーですね。
そしてそれは見事に成功してると思います。

そして、ヘッドが軽いので(ヘッド重量が200gを切ってる)
46インチの長尺でも45インチなみに操作しやすく、振り遅れないし、
45.5インチなら、ソールの「好きな場所」に5gくらい鉛を張り付けても、これまでの45インチ感覚で降りきれて、つまり…

●0.5~1インチの長尺化がしやすく、そこで5~10ヤードの飛距離UP
●なのに「長尺の扱いにくさ」が感じられず、打球が乱れない
●長尺にしないなら、お好みのシャフトを刺して、ソールのお好みの場所に鉛を5~10グラムは貼れるし
●それでも今までどおりの扱いやすさで、鉛のぶん打球は分厚く低スピンにすることが可能
●同じタイトリストの915ドライバーに比べ、球が捕まりやすく、打点(スイートスポット)が明らかに広い(特にフェース下部)

というメリットがあるドライバーです。
くわしくは下記の「試打インプレッション」をご覧ください。

ドライバー飛距離ランキング 

8位 テーラーメイド SLDR 460 ドライバー ツアー支給品

「ツアー支給モデルは飛ぶの当たり前だろうが…」という声が聞こえてきそうなんですが、その通り! やっぱ2008年に改正されたSLEルール(COR)の反発係数0.830のギリギリまでフェースを削ったドライバーは飛びますね。飛ぶし、ルール適合だし、入手も不可能ではないならば、むしろ載せるべきではないかと思って載せました。

で、いまごろなんでSLDR? って声も多そうですが、私ね、このドライバー古いモデルだけど、やっぱ飛ぶと思うんですよ(M2とそんなに変わる?)。ハッキリ言って名器ですよ。平均飛距離240くらいの筆者ですが、このクラブでは地元の練習場の250Y先のネットに何度かダイレクトに当たっておりました。一見シャローに見えても実はフェースがディープなぶん、「どうやって打っても棒玉」。げんこつでぶん殴るような飛びです。
むしろヘッドスピードをもっと出して(叩いて)「スピン量をもうちょい増やしたほうがいい数値になるにかな?」と思う球もたまに出ます(でも「おじぎ」は絶対しない)。なので使用したゴルフクラブのロフト角は10.5度でしたが、それ以下はむしろ私にはむずかしい…。

2015年時点(つまり去年)での私の所感を書かせていただくならば…、
今、いちばん飛ぶドライバーというのは、「テーラーメイドのツアー支給品」ではないでしょうか?
2008年のSLEのルール改正後、2013年くらいまでは大手メーカー各社とも「どうやって飛ばすか」で右往左往してたところがあり、その間に「地クラブ系」のドライバーが、フェースを反発係数ギリギリまで削った状態で商品を流通させてたので、そのほうが飛びました。
一時は私も「有名メーカーのドライバー、使えなくね?」とすら思っておりました。

でも2013年くらいから、RBZとかSLDRとかの「浅重心」だとスピン量が減って飛ぶということがわかってからは、その時点で「飛ぶ」という噂の地クラブと肩を並べる存在となり、さらにツアー支給品の「ギリギリ反発係数」だと、さらにその上を行くことを何度か体験して「考え方」が変わりました。
キャロウェイのツアー支給モデルはまだ打ったことありませんが、これら「巨大メーカー」の技術開発力(つまり資本)はバカになりませんね。莫大な予算をかけて自動車の衝突事故シミュレーターと同じような技術でボールの「飛ばし」について日々研究して進歩を続けております。「最適のバランスで(フィーリングで)ヘッドを設計する」「フェースをルール限界まで削って出荷する」という地クラブの戦略だけでは、もう届かない域に入ろうとしている気がいたします。とにかくツアー支給モデルは、スピン量のバランスを崩すことなく、うまく仕上がっています。

このモデルの特徴を一言で言えば、
まず、楽。そして「とにかく棒玉製造機」ということでしょうか。
だから、余計なこと考えずにダスティン・ジョンソンみたいにどんどん振り切れるし、どんどんヘッドスピードも上がってゆく。

9位 
9位 JBEAM FX BM-435 ドライバー

本日もドライバーを試打しまくってきました。GIGAとかアキラとかBALD(バルド)とかMIRAI(ミライ)とかも打ちました。
B
ALD(バルド)は、ちょい古モデルしか打てなかったのですが、それでもいい感触だったので、いくつか試打比較ののち、ランクインするかもしれません。(ガラーンという打感ですね)

で、
いろいろ打ったあとに「最後に、ためしに」と思って2009年発売の地クラブ飛びドライバーの「元祖」JBEAM FX BM-435 ドライバーを打ってみたら、あら大変。

なんなんですかね。このドライバー。化け物ですか?
なんで、飛ぶんですか?
2009年の発売ですから、この8年間の技術の進歩って、いったい何だったんでしょうか? 「魔法」ですか?

私が思うに、この「飛びの魔法」、ジェービームさん自身もよく把握できていないんじゃないでしょうか? だって今年(2017年)の4月15日の女子LPGAツアーKKT杯バンテリンレディスオープンを見てたら、まだこのドライバー使ってる人2人いましたもんね。

で、
以前、ゴルフ雑誌のライターをやってた時にマーク金井さんから教えてもらったことを思い出したんですよ。
「奇跡的偶然が成し得た設計バランスの妙。《名器》にはそれがある。後発モデルだからといって、前作を必ず上回るわけではない」とね。
テーラーメイド 07バーナーTPドライバー、テーラーメイドVスチールFW、同じくキャロウェイ ビックバーサ スチールヘッドFW、キャロウェイ X-14アイアン。最近ではRBZの初代なんかも「2代目が越えられなかった名器」になるんでしょうね。

…てな話はどうでもいいか。すいません。

で、JBEAM FX BM-435 ドライバー、どんなふうに飛ぶのかと言うと、
こんなふうに飛びます。

今回は、なんと5種類のシャフトで、同じヘッドを打つことができました。

で、今回感じたのは「つべこべ言わずに一直線に飛ぶ」ということ。

はい、インパクトでフェースかぶりましたチーピンでーす。とか、
はい、ダウンブローすぎスピン量多すぎでフケ上がりでーす。とか、
はい、フェースローテーション足りません初速でませんね。とか、
はい、さすがに芯を外しすぎのテンプラぎみ200Yの飛距離でーす残念。とか、

そういうのがぜんぜんない。

なので、安心して、ボールを真横からヒットして芯を喰うことだけ考えれば、自然と230くらいの飛距離は「テキトーに打ってても出る」ので、その安心感の中でさらにぶっ叩けるわけです。

このゴルフクラブはSLDR430と同じく、小さめヘッドのディープフェース。
つまり「げんこつで叩く系」なので、本来は、左右の曲がりとスピン量の安定性に欠ける筆者モトギにとっては苦手な部類なんですが、
でも、これは特別だわ。

あんま極端には曲がらず、一直線。
一直線というのは、スキューバダイビングで言うところの「中性浮力」みたいなもので、
つまり、「フケ上がらない。でもドロップもしない」という感じで、いつまでも空中に留まって、前へ前へとボールを進めてくれる感じです。GTD455と同じです。

特筆点は、ギア効果を減らすためにフェース上部を狙いすぎてテンプラぎみになった時。
普通なら200ヤードくらいにポトリと落ちるはずのボールが、「まだ落ちない、まだ先に進んでる!」みたいに、長い滞空時間の末に230ヤードくらいは稼いでくれること。

ヘッドスピードが22以下だと、打球音に「ピンッ」って音が混じるんですけど、それを超えて叩けると「バメシッ!」っていうプロ選手みたいな音に変わるのも、めちゃ好感度高いですね。

まじ、これ欲しいかも。
ヘッド小さめだけど、「狙える」わ。
ちなみにロフト角は10.3度のヘッドで、めちゃランが稼げる中弾道でした。

…というか「ランの出ない玉」このゴルフクラブで打つことが、すでに不可能です。

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カンケーないけど「ゆるゆる日記」復活いたしましたよー。
ゴルフファンの方には、本当に関係ないけど。

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<買い>
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仮想通貨
特になし

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※今日の戦略は順張り手法を想定し、綺麗な押し目買い、戻り売りが出たらエントリー

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<8時30分>
豪)ロウRBA総裁の発言
<21時30分>
加)消費者物価指数[前月比/前年比]
加)消費者物価指数【コア】[前年比]
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